2015年上半期amazonアソシエイト還元企画その4です。
*2015年上半期amazonアソシエイト還元企画とは?
ざっくり言うと、amazonアフィリにご協力感謝。
エステティシャンの得意分野である化粧品やシャンプー、美容機器について成分面や機能面からだらだらと書いてみるよ!
ということです。はい。
カウブランド 無添加泡の洗顔料 本体 200ML
442円
※2015年8月amazonでの価格
低刺激性に嘘偽りなし。ただそれが肌に良いかどうかは別問題。
成分見て行きます。
水
DPG
ラウロイルメチルアラニンNa
PEG-240
PEG-400
ラウリルベタイン
スクワラン
PCA-Na
ラウリン酸
洗浄剤の主は、ラウロイルメチルアラニンNa。低刺激性のアミノ酸系界面活性剤です。
保湿剤、柔軟剤、溶剤としてDPG(プロピレングリコール)、PEG-240、PEG-400(ポリエチレングリコール)
それに皮脂と馴染みのようスクワランと、天然保湿因子で優れた吸湿性を持つPCA-Naが入っています。
表記のとおり、防腐剤、香料、品質安定剤などは入っていないですし、特に肌に刺激となるような成分も一切入っていません。
謳い文句どおりの、低刺激性で肌へやさしい洗顔料だと思います。
だがしかし、肌にやさしい=肌に良い は必ずしも成り立ちません。
洗浄剤がラウロイルメチルアラニンNa、補助的にラウリルベタインという組み合わせに、さらにスクワランが入っていますから、きめ細かいぺったりした泡で、洗い上がりはぬるっとするんじゃないかと思います。
皮脂過多傾向の人には、洗浄力が不足する心配があります。
皮脂を取り過ぎないことは重要ですが、残し過ぎないことも案外と大切です。
皮脂は油なので酸化しますからね。
美容的にはしっかり洗って、しっかり補う。これがベストです。
この洗顔料の後に、油分依存の保湿ケアをしていると、水分量は低下してしんなりした肌に、表面はテカテカぬるぬる、ざらつき、くすみがあって透明感がない…ということも有り得るかと。
洗顔料のチョイスは肌の状態と、その後のスキンケアとのバランスを考えることが重要です。
「低刺激」「優しい」という文言は魅力的に映るかもしれませんが、ご自身の肌質やスキンケアを踏まえて選んだ方が良いと思います。
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