【市販コスメの成分を考察】 薬用ユースキンS ローション 150ml

大分遅れておりますが、
2015年上半期amazonアフィリ還元企画
「買っていただいた化粧品やシャンプーを、変態エステティシャンが考察なんぞしてみるよ!」
ラストでございます。
薬用ユースキンS ローション 150ml (敏感肌用 保湿ローション) 【医薬部外品】 -
薬用ユースキンS ローション 150ml (敏感肌用 保湿ローション) 【医薬部外品】 –
薬用ユースキンS ローション 150ml
752円

※2016年7月amazonでの価格
使用感で化粧品を選ぶことが多い、まさに一般の方向けの製品!

成分見て行きます。
医薬部外品なので有効成分とその他の成分が分かれております。
有効成分
グリチルレチン酸ステアリル
酢酸トコフェロール
その他の成分
トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル
イソノナン酸イソノニル
バチルアルコール
イソステアリルグリセリルエーテル
ベヘニルアルコール
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)
メチルポリシロキサン
d-δ-トコフェロール
L-アルギニン
水素添加大豆リン脂質
ホホバ油
油溶性カモミラエキス
トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル
濃グリセリン
1,3-ブチレングリコール
シソエキス(2)
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット
パラベン
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体
精製水
これは面白い! こういう製品ははじめて見たかもしれません。
業務用の化粧品では絶対にない発想だと思います。
まず、有効成分のグリチルレチン酸ステアリル強い抗炎症作用と、抗アレルギー作用などを持つ成分。
酢酸トコフェロールは合成ビタミンEで、血行促進作用を持ちます。
お手ごろ価格の薬用化粧品は、多くがこのあたりの成分が有効成分なので、これ自体はそんなに珍しいわけではないと思います。
驚いたのは……
ローション(化粧水)なんですが、基材が水じゃなくて油性成分なんですよね。
こりゃ、たまげた。
肌の水分量を増やすような成分はN-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)、L-アルギニン、水素添加大豆リン脂質、濃グリセリン、1,3-ブチレングリコールなどが入っていて、
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)、水素添加大豆リン脂質なんかは、保湿剤の類のなかでも特にスグレモノといって良いタイプと思いますが、乳化剤の表示位置などから、相当入っている量は少なそう。
水分量を増やすというよりは、油性原料でごっつり肌を覆って、守る、油分でフタをして保湿という、やや古めの保湿の発想が主かと思います。
いずれもさらっとして、軽いテクスチャーの油性原料が使われているようなので、使った直後はべたつかず、しっとりしたような感触になるのではないかと予想。
実物を手にとってないので、あくまでも成分を見たイメージですが、
利用に適した方は、
・女性
・50~60代以降(皮脂の分泌がかなり落ちている方)
・あまり美容に興味はなく、肌がかゆくなったりしなければいい
・化粧品のアイテム数はなるべく抑えたい
かな、と思います。
皮脂量の十分な年代(10代~30代、40代は個人差が大きい)では、表面はヌラヌラなんだけど、なんだか肌がしんなりして、乾燥している気がする──という風になりやすいと思いますし、この後に美容液やクリームを重ねるとなると、その意義から考える必要があると思います。
美容液やクリームは肌を健やかに保つため、というよりは、シミを防ぎたい(薄くしたい)しわやたるみをケアしたいなど、美容的効果を期待して使うことが多いと思うので。
シンプルかつ、古典的な発想で、最低限のスキンケアを施したい方にはちょうどよいアイテムかもしれません。
使ってないけど!!!
————————-
以上、駆け足で2015年上半期分をお送りしました。
アフィリでいただいた報酬で市販のシャンプーや化粧品のテストをしています。
いつもご協力ありがとうございます。
amazonさんでコスメやシャンプーをお買物の際は、ぜひ私のリンクを通ってどうぞ♪

お求めいただいたものは分かりますが、個人を特定(想像)できるような情報は、一切私には伝わりませんよ。
大容量の食料品を割りとコンスタントにお求め下さっている方がいらして、ありがたいなぁ……(食料品は紹介料が割高なので)
と、思うとともに、
飲食業の方なのかしら…
などと思いを馳せております。
うかがえる範囲内だったら、お邪魔したいのになぁ。

意外と多い?! 日焼け止めの正しい使用量

紫外線が強い季節になってきました。
今日は「日焼け止め」の適切な使用量について改めて書きたいと思います。


日焼け止めの適切な使用量ってどのくらいかご存じでしょうか。


環境省の紫外線環境保健マニュアルによると、日焼け止めの塗る量は「一円玉大」とあります。


また、一般的には「パール粒二つ分」という言い方をしたりします。


一円玉大にしても、パール粒二つ分にしても、文章でみるとピンときにくいと思うのですが、実際に手に取ってみると案外多めの量であることがわかります。


しかも、この適量にはきちんとした裏づけがあるのです。



SPF値(と、PA値の意味)については過去にこちらで書きましたが、SPF値の測定は実際に人間の背中を使ってテストされるそうです。その際には1平方センチメートルあたり2mgと決まっています。


つまり、日焼け止めの適量とはそれから逆算された量ということです。


日本人女性の平均的な顔の面積は400平方センチメートル程度といわれています。


1平方センチメートル=2mgなので、400平方センチメートル=0.8g
ということになります。


ちょっと文章だけだとイメージしにくいので、実際にやってみることにしました。


エステ用フェイスシートで確認! 顔の面積
uvcream-2.jpg
施術用のシートマスクというのは、たぶん、一般的な顔の面積を目安に作られていると思うのです。


実際に使っている体感としてはそんな感じ。


ということで、てっとり早くフェイスシートの面積を出してみることに。


長軸と短軸の半径を測り、楕円の面積を求める公式に突っ込んでみたところ、392.699……ということで、おお! 本当にほぼ400平方センチメートルでした。


400平方センチメートルの適量、0.8gはこのくらい
uvcream-1.jpg
ちょっと見た目悪くてゴメンナサイ。


震える手で微調整繰り返しながら、写真を撮ったらとてもお粗末なことになりました。


このリアルさを感じていただけたら……


やっぱり、かなりの量ですね。


0.8gを腕に伸ばしてみた
uvcream-3.jpg

こんな感じ。


白っ!! しっろ!!!


ざっくり測った感じだと、伸ばした箇所だけではとても400平方センチメートルはありませんでしたが、手首から肘下まで伸ばしてこんな感じですからね。


顔に塗った場合も想像に容易いのではないかと。


相当白いし、厚塗りですよね。


世の女性が実際に塗っている日焼け止めの量は適量の1/4程度というデータもあるようです。


適量を塗ろうとすると、↑こんな感じなわけですから、普段いかにうす塗りになってしまっているか、分かりますね。


今回、テストに使った日焼け止めは、プチプライス&肌にやさしいノンケミカル処方で大人気「パックスナチュロンUVクリーム」です。


パックスナチュロン UVクリーム(日焼け止め) 45g SPF15/PA++ -
パックスナチュロン UVクリーム(日焼け止め) 45g SPF15/PA++ –

こちらの製品、SPF15 PA++ ですが、表記されているとおりの性能(SPF15=約5時間サンバーンを遅らせる)を引き出すには、このくらいの厚塗りが必要なわけです。


うーん…どうだろ……


肌を守るだけでなく、見た目も気にする必要がある女性にはあんまり現実的な使用量じゃない、かな?


個人的にはそう思います。


日焼け止めをうまく活用するには、現実的に可能な範囲で塗り広げ、紫外線を浴びやすい頬骨周辺や鼻の頭は重ねづけします。


その上にパウダーファンデーションやおしろい(ルースパウダー)を重ねるとさらに良し。


ノンケミカルタイプ(紫外線吸収材不使用・紫外線吸収材フリー)の日焼け止めに使われている、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化鉄などの紫外線散乱剤は、ファンデーションやおしろいの「色粉」です。


パウダーファンデーションやおしろいにはもともと紫外線を反射する働きがあります。


この反射力というのは存外にあなどれないようで、わずかに残っていたファンデーションが医療用レーザーの光を反射した、という皮膚科医の証言もあるくらいです。


また、日焼け止めだけ塗っていた人よりも、ファンデーションだけ塗っていた人の方が、肌への紫外線の影響が少なかったという研究もあるようです。


結論:
頬骨回りや鼻のてっぺんの重ね塗り+パウダーファンデーションやパウダーの重ねづけ、さらに、小まめなパウダーの塗りなおしで、賢く紫外線対策をどうぞ。


オマケ:人気のプチプラノンケミカル日焼け止め「パックスナチュロン UVクリーム」について


紫外線吸収剤使用タイプに比べ、肌へやさしいものの、ややお高めの製品が多いノンケミカルタイプの日焼け止め。


にも関わらず、こちらはプチプライス、さらに石けんで落とすことができ、ブランド自体も肌へ優しいイメージがあるようで大変人気の製品のようです。


まさに昔ながらのノンケミカルタイプの日焼け止めといった感じの、シンプルな組成で、かなりこってりしたクリーム。撥水剤が含まれていないため、巷の口コミどおり、石けんだけでさらっと洗い流せます。(あれだけ厚塗りしたワタクシの腕も、石けんで本当に洗い流しました!)


ただ、美容的な意味で大人の女性がメインの日焼け止めとして使用するには、今回ご紹介したとおりやや現実味がないくらいの厚塗りが必要なため、あまりお勧めできません。


最近のノンケミカルタイプは使用感や白っぽさがずいぶん改善されていながらも、高いSPF値をたたき出している製品もありますので、ご予算に余裕があればそちらの方がやはりお勧めかな~と。



uvcut-1b.png
両方ともノンケミカルタイプの日焼け止め。


Aは一般向けメーカー 35g 1,036円
Bは業務用メーカーの一般向け製品 50ml 2,592円


※Bは数多くの日焼け止めを試用してきた結果、現在も個人的には一番お勧めの製品。成分、性能、コストパフォーマンスともに最強


ご予算に余裕がないようであれば、こちらの製品を塗るだけで対策するよりは、パウダーファンデーションを塗った方が現実的にはUV対策効果が高いかもしれない…と思います。


クレンジングすることが大変で別に白っぽくなっていても問題のない、お子さん向けの日焼け止めとしてはとっても良いと思います。


お子さんはバリア機能が未熟なので肌荒れすることが多いですしね。


化粧品メーカー出身の方は、紫外線吸収剤は規定量が守られていれば安全とおっしゃいますけれど、やはり皮膚科の先生は「肌に負担」という見解の方が多いですし、環境省の紫外線環境保健マニュアルでも「まれにアレルギーを起こすことがある」という記述がされています。


エステティシャンの現場経験からいっても、ノンケミカルタイプを使用している人の方が、トラブルは少ないかなぁ…と。


以上オマケでした。

【2015年上半期アフィリ還元・コスメ&シャンプーの成分を考察】 ロッシモイストエイド 馬油スキンクリーム

 2015年上半期amazonアソシエイト還元企画その5です。(大分のびのびのーびーになっててゴメンナサイ)
*2015年上半期amazonアソシエイト還元企画とは?
 まー、端的に言いますと…
 いつもサンプル収集の資金源になっているアフィリご協力に感謝。
 お礼にエステティシャンの得意分野である化粧品、美容機器などについて皮膚科学的視点からちょっくら考えてみるよ! ということです。
ロッシモイストエイド 馬油スキンクリーム 220g -
ロッシモイストエイド 馬油スキンクリーム 220g –
ロッシモイストエイド 馬油スキンクリーム 220g
345円

※2015年9月amazonでの価格
amazonのボディクリームカテゴリ ベストセラー1位の力やいかに

成分見て行きます。

セタノール
グリセリン
パルミチン酸イソプロピル
アラキルアルコール
ステアリン酸
BG
ベヘニルアルコール
ミリスチン酸オクチルドデシル
ポリソルベート60
スクワラン
ステアリン酸ソルビタン
馬油
アルギニン
尿素
ジメチコン
モモ葉エキス
デヒドロ酢酸Na
EDTA-3Na
アロエベラ液汁-1
エタノール
メチルパラベン
プロピルパラベン
フェノキシエタノール
香料
成分見て行きます──── って、書いたんですけど。
お値段から察すると、ほとんど水とセタノールなんじゃないかなぁ………。
セタノールというのは、鯨ロウや油、ヤシ油、牛脂などを原料にしたロウ状の固体で肌に対しては一応エモリエント作用があるということですが、まあ、要は基材です。
※基材=もとになるもの。化粧水や美容液の場合は水のことが多い
ちなみに、嫌われ者のラウリル硫酸Naやパラベンと同様に旧表示指定成分です。
美容成分と言って良いのは、
・グリセリン
・BG
・スクワラン
・馬油
・アルギニン
・尿素
・モモ葉エキス
・アロエベラ液汁-1
水、セタノールという基材につづき、成分表示前半部に硬さや伸びを調節する成分やら、乳化剤やら、可塑剤やらがどどどーんと続いています。
まあ、それ自体は「クリーム」という製品の特性上珍しいことではないと思うんですけど、お値段から考えると、これら美容成分の濃度は相当薄いんではないかと。
製品にデカデカとついている「馬油」自体は大変良い美容成分です。
馬油に含まれる馬セラミド(セレブロシドともいう)が角質層にまでしみこんで、サンドイッチ状に水分を保持すると言われているので、水を蓄える作用と肌表面に膜を張る作用と両方持っているのです。
まあ、馬セラミドを使いたいのなら、それ単体で含む化粧品や高濃度で含む化粧品もあるので、そっちの方が効率は良いですけど。
保湿成分として有名な尿素の表示もあります。
尿素は人が元々持っている水分蒸発を防ぐ働きを担う、天然保湿因子の一種で、角質を柔軟にする作用と保湿作用があります。
だたね… この製品に関しては、どの成分も気持ち含まれている、という程度だと思うので今挙げたような効果がこちらの製品を使用して実感として得られるかというと、難しいんではないかと思います。
だって──── 220gで345円なんすよ。
ジョン○ン&ほにゃららとか、ニベ○はおろか、白色ワセリンよりお安いんではないかと。
私が店でお客様に使うボディクリームなんて、250g 5,460円ですよ。
そら、保湿力も香りも大層良いですが、そんなの当たり前ですよ!!!
値段が13倍も違うんだから!!!!!
すみません。
脱線した挙句、ひどく取り乱しました。
ええと、話を戻してこちらの製品についてですが、特に成分的にすごく良いってことはないと思います。
お値段相応の効果と、働きなんじゃないかと予想。
じゃあ、意味がないのかっていうとそんなことはありません。
ボディは皮脂量の少ないところなので、何も塗らないと皮脂による守備が不足して顔や頭皮に比べると簡単に肌荒れを起こしやすいんです。
今まで何も塗ったことないけど、冬場、脛が粉を吹くようになってきた。
とか、
化粧品なんぞにお金は使っていられん。しかし、肌がかゆすぎる。
とか──────
そんな時はとりあいずこちらを塗ってみたら良いと思います。
エステティシャンの臨床的感覚でいくと、セタノールは若干荒れたりする人が多い印象はあります。
ラウリル硫酸Naやパラベンなんかよりも、リアルに「お前が犯人(物)だろ?!」と、感じることが多いです。
使ってみて、変な感じがしたらお止めになってくださいまし。
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皮膚科学に基づいた視点から、お一人お一人の肌の状況と目指す肌に合わせたスキンケアを、メールカウンセリングでご提案しています。成分を見て10メーカー、30製品以上からお選びしています。
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【2015年上半期アフィリ還元・コスメ&シャンプーの成分を考察】 カウブランド 無添加 泡の洗顔料

 2015年上半期amazonアソシエイト還元企画その4です。
*2015年上半期amazonアソシエイト還元企画とは?
 ざっくり言うと、amazonアフィリにご協力感謝。
 エステティシャンの得意分野である化粧品やシャンプー、美容機器について成分面や機能面からだらだらと書いてみるよ!
 ということです。はい。
カウブランド 無添加泡の洗顔料 本体 200ML
442円

※2015年8月amazonでの価格
518gPm2TBWL._SL1100_.jpg
低刺激性に嘘偽りなし。ただそれが肌に良いかどうかは別問題。
成分見て行きます。

DPG
ラウロイルメチルアラニンNa
PEG-240
PEG-400
ラウリルベタイン
スクワラン
PCA-Na
ラウリン酸
洗浄剤の主は、ラウロイルメチルアラニンNa。低刺激性のアミノ酸系界面活性剤です。
保湿剤、柔軟剤、溶剤としてDPG(プロピレングリコール)、PEG-240、PEG-400(ポリエチレングリコール)
それに皮脂と馴染みのようスクワランと、天然保湿因子で優れた吸湿性を持つPCA-Naが入っています。
表記のとおり、防腐剤、香料、品質安定剤などは入っていないですし、特に肌に刺激となるような成分も一切入っていません。
謳い文句どおりの、低刺激性で肌へやさしい洗顔料だと思います。
だがしかし、肌にやさしい=肌に良い は必ずしも成り立ちません。
洗浄剤がラウロイルメチルアラニンNa、補助的にラウリルベタインという組み合わせに、さらにスクワランが入っていますから、きめ細かいぺったりした泡で、洗い上がりはぬるっとするんじゃないかと思います。
皮脂過多傾向の人には、洗浄力が不足する心配があります。
皮脂を取り過ぎないことは重要ですが、残し過ぎないことも案外と大切です。
皮脂は油なので酸化しますからね。
美容的にはしっかり洗って、しっかり補う。これがベストです。
この洗顔料の後に、油分依存の保湿ケアをしていると、水分量は低下してしんなりした肌に、表面はテカテカぬるぬる、ざらつき、くすみがあって透明感がない…ということも有り得るかと。
洗顔料のチョイスは肌の状態と、その後のスキンケアとのバランスを考えることが重要です。
「低刺激」「優しい」という文言は魅力的に映るかもしれませんが、ご自身の肌質やスキンケアを踏まえて選んだ方が良いと思います。
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【2015年上半期アフィリ還元・コスメ&シャンプーの成分を考察】 ディズニープリンセス フレグランスミスト クリスタルソープ

 2015年上半期amazonアソシエイト還元企画その3です。
*2015年上半期amazonアソシエイト還元企画とは?
 ざっくり言うと、amazonアフィリにご協力感謝。
 エステティシャンの得意分野である化粧品やシャンプー、美容機器について成分面や機能面からだらだらと書いてみるよ!
 ということです。はい。
ディズニープリンセス フレグランスミスト クリスタルソープ 50ml (ボディ&ヘア化粧水)
594円

※2015年7月amazonでの価格
ディズニープリンセス フレグランスミスト クリスタルソープ 50ml (ボディ&ヘア化粧水) -
ディズニープリンセス フレグランスミスト クリスタルソープ 50ml (ボディ&ヘア化粧水) –
成分がどうこうとか言うのは、ナンセンスな気がする・・・。
雑貨扱いではなく、化粧品扱いのようなので一応全成分を記載し、見てみます・

エタノール
香料
ヒアルロン酸Na
グリチルリチン酸2K
以上です。
香料の表示位置と、「フレグランスミスト」という名称に象徴されるように、ほぼ水とエタノールかと思います。
エタノールは抗菌作用とともに、肌に対してはさっぱり感を作り、引き締めて乾燥させる効果を持ちます。
ヒアルロン酸Naはスポンジのように水分を保持する大変すぐれた保湿成分ですが、濃度が高いと粘度が増しますし、肌や髪につけたときに独特のぺたぺたした質感を生みます。
そのため、こういうスプレータイプの化粧水にはあまり向いていないので、ほんの少し、気持ち程度で含まれているぐらいではないかと。
ただ、冒頭でも書きましたが…
ボトルデザインや名称に象徴されているとおり、こういう製品について美容効果とか成分とか言うのは、ナンセンスですよね。
わあ、かわいい!
と、若いお嬢さんがボトルを手にとって、シュッシュして香りを楽しむ。
それでいいと思います。
大人がスキンケア目的に使うのは、ちと厳しいです。
————————–
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<美容液> ドモホルンリンクル 美活肌エキス

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ドモホルンリンクル 美活肌エキス(医薬部外品)
30ml 10,800円

年齢化粧品、高級化粧品の二大巨頭のひとつ、ドモホルンリンクルさんです。
もう片方はアレです。
桃井かおりさんと綾瀬はるかさんがコマーシャルされている…

アイデンティティーが確立されている…ッ!!
成分見て行きます。
有効成分 L-アスコルビン酸2-グルコシド
その他の成分
水溶性コラーゲン液-ST・オタネニンジンエキス・卸種人参発酵液・イレシネウェベルバウエリ花/葉/茎エキス・チューリップ花エキス・ピンピネラサキシフレイジエキス・海藻エキス-5・甘藷発酵エキス・党参抽出物加水分解液・ビサボロール・アルニカエキス・シーグラスエキス・エンドウ抽出液・イリス根エキス・ゲットウ葉エキス・アロエエキス-2・オウバクエキス・甘草フラボノイド・エリスリトール・アルギニン・天然ビタミンE・植物性スクワラン・フィトステロール・水添大豆リン脂質・水添大豆リゾリン脂質・ヤシ油脂肪酸アシルアルギニンエチル・DL-PCA塩・ステアロイルグルタミン酸Na・親油型ステアリン酸グリセリル・アルカリゲネス産生多糖体・キサンタンガム・グァーガム・クエン酸・クエン酸Na・濃グリセリン・BG・精製水・カワラヨモギエキス・チョウジエキス・グリセリン脂肪酸エステル・ラウリン酸ポリグリセリル・ローマカミツレ油・ノバラ油・ラベンダー油
 薬用表記なのはVC誘導体の一種、L-アスコルビン酸2-グルコシドが規定量入っているためですね。
 L-アスコルビン酸2-グルコシドはアスコルビン酸(ビタミンC)にグルコースを結合させたビタミンC誘導体です。
 安定性の悪さがネックなVCですが、こちらは表皮や真皮内で酵素によって徐々に分解されてアスコルビン酸になるため、安定性と浸透力が高まります。
 …が、VC誘導体の中では特別に優れたタイプではないかと。ちょっと古いんです。
 今はAPPS(パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)やVC-IP(テトラヘキシルデカン酸アスコルビル)というVCの欠点をほとんど払拭したようなVC誘導体がいますからね。
 この製品の最大の特徴は有効成分のVC誘導体ではなく、基材が「水溶性コラーゲン液-ST」であること、そして独創的な植物エキスが多数含まれていることだと思います。
 その他の成分のトップが、「水溶性コラーゲン液-ST」です。
 これは、多くの美容液や化粧水が基材(美容成分を混ぜるベース)が水であるのに対し、保湿剤そのものである水溶性コラーゲン液が基材となっているという証で、水ベースのものに比べると高い保水効果が期待できます。
 これは本当に高級化粧品しかできないこと。
 ちなみに、SK-ピーの化粧水は基材が「ガラクトミセス培養液」です。さすが二大巨頭。
 植物エキスと植物由来成分は、
・オタネニンジンエキス
・卸種人参発酵液
・イレシネウェベルバウエリ花/葉/茎エキス
・チューリップ花エキス
・ピンピネラサキシフレイジエキス
・甘藷発酵エキス
・党参抽出物加水分解液
・ビサボロール(カミツレ由来の薬剤)
・シーグラスエキス
・アルニカエキス
・エンドウ抽出液
・イリス根エキス
・ゲットウ葉エキス
・アロエエキス
・オウバクエキス
・甘草フラボノイド
・植物性スクワラン
 と、アロエエキス(保湿)、オウバクエキス(抗炎症)、ゲットウ葉エキス(コラーゲン、表皮ヒアルロン酸合成促進作用)のような一般的な成分から、データベースで検索をかけると、ドモホルンリンクルさんしか採用していないという、とんでもない独創的な成分も含んでいます。
 正直に申し上げましょう。
 お約束していたドモホルンリンクルさんの製品考察が遅れたのは、完全にこの植物エキスのせい です。
 いくら資料をひっくり返しても、google先生に聞いてみてもよく分からん成分があるんです。
・イレシネウェベルバウエリ花/葉/茎エキス
・チューリップ花エキス
・ピンピネラサキシフレイジエキス
 この辺が皆そうです。
 一応Wikipediaという禁断の情報源から入手したものによると、
 チューリップ花エキス=皮膚細胞でのコラーゲン合成促進効果※富山県産チューリップ限定
 ピンピネラサキシフレイジエキス=抗酸化作用と美白作用
 ということらしいのですが。
 それじゃあ同じコラーゲンの産生促進効果をもつVCと比べてどうなの?
 VCの125倍の抗酸化作用を持つフラーレンと比べてどうなの?
 美白作用ってメラニンの生成抑制なのか還元作用なのか、排泄促進なのか、はたまたそれらの働きを持つ代表的な成分と比べて同濃度の場合どのくらいの働きなのよ?
 という疑問も残ります。はい。
 
 ただ、まあ、逆説的になりますけど…
 優れた美容効果を持つ成分は多くのメーカーが使いたがるので、そうならないってことはそういうことなんではないかと。
 あとですね、この製品、30ml10,800円と市販品にしてはお値段が高めな製品ですが、その価格を押し上げている一因は
・オタネニンジンエキス
・卸種人参発酵液
 植物(由来)エキスの中でも、この二つの成分の含有量が高いことかな、と思います。
 オタネニンジンエキスは朝鮮人参(高麗人参)のエキスで、肌あれ、小じわ、ニキビ、脱毛、フケ防止などに効果があると言われています。
 朝鮮人参が高価なものであるのは誰もが知っています。そら、原価が高いでしょうね。
 ちなみに肌荒れ、小じわ、ニキビ、脱毛、フケ防止などに効果があると言われていますが、皮膚でどのようなプロセスを経てそのような作用を起こすのかは私の手持ちのどの資料にも書いていません。
 皮膚科学的に考えると、肌あれと小じわは肌で起きていることが違うので、それを両方賄うとなると、けっこう大雑把な話だな…と思わなくもありません。それ以前に肌あれの定義ってなんだ、という疑問も浮かびます。
 そう、何だかふわっとした話しなんですよね。植物エキス群はたいてい、こういうふわっとした話に着地しがちです。
 他に着目すべきは、二大巨頭のもう片方もそうなんですけれど、割りと早い段階で「発酵液」というものをスキンケアに取り入れたことでしょうか。
 発酵液や酵母は近年の化粧品ではかなり増えていますが、ドモホルンリンクルさんとSKピー はかなり早い段階で取り入れていたようなのですね。当時は、本当に前衛的な考え方だったんじゃないでしょうか。そういう意味では両ブランド共パイオニアなのですよね。
 酵母とか発酵液に関していえば、アミノ酸類を多数含むため角質肥厚の予防、水分蒸発を防ぐという意味での保湿、という効果が分かっています。
 …が、スキンケアという意味で広い視点で捉えると、角質肥厚を防ぐよりはできてしまったものをフルーツ酸やグリコール酸で溶かした方がよいし、保湿という意味でもがっつり水分を蓄えるヒアルロン酸や、蓄えた挙句逃さない角質細胞間脂質(セラミドやセラミド様物質)の方に分があるように思います。
 ずいぶんまとまりがなくなってきていますので、そろそろまとめます。
 こちらの製品、目指している場所もよく分かるし、しかも徹底されている。
 そして、化粧品業界を牽引してきたパイオニアとして敬意を払いたいような気持ちにもなる。
 ただやはり、美容効果、スキンケアアイテムとしての機能という意味では、30ml10,800円の価値があるかは疑問。
 というのが正直な印象です。
 30ml10,800円の美容液を毎日のスキンケアに採用できるのなら、もっと科学的に効果がよく分かっていて、多くのメーカーが採用している素晴らしい成分群を高濃度に含む製品を使えてしまうのですよね。
 一番残念なのは、やっぱり角質細胞間脂質(類似成分を含む)を全く含んでいないことでしょうか。
 そうですね、機能性云々とかって言うよりは、
 
 植物の力を信じているッッ!!!
 植物を愛し、植物とともに生きていく!!!!

 という思想や哲学をお持ちの方には強くお勧めしたいです。
 コラーゲンすら鱧由来のものを使っているようですし、スクワランに至ってはわざわざ植物性スクワランを採用している徹底ぶりです。
 植物性スクワランはオリーブオイル等の植物油に微量含まれているものからわざわざ精製するので、ひどい手間のかかる成分です。
 この辺は本当に素晴らしい突き詰め方だなと思います。
 フィト偏重の化粧品は機能性がかなり低いものが多いですが、この製品は皮膚科学に忠実なタイプの製品と比べると多少見劣りはしますが、それでも機能性もそれなりに備えているので本当に珍しいし、唯一無二の製品かもしれません。
 これが老舗のブランド力ということか。
 敬服します。
ドモホルンリンクル 美活肌エキス(医薬部外品)
30ml 10,800円

主観的な評価
満点は★5つ
機能 ★★★
使用感の予想 ★★★★
コストパフォーマンス ★★
———————————-
総合 ★★★
 
 ドモホルンリンクルは一体何歳くらいをターゲットにしている化粧品なのか、という話しをちらほら見たり聞いたりしますが、私が成分を見た印象としては40代半ば以降ぐらいの方かな、と思います。
 シリーズ全てに油性原料を含んでいる反面、本文中でもちらっと触れましたが保水成分は控えめなのですよね。
 なので、皮脂量はまだまだ十分だけど水分量の低下が目立つ30代の方が使うと、表面はぬらぬら肌そのものはしんなり、という状態になりやすいように思います。
 ちなみに…ドモホルンリンクルシリーズの中ではこの美容液が一等良いです。
 SKピー シリーズはシリーズ内に限っていえば、化粧水が良いですけれどね。
 このあたりはまた後日詳しく。
 
 
 
 
 
 
 

<日中用乳液> ソフィーナボーテ UV乳液しっとり

花王ソフィーナ ボーテ(SOFINA beaute)UV乳液32g しっとり SPF30 PA++++ [ヘルスケア&ケア用品] [ヘルスケア&ケア用品] -
花王ソフィーナ ボーテ(SOFINA beaute)UV乳液32g しっとり SPF30 PA++++ [ヘルスケア&ケア用品] [ヘルスケア&ケア用品] –

ソフィーナボーテ UV乳液しっとり SPF30 PA++++
32g 希望小売価格 不明
流通価格 2,322円~3,024円程度

全成分
水・ジメチコン・シクロペンタシロキサン・酸化亜鉛・グリセリン・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル・エタノール・水添ポリイソブテン・タルク・PEG-12ジメチコン・BG・ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル・セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド・ショウガ根エキス・ユズ果皮エキス・ユーカリエキス・ローズマリー葉エキス・アスナロ根エキス・トリエトキシカブリリルシラン・(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー・メチコン・ポリシリコーン-9・香料


乳液は過去の化粧品となりつつあり、美容液やクリームに比べるとコストに見合った美容効果が期待できない(水+油性原料+大量の乳化剤という組成で、表面のしっとり感しか生まないため)ので、乳液を考察することはあまりないのですが、サンケア製品のニーズが高まる季節ということで、UV乳液というものを取り上げてみます。


そもそも、UV乳液や日中用乳液というものは何でしょうか。


「UV」や「日中」という言葉が示すとおり、昼間に使用するための何らかの紫外線防止剤が含まれるタイプの乳液のことです。 紫外線防止剤が含まれる化粧品では他に、「日焼け止め」「化粧下地」などがあります。「乳液」という名前が、日焼け止めや化粧下地に比べると何らかの美容効果が付与されているようなイメージを与えるかもしれませんが……


 実際のところ、そうでもありません。

最近は日焼け止めにも保湿(ヒアルロン酸、BGなど)や美白(VC誘導体、アルブチンなど)等の美容成分が含まれていることが多いです。成分の違いというよりは、日中乳液は日焼け止めよりも質感が軽めに出来ている傾向があるように思います。

一昔前の基礎化粧品は化粧水と乳液がツートップだったので、乳液のクリームよりも軽く、化粧水よりもこってりとした独特なテクスチャーのファンは根強いようです。


前置きが長くなりましたが、「ソフィーナボーテ UV乳液しっとり」の成分を見て行きます。


紫外線防止剤は以下のとおり。


酸化亜鉛…紫外線散乱剤(紫外線を反射して防止する)
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル…1960年代開発のUV-B対応の紫外線吸収剤。配合上限20%
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル…UV-A対応の比較的新しい紫外線吸収剤。配合上限10%

保湿成分は以下のとおり。


グリセリン
BG
セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド

グリセリン、BGは代表的な保湿剤ですが吸湿性によって保湿する作用を持つ、穏やかな保湿剤です。セチルPGヒドロキシエチルパルミタミドはこの製品の一番のウリとなっている成分かもしれません。
 

セラミドケア成分配合※2
たっぷりのうるおいで満たし、夕方までうるおい続けます。
※2 保湿:セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド

ソフィーナボーテプロダクトページ(http://www.sofina.co.jp/beaute/products/uvcut_emulsion30.html)より引用

セチルPGヒドロキシエチルパルミタミドはセラミド1をモデルにした合成セラミドと言われています。セラミド様成分の働きの強さは以前どこかでもご紹介しましたが、同濃度と仮定した場合
ヒト型セラミド>動物型セラミド>合成セラミド・植物型セラミドと、考えられますので、成分自体の働きはさほど強くありません。

また、そもそもセラミド1は細胞間脂質の結合を強化してバリア機能の維持、向上を得意とする成分で、保水の役割を担っているのはセラミド2と言われています。


さらに濃度について着目するとセチルPGヒドロキシエチルパルミタミドはショウガ根エキスの前の表示。ショウガ根エキスとは血流促進効果が期待される植物エキスですが、配合上限1パーセント以下の成分です。これから考えると、含有量はほんのわずかかな、と思います。


バリア機能の維持・向上を主とするセラミド1の合成型であること、含有量が高いとは思えないことを踏まえると、「たっぷりのうるおいで満たし、夕方までうるおい続けます」は(理想)がついても良いくらいのニュアンスかな、と思います。

美容液成分※3をたっぷり配合
乾燥による小じわを目立たなくし※4、ハリを与えます。

※3 保湿:ショウキョウエキス、ユズエキス、ローズマリーエキス、ユーカリエキス、グリセリン
※4 効能評価試験済み

ソフィーナボーテプロダクトページ(http://www.sofina.co.jp/beaute/products/uvcut_emulsion30.html)より引用

と、ありますが、※3の成分はすべて配合上限1%以下のショウガ根エキスより後方表示。しかも、薬剤に比べると働きが穏やか(弱いとも言う)な植物エキス群です。こちらも美容成分をたっぷり配合(当社比)または(日中乳液カテゴリー対比)くらいのニュアンスでは、と思います。

ただ、ジメチコンの含有量が高いので油分不足が主な原因となる目元の小じわについては、何も塗らないに比べると大きな効果があると思います。植物エキスによる効果ではなく、この製品独自の効果でもないとは思いますけれど。


結論

セチルPGヒドロキシエチルパルミタミドという若干新しい概念の成分が微量含まれていますが、全体的には懐かしい組成の、ごく一般的な日中用乳液だと思います。他の製品に比べて高い保湿効果を得られるということは、成分を見る限りはないかなと思います。


製品名の「しっとり」は肌をしっとりさせるという意味よりは、しっとりしたテクスチャーという意味かなぁ…などと考えてしまいます。


「乳液」という存在が好きだ。愛してる!という方以外は、とりたてて使用する理由がないかもしれません。


サンケア製品としては、紫外線吸収剤を含むためお肌がデリケートな人が日常的に使用するには注意が必要かと思います。

ソフィーナボーテ UV乳液しっとり SPF30 PA++++
32g 希望小売価格 不明
流通価格 2,322円~3,024円程度

主観的な評価
満点は★5つ
機能 ★★
使用感の予想 ★★★
コストパフォーマンス ★★
———————————-
総合 ★★

本文中にちらっと書きましたが、「乳液」という化粧品は過去の産物になりつつあります。


乳液が得意とする油分などで膜を張って水分蒸発を防ぐという保湿アプローチは、古典的なものになってしまったからです。

新しい皮膚科学に基づいた保湿アプローチは、水分を蓄える・水分を逃さない・水分の通り道を整備するなどなど、複雑になってきています。


何を使っても乾燥する、とおっしゃる方がいらっしゃいますが、そんなことはありません。


年齢とともに水分量は右肩下がり、皮脂量も40代以降急激に減少しますが、保湿アプローチを多角的に行えばそれでもある程度まで肌のうるおいはうまくコントロールすることができます。

市販の化粧品はまだまだ複雑な保水アプローチを行うタイプの製品が少ないのですが、エステサロン向けの化粧品を作る業務用メーカーは結果を出さなければサロンで使ってもらえないので、良い製品を作っているところが多いです。

【2014年上半期アフィリ還元・コスメ&シャンプーの成分を考察】ココンシュペール) インナーコンフォートシャンプー エアリー&ブルーム

COCONSUPER(ココンシュペール) インナーコンフォートシャンプー (エアリー&ブルーム) 500mL -
COCONSUPER(ココンシュペール) インナーコンフォートシャンプー (エアリー&ブルーム) 500mL –
COCONSUPER(ココンシュペール) インナーコンフォートシャンプー (エアリー&ブルーム)
500mL 1,625円
全成分

ラウラミドプロピルベタイン
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル
ラウロイルメチルアラニンNa
コカミドメチルMEA
セテアレス-60ミリスチルグリコール
ポリクオタニウム-10
セリシン
シルクエキス
加水分解コラーゲン
水溶性コラーゲン
ヒアルロン酸Na
クエン酸
ポリクオタニウム-7
エタノール
EDTA-2Na
フェノキシエタノール
安息香酸Na
メチルパラベン
香料
カラメル
界面活性剤が洗浄目的としてラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドメチルMEA。
恐らく乳化目的として、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、セテアレス-60ミリスチルグリコールが含まれています。
ラウロイルメチルアラニンNaが洗浄目的では二番手、先日ご紹介した AROMAKIFI ( アロマキフィ ) ダメージケア セット ローズ & ジャスミン シャンプー 同様、準アミノ酸系くらいと考えて良いかもしれません。
アミノ酸系シャンプーが良い、という話はよく目にしますが、一体何がどう良いのか。
二つの理由が挙げられるかな、と。
アミノ酸系界面活性剤(グルタミン酸系、サルコシン系、タウリン系、アラニン系、グリシン系などがある)は全体的に皮膚への刺激が温和で洗浄力も優しいため。
もうひとつは誤解ですが、
髪が成長するために必要な栄養は「アミノ酸」
通常は毛細血管によって毛母細胞へ運ばれていますが、シャンプーに含まれるアミノ酸が経皮吸収されるかのような記述を見ることがあります。
アミノ酸が皮膚から吸収されて、髪の栄養となり、健やかな髪が育つ…なんてことはありません。
高価な製品が多いアミノ酸系シャンプーですが、メリットは皮膚への刺激が温和であること。です。
ただし、アミノ酸系界面活性剤は起泡力が弱く、流してもぬめり感が残りやすいというデメリットがあります。
なのでシャンプーに含まれる場合、大抵起泡力が強く、流したときにさっぱり感が出やすい界面活性剤と合わさっていることが多いようです。
純粋なアミノ酸系シャンプーの場合、使用感があまりよろしくないうえに皮脂量の多い30代くらいまでの女性、年代を問わず男性の場合だと洗浄力が足りない場合もあると思います。
バリア機能が十分に働いているような状態の大人の方で、純粋なアミノ酸系シャンプーを検討している方はこのあたりご注意を。
アミノ酸つながりですが、こちらの製品は保湿剤にもアミノ酸が使われています。
セリシン
シルクエキス
シルクエキスは主成分がグリシンとアラニンです。
保湿剤はその他にも、加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Naと、水分をスポンジのように抱え込むタイプの強力な保湿剤が含まれています。
皮膜形成剤もポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7がしっかり含まれています。
穏やかな洗浄力に、アプローチの異なる複数の保湿成分、皮膜形成剤… アレ? これまた良さそうな製品が出てきたな~と。
またまた使ってみたいタイプの製品です。
成分を見た印象ですが、新型のヒアルロン酸を含む 「ジュレーム」 「ディア・ジャングル モイスト」 と同じくらいのしっとり感が出そうな予感…。この2製品は洗浄力はしっかり強めなので。
前回ご紹介した、AROMAKIFI ( アロマキフィ ) ダメージケア セット ローズ & ジャスミン シャンプーと同様、皮脂量が低下しはじめていて髪質の劣化も起きている、40代以降の大人の女性におすすめの製品かな、と思います。特に髪をしっとりさせる成分が多く含まれているので、ロングヘアの方に良いかもしれません。
製品安定化、品質保持のための成分はクエン酸、エタノール、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na、メチルパラベンとやや多めの印象です。
ナチュラル志向の方には、価値観に合わないかもしれません。

詰め替え用もあるなんてステキ

秋になって、皮脂が落ち着いたら私も使ってみたいと思います。

<美容液>Obagi オバジC5 C10 C20

オバジ C5 セラム 10ml -
オバジ C5 セラム 10ml –
Obagi(オバジ) オバジ C5 10ml 希望小売価格 3,150円
全成分
エトキシジグリコール・DPG・水・アスコルビン酸・ラミナリアオクロロイカエキス(ラミナリアエキス)
アッケシソウエキス・ベタイン・アセチルファルネシルシステイン・ツボクサエキス・グレープフルーツエキス・BG・香料
オバジ C10 セラム 12ml -
オバジ C10 セラム 12ml –
Obagi(オバジ) オバジ C10
12ml 希望小売価格 4,200円
30ml 希望小売価格 8,400円

全成分
エトキシジグリコール・PG・水・アスコルビン酸・DPG・ラミナリアオクロロイカエキス(ラミナリアエキス)
アッケシソウエキス・ベタイン・アセチルファルネシルシステイン・ツボクサエキス・グレープフルーツエキス・BG・香料
オバジ C20 セラム 15ml -
オバジ C20 セラム 15ml –
Obagi(オバジ) オバジ C20
13ml 希望小売価格 8,400円

全成分
エトキシジグリコール・水・アスコルビン酸・ベタイン・ジグリセリン・ラミナリアオクロロイカエキス(ラミナリアエキス)
アッケシソウエキス・アセチルファルネシルシステイン・ツボクサエキス・グレープフルーツエキス・BG・香料
※画像は権利の問題があるため、amazonアソシエイトで利用可能な場合のみ掲載します
前回に引き続きオバジの製品、今回は美容液です。
私、必ずスキンケアに取り入れた方が良いと思う成分のひとつに「ビタミンC」を挙げます。
そのビタミンC主体の美容液がこちらのシリーズです。
まずは、ビタミンCを肌に取り入れた場合の効能を整理します。
・メラニンの生成抑制 → シミ・ソバカスの予防
・過剰な皮脂抑制 → 酸化抑制。ひいては、くすみ、ごわつきなどの予防につながる
・真皮のコラーゲン生成を促進 → しわ、たるみなどの予防
※ただし、化粧品は表皮までしか到達しない可能性が高いと考えられているので美容機器との併用が推奨
素晴らしい。
美白、抗老化を兼ね備えており、なおかつ原料が安価なので真っ先に取り入れたい成分ですなぁ。
いいことづくめのビタミンCですが、その反面大変な弱点があります。
それは、安定性が悪く、分解しやすいことです。
ビタミンCはその特徴からそのまま化粧品に配合されることが難しいと考えられています。
そのため、より安定化された「ビタミンC誘導体」が現在化粧品に使われるビタミンCとしては主流になってきています。
では、話を戻して今回取り上げた製品についてです。
「C5」「C10」「C20」いずれも、紫外線によるメラニン生成の抑制(=一般的にはこれを美白という)と、イオン導入機などを併用してより浸透させることができれば、紫外線や老化によるコラーゲンの変質を抑える働きがあり、
同時にベタイン・ジグリセリン・BGなどが含まれているので、穏やかな保湿を持つ美容液だと思います。
化粧水にも使われていた「ジグリセリン」、「PG」はグリセリンに似た軽い保湿剤で、「DPG」は同じく軽い保湿剤&製品ののびを良くし、使用感の向上に貢献します。
いずれも保湿剤の部類としては、安価な化粧水にも含まれるもので保湿効果は強くないと思われます。
面白いのは「ラミナリアオクロロイカエキス」です。新しい成分です。
海藻由来の成分で角質細胞間皮質のバリア機能を強化し、紫外線ダメージによる損傷を抑える働きがあるといわれています。ビタミンCのコラーゲン生成促進の働きと相性が良さそうです。
ただですね、コレ、一番の着目点は肝心のビタミンCがそのまま「アスコルビン酸」なことでないでしょうか。
先にご紹介しましたが、ビタミンCは安定が悪く、壊れやすい成分です。
そのため最近は
・ジパルミチン酸アスコルビル(高い安定性を持つ油溶性ビタミンC誘導体)
・ステアリン酸アスコルビル(同上。油溶性になることによってクリームなどにも高濃度配合しやすい)
・パルミチン酸アスコルビル(ビタミンCの効果と製品の抗酸化作用を併せ持つ)
・アスコルビルグルコシド(表皮や真皮で酵素によって分解されるため高い安定性を持つ)
・リン酸アスコルビルMg(同上。高い吸収率を誇る)
など、安定と吸収率がよい様々な油溶性、水溶性のビタミンC誘導体があります。
その中で、ビタミンCそのものである、アスコルビン酸はどうしても見劣りしてしまいます。
ビタミンC誘導体は改良がかなりあるので、今の最先端を「第4世代」と例えると、アスコルビン酸は「第1世代」です。
ビタミンCが製品名を象徴しているくらいなら、もう少し新しい誘導体が使われていても良いのでは… と思ってしまいます。
業務用で考えると、「アスコルビン酸」が使われたビタミンC配合と謳っている化粧品は、かなり時代遅れです。
さらに…
こちらもすでにご紹介しましたが、「ビタミンC」は本来、とっても安価な成分なんです。
それを考えると、やっぱり、こちらの美容液も割高感があります。
C5で1mlあたり、315円
C10で1mlあたり、約350円(12mlボトルで換算した場合)
C20で1mlあたり、約645円
※2013年10月現在
私が普段使っているビタミンC誘導体主体の美容液は、25ml 3,675円の業務用メーカーが作っているものですが、誘導体の種類は「リン酸アスコルビルMg」です。誘導体の世代で言うと、第2世代後半か第3世代前半くらいになると思います。
それだと、1mlあたり147円。
C5やC10とは倍くらい、C20とは4倍も違うんですよね。
他に含まれている成分も違うので、単純比較するのもどうかと思いますが、単純にビタミンCの効果を得たいという目的で使うのなら、そう考えてみても良いのかと。
使用感の想像ですが、かなり「しみる」のではないかと予想します。
ビタミンC誘導体は「しみる」ものが多いですが、アスコルビン酸そのもので、5・10・20と来ているので、かなり濃度も高い。さらに緩和させる成分もちと弱い気がするので、けっこう刺激が強いのではないかと。
肌にのせたあとはさっぱりして、ベタベタしなさそうです。
化粧水と同じで、やや作りが古い印象と、割高感を覚えます。
ちなみに、公式HPの製品情報によると、
C5→キメ、ざらつきにおすすめ
C10→キメ、ざらつき、毛穴
C20→キメ、ざらつき、毛穴、肌トーン
とあります。
キメを細かくするためには、
・肌内部の水分量を増やし、たっぷり潤わせる
・コラーゲンの量と質を維持する
上記2点が大切ですが、VCは保湿にはあまり意味がありません。
だから、VCのコラーゲン生成促進効果のことを言っていると思います。が、アスコルビン酸がそんなに浸透するかどうか疑問です。
ざらつきは皮脂過剰による新陳代謝の低下や、洗いすぎやこすりすぎによる角質肥大によって起こりやすいので、VCの過剰な皮脂を抑制する働きのことだと思うのですが、それは効果がありそう。
C10とC20では毛穴が謳われていますが、毛穴対策に大切なのは「保湿」と「たるみ予防」です。VCは真皮のコラーゲン生成を促進しますので、うまく働けばたるみ予防ができますが、こちらもアスコルビン酸で可能かどうか疑問です。
C20では「肌トーン」が出てきますが、これはVCの「メラニン生成抑制」と「色素沈着予防」効果のことだと思いますが、これは逆になぜC20だけ謳われているのか不思議です。
ちょっと打ち出し方と実際の成分の内容にも違和感がある、かな。
いや、美容業界では本当によくあることですけれど。
結論。
今現在お使いの方には申し上げにくいのですが、
VCをスキンケアに取り入れるためにこちらを使うなら、もうちょっとお安くて成分的に新しいものがあるのではないかと思います。
オバジというブランドが好きだ。
そういう方は、それでいいと思う!
Obagi(オバジ) オバジ C5
10ml 希望小売価格 3,150円
Obagi(オバジ) オバジ C10
12ml 希望小売価格 4,200円
30ml 希望小売価格 8,400円
Obagi(オバジ) オバジ C20
13ml 希望小売価格 8,400円

主観的な評価
満点は★5つ
機能 ★
使用感の予想 ★★
コストパフォーマンス ★
———————————-
総合 ★
ビタミンC誘導体は美白効果やアンチエイジング効果など、さまざまな美容効果を持ち、なおかつ最近は油溶性、水溶性と形状のバリエーションが増え、安定性も増しています。
10代~30代前半くらいで今現在シミの悩みがない方は、将来のシミ予防のためにぜひ化粧水で。
30代以降の方で色白の方や、シミソバカスがすでに気になる方は「たるみ」「しわ」予防のためにもVC誘導体が含まれる美容液やクリームの使用をおすすめいたします。
VCは最も基本的かつ効果的な美容成分だと思います。
成分の形状は、今回ご紹介した「誘導体」のいずれかタイプがおすすめです。
最新「第4世代」はテトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VC-IP)です。
安定性が高く、肌なじみが良いうえに吸収率も高いのが特徴です。
業務用では採用されているクリームや化粧水、美容液が割りとありますが、市販品ではどうなんだろう…。
お値段的には、含有量が比較的高いと思われるクリームの場合、30g~40g(3ヶ月~4ヶ月分)で5,6千円のものが多いようです。業務用メーカーでそのくらいなので、たぶん市販品の場合1.5倍から2倍になると思うので8千円~1万円前後になってしまうんでしょうか。
ううむ…。 そのくらいだと、もっと良い成分も使えてしまいますね。

<化粧水> Obagi アクティブ ベースローション

オバジ-Obagi- アクティブベース ローション 150ml -
オバジ-Obagi- アクティブベース ローション 150ml –
Obagi(オバジ) アクティブベースローション150ml 希望小売価格 3,675円
※画像は権利の問題があるため、amazonアソシエイトで利用可能な場合のみ掲載します
全成分
水・BG・ジグリセリン・エタノール・褐藻エキス・ツボクサエキス・ガラクトアラビナン
グリチルリチン酸2K・PPG-10メチルグルコース・PEG-32・PEG-6・コハク酸
コハク酸2Na・PEG-60水添ヒマシ油・PEG-11メチルエチルエーテルジメチコン
メチルパラベン・香料
製薬会社の作った化粧品ブランドで「効きそう」というイメージがあり、なおかつドラッグストアなどで簡単に入手できるためかとても人気のブランドのようです。
サロンで基礎化粧品の話をしていると、よく名前が出てきます。
入っている美容成分の内訳は「保湿剤」と「肌荒れ防止成分」、それに「抗老化成分」です。
保湿剤の主はBG、ジグリセリン、褐藻エキス。
肌荒れ防止成分として、グリチルリチン酸2K、ツボクサエキス
抗老化成分として、ツボクサエキス
という感じ。
「BG」は化粧水によく使われる保湿剤のひとつですが、吸湿性によって保湿するタイプの保湿剤ですので周囲の湿度が高いときには効力を発揮しますが、空気が乾燥すれば機能も落ちます。ジグリセリン(グリセリンと似た成分)などとあわせ、さらっとして安価で使いやすいため化粧品に多用されるようです。
面白いのは「褐藻エキス」でしょうか。
海藻由来の天然成分ですが、保湿の他血行促進、肌荒れ防止など様々な働きを持つと言われています。
ただ、保湿剤として考えた場合は天然保湿因子として肌内部の水分蒸発を防ぐ働きをするはずなので、水分を抱え込むタイプの保湿剤よりは効能が弱いのではないかと。
グリチルリチン酸2Kは抗炎症作用、抗アレルギー作用を持ち肌荒れを予防します。
巷の噂話では「ステロイド様成分」と言われ、弾圧されていることもありますが、資料によるとカンゾウ由来の成分で連続使用しても副作用はない、とはっきり書かれていることが多いです。
ツボクサエキスは抗酸化作用、消炎作用があるようです。
ただ植物エキスは働きが穏やかなので、あまり気にしなくてもいいような。
結論。
弱い保湿力と、肌荒れ予防作用を持つ化粧水だと思います。
成分の系統的には特に新しい成分を含んでおらず、高い効果を持つ美容成分も含んでいません。
一昔前の化粧品という印象かな。
次に使う美容液、クリームに備え肌を整えるという目的はこちらで十分達成できると思います。
んが、しかし。
皮膜形成成分(ガラクトアラビナン)や、肌表面を覆うタイプの成分(PEG-11メチルエチルエーテルジメチコン)が含まれているのが気になります。
スキンケアの一番手であるはずの化粧水には、表面を覆うタイプの成分は本来必要ありません。
最後の手順になるクリームや、メイクアップのためのファンデーションには入っていてもかまわないし、むしろ入っていた方が良い事も多いけど。
それと、エタノールの含有量が高いのもちょっと気になります。
エタノール配合の主な目的は「使ったときにサッパリ感を出す=使用感を良くする」ことです。
ただ同時に乾燥促進作用もあるので、エタノールが入っていた方がよい場合は大人のスキンケアには少ないように思います。
んーーー。
メーカーさんの商品説明には「角層に奥深くみたされていくようなうるおいを実感できます」とあるので、脂性肌向きの製品にしたいわけではないと思うし、脂肌向きの製品だとしたらシリコーン油は控えた方がよいと思うし。
どういう年代の方、どういう肌質の方がこれを選べば良いのか、決め手がはっきりしません。
使用感を良くするための成分と、肌のために配合されている美容成分がちょっとちぐはぐというか、迷いが見える気がしてなりません。
ちなみにこのライン、次のアイテムはすぐに乳液なんですよね。
この化粧水の次にすぐに乳液だと、かなり肌の水分量は低下するように思います。
表面を覆うタイプの成分が入っているので、何となくうるおった感とかしっとり感は出るとは思うんですけどね。決して本当の意味でうるおっているわけではないかと。
それで、150ml 3,675円ですものね。
お値段もちょっと、高い、かな。
使用感は、良いんじゃないかと思います。
だけど残念なことに使用感の良さと美容効果は比例しないのです。
お使いの方には申し上げにくいのですが、きっともっと方向性がはっきりしていてコストパフォーマンスの良い化粧水があるのでは、と個人的には思ってしまいます。
Obagi(オバジ) アクティブベースローション150ml 希望小売価格 3,675円
主観的な評価
満点は★5つ
機能 ★★
使用感の予想 ★★★
コストパフォーマンス ★★
———————————-
総合 ★★
物事の捉え方や考え方は人それぞれです。
自分が良いと思うなら、それは良いのです。
「効いている 合っている」と思うことで得られるプラシーボ効果は、軽視できません。