くずれ・テカリを防ぐ夏のスキンケアとベース

いやあ……アッチーですね!!!

最近冒頭にこれしか書いていない気がしますが、もう、ほんと暑いとしか言いようがないです。ただでさえ冬は雪に埋もれるというのに、夏もこんなに暑かったら北海道に住んでいるメリットとはいったいなんなのだろうか、とさえ思います。

ハンカチにマイボトルはもちろんのこと、日傘に扇子、汗ふきシート、衣類用冷却スプレー……などなど、これだけ暑いと通勤や通学に際し持参&用意しておきたいアイテムも変わってきますね。(昭和の人間なのでハンディ扇風機とかは思いつかないです)

そして、それだけいろいろ用意、対策しても通勤・通学時の汗や皮脂によるメイク崩れが悩ましいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今日は夏の化粧下地について考えたいと思います。

夏の化粧崩れの原因は皮脂と汗

夏のメイク崩れの原因は、ご存じのとおり汗と皮脂です。

暑くなることで体温があがるとそれを調整しようとして汗をかきますし、皮脂は温められてさらさらとしてどんどん分泌されます。水と油のダブル攻撃でメイクは脅かされるというわけです。どんどん出てくる汗や皮脂をハンカチ等でおさえ、汗が落ち着いた時に化粧直しを都度できれば良いのですが、なかなか現実は難しいもの。崩れにくい素地をつくるにはどうしたらいいのでしょうか。

油分少なめのスキンケアで、朝のメイクは粉っぽく仕上げる

10代から30代半ばくらいまでの女性は、まだまだ皮脂量が多い年代。自前の皮脂(油分)が十分なうえにスキンケア化粧品やベースメイクで油分を与えすぎると当然メイクが崩れやすくなります。

お肌の乾燥が気になる人も、油分でフタをしても乾燥は改善されないので、セラミドⅡやセレブロシドなどの角質細胞間脂質や類似物質、ヒアルロン酸やコラーゲン、リピジュアなどの水を抱え込む性質のある成分を組み合わせて取り入れ、肌の水分量を守る考え方のスキンケアに変えます。

参考

肌の一番うえの部分、角質層の水分のうち、約80%ほどが角質細胞間脂質に、残り20%弱がNMF(天然保湿因子)によって守られており、皮脂によって守られているのはたった2,3%ほどです。

当ブログ内過去記事

そのうえに塗るファンデーションは、パウダーがベスト。

余計な油分が含まれておらず、酸化亜鉛や酸化鉄、シリカなどの顔料が皮脂を吸着してメイク崩れを防ぎます。乳化剤や防腐剤もリキッドに比べるとすごく少ないので肌負担も小さいですし、パウダーファンデーションはたとえSPF表記がなくてもそのものに必ず紫外線防止効果があります。

パウダーだとうまく乗らないという人は、土台(肌そのもの)のコンディションが良くないので、先にご紹介した肌の水分量を守る考え方のスキンケアを最低2週間程度行ってから変えると、今までよりずっときれいに乗ると思います。

化粧崩れを防ぐ下地を活用する

撥水剤を含む化粧下地は、撥水剤が皮脂と汗をはじくため化粧崩れが起きにくくなります。また、顔料を多めに含む下地は顔料が皮脂を吸着するため、皮脂くずれをおきにくくします。

試しに製品を見てみましょう。

プリマヴィスタ 皮脂くずれ防止化粧下地 超オイリー肌用25ml 3,080円(2021年7月現在amazonでの価格)

全成分

水、シクロペンタシロキサン、トリシロキサン、ジメチコン、パーフルオロヘキシルエトキシジメチコン、エタノール、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、トリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸、カミツレ花エキス、アスナロ枝エキス、ポリシリコーン-9、PEG-12ジメチコン、硫酸Mg、BG、(メタクリル酸ラウリル/ジメタクリル酸グリコール)クロスポリマー、(スチレン/メタクリル酸ステアリル)クロスポリマー、合成フルオロフロゴパイト、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化鉄、メチコン

シクロペンタシロキサン、トリシロキサン、ジメチコン、パーフルオロヘキシルエトキシジメチコン ……と、ずらずらずらと撥水剤であるシリコーンオイルが名を連ねています。まさに撥水剤によって皮脂、汗でメイクがよれるのを防ぐ発想です。ほとんどの成分がシリコーンオイルです。

「塗った直後からサラサラ」なる文言の表記がありますが、おそらくエタノールのことかな? と。

エタノールの含有量が多いと、その揮発性によってスッとした感じがします。スッとした感じはあくまでも感触で肌に良いも悪いもないです。乾燥肌の人だと乾燥が進みますが、こちらは皮脂が多い人を想定しているので、問題ないのではないかと。紫外線防止効果がないので、別に日焼け止めを塗る必要があると思いますが、この下にどんな日焼け止めを塗ったらいいかというと、ちょっと難しいです。

なぜなら……

これなら、ノンケミカルタイプのウォータープルーフの日焼け止めだけを下地として活用した方が一石二鳥だからです。

ノンケミカル・ウォータープルーフの日焼け止めは化粧崩れ防止にも役立つ

ウォータープルーフの日焼け止めに使われる撥水剤は、皮脂くずれを防ぐ目的に使われるものと同じ性質の成分です。さらに、紫外線防止剤として酸化亜鉛や酸化鉄などの顔料を含む(特に高SPF値のものは多量に)ので、皮脂を吸着もします。

そのため、実はノンケミカルタイプで撥水剤を多く含む日焼け止めは、ケミカルタイプの日焼け止めに比べて肌負担が少ないだけでなく、化粧崩れ防止にも大変有効です。そのうえ紫外線防止効果も持っているので、夏場の化粧下地にはこれ以上の適任はありません。

まとめ

真夏の化粧下地には、紫外線防止効果と化粧崩れ防止効果をあわせもつ、ノンケミカル・ウォータープルーフタイプの日焼け止めを使い、普段のスキンケアでは角質細胞間脂質、ヒアルロン酸、リピジュアなどのしくみの違う保湿成分を取り入れ、油分に頼らないスキンケアで土台を整えます。そのうえで、朝のメイクではパウダーファンデーションを使って仕上げることで、日中の化粧崩れを抑えることができます。

ただし、洗顔や手抜きのクレンジングではこういう密着度の高い日焼け止めは落ち切らないので、油水混合ジェルタイプか、クリームタイプのクレンジング剤をたっぷりつかって、顔全体で40秒ほどくるくると馴染ませてしっかり下地を浮かせ、水で流します。

その後、洗顔もお忘れなく…!

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日焼け止めあるあるを解決しよう

あっちーですね!!

昨日札幌では35℃を記録しました。21年ぶりだそうで……。

太陽さんのパワーが強いと、日焼けも絶好調に進みます。紫外線と赤外線には相乗効果があるそうです。

毎日のUV対策に欠かせない日焼け止め、使っているといろいろと気になることも出てきます。今日は毎年多いお問合せ「日焼け止めあるある」についてまとめてみたいと思います。

<日焼け止めあるある1>

洗顔しても落ちていない気がする

洗顔後も膜が張ったようになって玉状に水を弾いているのなら、それは落ちていないサイン。

密着度の高い日焼け止めを落とすときは、クレンジング剤をたっぷり手に取り、指の腹でクレンジング剤のうえを円を描くようにクルクルと動かし、日焼け止めが浮いてくるのを待ちます。このときの時間の目安は顔全体で40秒くらい。この40秒という時間はいつもよりも「長め」であることが多いようです。

それでも落ちないようなら、クレンジング剤の洗浄力を上げることを考えてみてください。

参考
クレンジングの形状から洗浄力と肌への負担を推察する(過去記事)

<日焼け止めあるある2>

日焼け止めを塗っていたのに焼けた

考えられる原因は3つ

①ぬっている量が少ない
②汗や雨、皮脂などで落ちてしまった
③汗をぬぐったときや頬杖をついたときなどの摩擦で落ちてしまった

①②③全部、ということもありますが、対応すると改善しやすいのは「ぬっている量」です。
日焼け止めに表記のSPF値は、1平方センチメートルあたり2mgという規定量でテストされた効果で、これは実は相当な厚塗り。塗っているのに焼けるという場合は、いつも使っている量の倍くらいのイメージで重ねぬりしてみてください。厚塗りに抵抗があるときは、少なくとも頬骨周辺や鼻など紫外線がよく当たる場所には必ず重ね付けを。女性が日常的に使っている日焼け止めの量は、テスト時の規定量の1/4程度とも言われています。

ジェルやスプレー、ローションなど肌にたっぷり乗せにくい形状の日焼け止めをお使いなら、クリームタイプに変えるとしっかり肌にのせられます。汗っかきさんや皮脂が多い人、プールや海水浴などのレジャーの際は撥水剤がしっかり含まれているウォータープルーフタイプを選んでみてください。

<日焼け止めあるある3>

ごしごしすると皮がめくれてくる。かぶれたの?

恐らく、皮ではなく日焼け止めに含まれる「紫外線散乱剤」が浮いてきていると思われます。ノンケミカルタイプの日焼け止めの、主なサンスクリーン成分である紫外線散乱剤は粉状で、それを油性原料などと混ぜて皮膚のうえに伸ばしています。例えるならば、水で練った小麦粉を肌のうえに乗せている感じ。


なので、シャワーやお風呂のときに肌をこすると、垢のようにボロボロと出てくることがあります。その場合はゴシゴシこすって落とすと肌を大変傷めますので、クレンジング剤で乳化させて(浮かせて)流しましょう。

<日焼け止めあるある4>

日焼け止めを使っていると肌の調子が悪くなる

ケミカルタイプ(紫外線吸収剤使用)の日焼け止めを使っている場合は、SPF30前後のノンケミカルタイプの日焼け止めに変えてみる。ノンケミカルタイプの日焼け止めを使っている場合は、クレンジング・洗顔後の保湿ケアをもっと手厚くするなどの対応を。

ケミカルタイプの日焼け止めは、肌のうえで化学変化を起こすため負担となり、デリケートな方だと荒れたりすることがあるようです。ノンケミカルタイプはその点では肌にやさしいのですが、紫外線散乱剤は粉状のため皮脂を吸着し、乾燥することがあります。

とはいえ、気温が高く、紫外線が強い夏場は肌には負担が多い時期なので、日焼け止めが肌不調の直接の原因ではない可能性もあると思います。

以上、日焼け止めについてよくあるご質問、「日焼け止めあるある」でした。

紫外線は空から地上へまっすぐに降り注いでいるだけでなく、建物や植物などさまざまなものに反射しています。そのため、日傘や帽子での対策はUV対策としては不十分です。

美容の観点からは、少なくともお顔にはUV防止成分を含む日焼け止めや化粧下地、BBクリーム、ファンデーション(ファンデーションは基本的にはSPF表示がなくても紫外線カット効果があります)などを必ず塗り、日傘や帽子は熱中症対策にご活用ください。

***

1500円以下のいい日焼け止めをお探しなら

冒頭部分、日焼け止めの詳しい選び方については こちら で読めます。ムリョーです。

日焼け止めガチ勢の方はこちらへどうぞ。

毎週金曜更新……金曜20時更新なんです。気持ちは。

懲りずに目標は持ち続けます。

【考察】ケシミンクリームf <クリーム>

この季節、日焼け止めとともに注目度が上がるのが美白化粧品です。そして、美白化粧品といえば、ケシミンシリーズ!そのネーミングからインパクト大、印象に残りやすいのか、毎年のようにお問合せいただく商品です。今時期はよくCMもよく流れているようですしね。見ていきたいと思います。

ケシミンクリームfの成分と価格

ケシミンクリームf シミ対策成分 浸透ビタミンC配合 30g×2個 【医薬部外品】
1個あたり1,250円
(2個販売 2,501円)
※2021年7月amazonでの価格

全成分

<有効成分>L-アスコルビン酸 2-グルコシド、グリチルレチン酸ステアリル、トコフェロール酢酸エステル<その他の成分>サラシミツロウ、ステアリン酸、流動パラフィン、硬化油、自己乳化型モノステアリン酸グリセリル、親油型モノステアリン酸グリセリル、べヘニルアルコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、吸着精製ラノリン、メチルポリシロキサン、パラオキシ安息香酸プロピル、濃グリセリン、1,3-ブチレングリコール、パラオキシ安息香酸メチル、N-ステアロイル-L-グルタミン酸ナトリウム、キサンタンガム、クエン酸、水酸化カリウム、油溶性甘草エキス(2)、ホオノキ抽出液、プルーン酵素分解物、フェノキシエタノール、グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル、サクラ葉抽出液、精製水 (公式サイトより引用)

ケシミンクリームfの成分について

医薬部外品なので、有効成分とその他の成分で分かれています。有効成分とは、ある成分をある規定濃度含めると、ある特定の効果を表記できるものです。

参考:化粧品より医薬部外品の方が良いのか?

有効成分はL-アスコルビン酸 2-グルコシド、グリチルレチン酸ステアリル、トコフェロール酢酸エステル。

L-アスコルビン酸 2-グルコシドがビタミンC誘導体、美白成分です。水溶性のVC誘導体で表皮か真皮で酵素によってじょじょに分解されます。2021年現在では少し古いタイプのVC誘導体です。

グリチルレチン酸ステアリルは抗炎症作用、トコフェロール酢酸エステルは血行促進による新陳代謝の促進です。

その他の成分にはクリームの基材(もと、土台の意)である油性原料が目立ち、美容訴求成分はあまり入っていないのですが、それらしいのは濃グリセリンや1,3-ブチレングリコール。古典的かつ安価な保湿剤で、それこそ100均の化粧品なんかにも入っています。

後半の方に油溶性甘草エキス(2)、ホオノキ抽出液、プルーン酵素分解物など植物エキスが少し見られますが、防腐剤であるフェノキシエタノールの手前で、クエン酸や水酸化カリウム(いずれもph調節剤)などの添加物のあと、もしくは並列なので微量。美容効果で存在感を示すものではないと思います。


結局ケシミンはしみを消すのか?

消しません。

まず、これを声を大にしてお伝えしたいです。

美白成分であるVC誘導体は、美白作用の他、過酸化脂質抑制、コラーゲンの産生促進など大変すばらしい美容効果を持つ成分でエステサロンはおろか、美容皮膚科でも重用……というか、当たり前のように使われる成分です。ですが、あくまでも医薬部外品の効能表記として認められているのは、「しみ・そばかすを予防する」です。

パッケージやCMを見るに、メーカーさんもそのあたりとても気をつけて扱っていらっしゃるのがよく分かるのですが、だったら、ケシミン=消しみ なんて、紛らわしいネーミングつけるなよぉ~と純真なわたくしは思ってしまいます。まあ、そのネーミングだもんで、こんなに注目されているし、長いこと美白化粧品として君臨しつづけているのでしょうけれどね。

しみを消したいときはどうしたらいいの?

皮膚科や美容皮膚科でレーザー治療しましょう。

現状、消すのはそれしかないです。

もっとマイルドにケアしたいとか、消えるまでいかなくても、ちょっと薄くなれば……ぐらいに考えている方はハイドロキノン配合の美白化粧品を使うか、ビタミンCを週2,3回程度イオン導入するかポレーションしましょう。

しみがあるのは肌の基底層という部分で、化粧品をふつうに塗るだけでは成分が浸透しないエリアです。

VCはそれ自体はメラニンの除去作用を持っているので、電気(機械)の力を借りることで、表皮以下に成分が届きます。また、ハイドロキノンは大変強いメラニン還元作用を持っている美白成分で、塗るだけでも浅いところにあるしみは薄くなります。大事なことなので2度いいます。ハイドロキノンだけは、本当に化粧品を塗るだけでシミが薄くなることがあります。ただし、副作用として肌を炎症させるので扱いが難しく、そのせいか市販化粧品ではあまり採用されている製品を見ません。

結論

VC誘導体の1種であるL-アスコルビン酸 2-グルコシドを規定濃度(確か3%)含むケシミンクリームは、メーカーさんもおっしゃっているとおり、しみ・そばかすの予防のために使うクリームです。

保湿成分はちょっと働きがよわく、それでいて油性原料が多いので皮脂分泌が多い若い人は使いにくいかもしれません。中高年の方に向いたクリームだと思います。

***

出来たしみ・そばかすを消すのは大変だけど、予防はできます。

日焼け止め選びに迷っている方はこちらをどうぞ。

WEB上で読みたい方はこちら


毎週金曜更新を目標に始動したのですが、早くも先週脱落しました。仕事が……仕事が、終わらない、、

でも、めげずに金曜更新目標でいきます。

ウォータープルーフの日焼け止めは肌に負担なのか?

夏ですね。

毎年のことですが、この時期はUV化粧品と美白化粧品のお問合せとご相談がガッと増えます。わたしの頭のなかもそれでいっぱいです。今日は、ネットや紙媒体などあらゆるところで見かける「ウォータープルーフタイプの日焼け止めは肌に高負担」について考えたいと思います。

安くて肌にやさしい、ドラッグストアなんかで手に入る日焼け止めをお探しの方はこちらをどうぞ!

腕や脚などのからだに使うのに向いたものを1点、男性・お子さん含め体でも顔にも使えるオールマイティなものを1点、ファンデーションを重ねるときの化粧下地に向いたものを1点ご提案しています。

すべて試用済み、落ちるときはどのぐらいの洗浄で落ちるかもテストし、そのあたりのことも詳細に書いています。

さて、本題にまいりましょう。

ウォータープルーフにするにはどんな成分が使われている?

化粧品に使われる代表的な撥水剤はシリコーンオイルです。成分名はメチルポリシロキサン(表示名はジメチコン)、トリメチルシロキシケイ酸など。

シリコーンオイルというと、ノンシリコンシャンプーが流行ったせいで良くない印象があるかもしれませんが、成分そのものはネット状に皮膚を覆い、保護するもので決して皮膚刺激が強い成分ではなく、フェイスクリームやボディクリーム、ボディウォッシュ、ファンデーション、時には化粧水までさまざまなものに使われています。

撥水剤そのものは刺激が強い成分ではありませんが、ウォータープルーフの日焼け止めはそれらの成分が複数入ることで水や皮脂を弾く性質になっているので、クレンジングや洗顔でも落ちにくくなっています。

使ったあと、洗顔やクレンジングを1度しても、玉のように水を弾いたり、表面の覆われている感がいつまでも消えない……という体験をしたことがある人は少なくないのではないでしょうか。これが、ウォータープルーフタイプの日焼け止めが肌負担になるというところの、ポイントです。

ウォータープルーフが負担になる場合

なかなか落ちないからといって、ごしごしこすったり(物理刺激)、強いクレンジング剤を使ったりすることは確実に肌への刺激、負担になります。また、落としきれずに、何日も肌のうえに日焼け止め成分が残った状態になると、肌へやさしいノンケミカルタイプでは、紫外線散乱剤である酸化鉄や酸化亜鉛などの顔料が付着した状態となり、皮脂が吸着されて乾燥したり、もともと肌への負担と刺激が強いケミカルタイプでは紫外線吸収剤が残ったままとなり、肌荒れを起こしたりしやすくなります。

そういう意味で、ウォータープルーフの日焼け止めは肌へと負担になることはあり得ます。

ウォータープルーフはやめた方がいいのか?

しかし、日焼け止めは十分な量が肌に密着した状態でのっていないと、その効果を発揮できません。(詳しくはこちら)そのため、ある程度の撥水剤は入っていないと、日焼け止めはそもそも紫外線を防止することができません逆説的には、落ちにくい日焼け止めはよく働いてくれていると思ってもいいのかも。

日常使いする日焼け止めが必ずしもウォータープルーフである必要はありませんが、ウォータープルーフでない場合、どの程度の撥水剤が含まれているのか、一般の方がご自身で調べたり、試したりするのはなかなか骨が折れる作業です。その点、ウォータープルーフ表記があるものを選ぶのは、合理的な選択のひとつかもしれません。

ウォータープルーフタイプの日焼け止めの上手な落とし方

まずは、クレンジング剤を使うこと。「石けんで落ちる」表記があっても、その方が無難です。

石けんはアルカリ性の界面活性剤で、洗浄成分のなかでは洗浄力が強い方ですが、それでもクレンジング剤の方が皮脂や化粧品の油性原料を落とすのに優れています。石けんの方が肌負担が少なそうだからと、ごしごしこすることは、洗浄力の高いクレンジング剤を使うことよりも負担になります。

クレンジングが皮脂や化粧品などの油性汚れを落とす仕組みは、クレンジング剤が含む界面活性剤や油分などとそれらを乳化させて浮かせ、水で流します。流したあと、ぺったりした感触が多く残るのは界面活性剤が少なく、油分が多いクレンジング剤で、さっぱりした感触になるのは界面活性剤の多いクレンジング剤です。

いずれのクレンジング剤を使うにしても、クレンジングする際は、化粧品をたっぷり使って肌と指のあいだに十分なクッションを作り、肌を直接こすらないようにしてくるくると指でクレンジング剤と日焼け止めやメイクをなじませます。

時間はお顔全体でだいたい40秒くらい。短すぎるとクレンジングの油分や界面活性剤と日焼け止めが十分になじまず落ち切らないですし、長すぎるとクレンジングの洗浄剤が肌のうるおい成分まで乳化させて奪っていきます。

使用するクレンジング剤の種類はミルクかクリーム、または水性ジェルタイプが第一選択で、それでどうしても落ちにくい、扱いにくいようなら、油水混合ジェルタイプを考えます。

参考
クレンジングの形状から洗浄力と肌への負担を推察する(過去記事)

現在、ドラッグストア等で手に入りやすいクレンジング剤の多くが、油水混合ジェルタイプです。これは実はクレンジング剤のなかでは洗浄力が強く、肌への負担が大きい方のタイプです。年齢が若くても乾燥傾向の人、30代以上はほんとうはクレンジングはミルクかクリーム、水性ジェルタイプぐらいの洗浄力がおすすめです。毎日舞台に立つくらいのぱっちりメイクをしている人は別ですけれど……

あとは、スキンケアの基本ではありますけれど、肌のうるおいは20歳以降着々と落ちていますし、水で流すだけでうるおい成分は流れるものなので、クレンジングしたあとはしっかり保湿ケアすることは大切です。毎日メイクをする人は習慣になっているので問題ないと思いますが、普段すっぴんの人や、お子さんなどがクレンジングを使用した際は特に気をつけてもらえるといいと思います。

まとめ

ウォータープルーフにするための撥水剤そのものは肌へ刺激は少ないし、紫外線防止効果を得るには入っていた方がいい。

落とすときは、石けんでごしごしこすったりせず、ミルクかクリーム、または水性ジェルタイプのクレンジング剤とたっぷりつかって40秒くらい指の腹でくるくるして十分になじませてから流し、必ず保湿ケアをすること。

スキンケアにクリームを使った方が良い理由

ニベア 某超定番クリームは高級クリームばりに美容効果が高い、某超定番クリームに〇〇を混ぜるとしみが消えるなど、6~7年ほど前からザワザワしはじめ、一時より熱は冷めたものの、逆に定着した感のある、ニベア……いや、超定番クリームにまつわるあれこれ。

なぜこのような話が出てきたのでしょうか。そして、実際のところニベアを日常の顔の手入れに用いることによって、美容効果は得られるのでしょうか。

そもそもフェイスクリームってなんだろう

油分でフタをして水分蒸発をふせぐ、という考え方はすでに古いものになっており、うるおいを守る(増やす)という点では別にクリームというアイテムそのものが有効ということはありません。

参考:肌のうるおいが守られている仕組み

肌の一番うえの部分、角質層の水分のうち、約80%ほどが角質細胞間脂質に、残り20%弱がNMF(天然保湿因子)によって守られており、皮脂によって守られているのはたった2,3%ほどです。

https://skin-care.page/2020/03/01/473828073-html/(当ブログ内過去記事より)

皮脂(油分)が担っているのはたった2~3パーセントなのですよね。

はたらきの良い美容成分は油溶性(そのまま、油に溶けるという意味)のものが多いこと、クリームは基材が水と油性原料のため、油溶性の美容成分の濃度が高くなりやすこと。そのため、スキンケアに効果を求める場合は、要となる、最重要アイテムです。化粧水なんかよりはずっと大事だし、場合によっては美容液よりも大切です。

どんなクリームでもレスキューアイテムになりうる

年齢とともに肌のうるおいは基礎水準が落ちていくので、たいていの方が乾燥肌になっていきます。乾燥肌になってくると、肌をまもる仕組みであるバリア機能が弱くなっているので、些細なことでかゆくなったり、赤くなったりと肌荒れを起こしやすくなります。

このようなときは、化粧品がしみたりするのを怖がって何もつけなくなったり、肌への負担が少なそうなイメージのある化粧水だけをつけたりする人が多いようなのですが、実はそういう時にいちばん肌を労わってくれるのもクリーム。

クリームは基材に必ず油性原料も使われており、基材が水であることが大半の化粧水や美容液に比べると肌あたりが柔らかいので、傷んだ肌を守ってくれます。最近は基材(そのまま土台になるもの)に水がかなり使われているものも多いのですが、特に基材における油性原料の含有量が多いものはその傾向が強いのです。

ニベアの美肌効果の真相は

ズバリ、普段のスキンケアにクリームを使っていない人が多く、慢性的な乾燥肌とそれにともなう軽い肌荒れ状態にある人が多いから──ではないかと思います。

スキンケアアイテムにおける、クリームの役割、働きはご紹介したとおり。

毎日のスキンケアが化粧水だけだったり、化粧水と乳液だけだったりする人が、ニベアのようなこってりした油性原料たっぷりのクリームをつけると、びっくりするぐらい肌の調子が良くなることは十分にあり得ます。油性原料は肌の細かい傷をラップのように包んで守ってくれますので、その間に人間がもともと持っている恒常性によって肌の修復が進むというわけです。

みずみずしいものが肌によいとは限らない

化粧水はその90%超がただの水です。そのみずみずしさや、さっと肌になじむような感触が(実際は違うこともある)心地良いのは確かですが、残念ながら、必ずしも心地よい・気持ち良い=肌によいではないです。

年齢が若く、まだまだ肌そのもののポテンシャルが高い人は娯楽的位置づけで化粧品を選び、楽しむのも良いと思います。しかし、ある程度の年齢になってくると、心地よさも欲しいけれどそれ以上に肌にとって良いものを使いたくなるもの。

もし、肌の調子がすぐれない、気になることがあって、普段のスキンケアに化粧水のようなさらりとした液状のものや、ジェル状のもの、軽いテクスチャーの化粧品しか使っていないのなら、まずはこってりしたクリームを試してみてください。

しかも、冷房や汗のために隠れ乾燥が進行しがちな夏こそ、その効果を体感できるはず。

夜たっぷりとクリームを塗って、朝はしっかり洗顔すればアラ不思議。

普段と違う自分の肌に出会えるかもしません。


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ドゥラメール(DE LA MER) ザ モイスチャライジング ソフト クリーム<クリーム>

高級クリームといえば、こちらを取り上げないわけにはいきません。

ひと昔前、お手頃価格の某超定番クリームが、こちらと成分が似ており、そのことから某定番クリームは実はスゴイ美容効果なのでは?! と話題になりました。

一時期よりも熱は冷めたような感じはしますが、ニベア神話が未だネットを中心に信仰されているのは感じます。2021年の今、実際のところどうなのか、いろんな側面から考えてみたいと思います。

ちなみに、大昔に本家ブログの方でニベア(おっと……!)の側から取り上げたことがありました。

当時の記事はこちら
「ニベア青缶=高級クリームに酷似」の真相(2015年1月)

きちんと成分表記等はしていなかったようなので、改めて詳細に見ていきます。

ドゥラメール(DE LA MER) ザ モイスチャライジング ソフト クリーム

ドゥラメール(DE LA MER) ザ モイスチャライジング ソフト クリーム 60ml
価格:¥31,400
※2021年6月現在 amazonでの価格

全成分(公式サイトより引用)

水・シクロペンタシロキサン・アルゲエキス・ワセリン・ジステアリン酸グリセリル・フェニルトリメチコン・BG・水添野菜油・コレステロール・シア脂・ステアレス-10・ポリシリコーン-11・ステアリン酸グリセリル(SE)・ジメチコン・コハク酸ジオクチル・ステアロイルオキシステアリン酸イソセチル・グリセリン・セタノール・スクロース・ポリアクリルアミド・グルコース・(C13,14)イソパラフィン・トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル・酢酸トコフェロール・テトラヘキシルデカン酸アスコルビル・カフェイン・PCA-Na・尿素・ジパルミトイルヒドロキシプロリン・ジステアリルジモニウムクロリド・ヒアルロン酸Na・ラミナリアディギタータエキス・ラウレス-7・ライム果汁・BHT・エタノール・レシチン・EDTA-2Na・ポリクオタニウム-51・トレハロース・クリスマムマリチマムエキス・加水分解アルギン・ミクロコッカス溶解液・アッケシソウエキス・アセチルヘキサペプチド-8・プランクトンエキス・海塩・クロレラエキス・グルコースオキシダーゼ・ラクトペルオキシダーゼ・ペンチレングリコール・クレアチン・アデノシンリン酸・アセチルカルニチンHCl・シアノコバラミン・ヒドロキシプロピルシクロデキストリン・ダイズ種子エキス・ムコ多糖・フェノキシエタノール・ソルビン酸K・香料

https://www.delamer.jp/product/5834/22929/moisturizers/the-moisturizing-soft-cream/face-cream-for-dry-skin#/sku/44193

次に例の超定番クリームの成分を見ていきましょう。

ニベアクリーム 大缶 169g
価格:¥436
※2021年6月現在 amazonでの価格

全成分(製品裏面より)
水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸Al、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料

あれ?

あんまり似てないな。というか、全然違いますね。

2015年時に自分が書いた関連するものには成分表記がないのですが、「確かにかなり似ている」「ニベアの青缶に入っていて高級クリームに入っていないのはほんの何種類かの成分」とまで書いているので、当時は相当似ていたのかもしれません。化粧品のマイナーチェンジってけっこう短期間で繰り返されるので、5年以上経っていれば2回くらい変わっていてもおかしくないかも……。

ドゥラメールの表示3番目にアルゲエキスがあるのが印象的ですね。

アルゲエキスとは海藻エキスのことで、含まれるミネラルが保湿作用があると言われています。

タラソ発想が得意なフランスのスパ化粧品によく見られる成分です。有名どころだと、THALGO(タルゴ)とか。

関連記事:さらに別館完全に個人的なお楽しみだけに存在しているブログの過去記事です
THALGO(タルゴ)の入浴剤について

ドゥラメールが含む他の美容訴求成分もタラソやフィト発想の自然派成分が目立つのですが、かなり後半に強い作用の保湿剤であるポリクオタニウム-51や新しい抗老化剤アセチルヘキサペプチド-8などが見られます。このあたりの成分が市販品でもよく見られるようになったのはけっこう最近なので、やはりこれはリニューアルかかってますね。

全体的にはこれまでのブランドイメージそのままのナチュラルな思想に基づいていますが、一部このような科学的で高機能な成分を含んでいるようです。これは、ニベアのような数百円の製品には不可能なこと。

もはや、ニベアとこちらのクリームは別物ですが、だからといってドゥラメール ザ モイスチャライジング ソフト クリームがスキンケア効果の高いクリームということでもないと思います。

こちらはやはり、スキンケアやその時間を楽しむタイプの製品で、本当に肌を良くしたいとか、しみとかしわをどうこうしたいというニーズに対応するタイプの製品ではありませんし、それでいいのですよね。

皆が皆、化粧品に何らかの効果を切実に願っているわけではないし、そもそも化粧品の定義は「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、または皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なもの」(薬事法より)です。

ただ大事なのは、消費者が自分のニーズ(目的)を自分でちゃんとわかっていて、それを叶える製品を選ぶための情報がきちんとメーカーなりが誠実に出しているかどうかだと思います。これが、化粧品選びの難しいところなのですよね。

ちょっと脱線しつつあるので、話戻しますけれど。

同じ高級クリームカテゴリー(値段は3倍近く違うけど!)でも、前回取り上げたカネボウ ザ クリームとはずいぶん発想が違い、性能(効果)も違うクリームです。そして、ひと昔前に話題となったニベアとはすでに全く違うクリームでもあります。

なのに、なぜ未だニベア神話がそこここに息づいているのでしょうか?

成分マニアのエステティシャンとしては、そこにピンとくるものがあります。

次回、そのあたりを書いてみたいと思います。

***

美容ブログ(このブログ)の定期更新を再開するにあたって、あれこれいじったり、過去取り上げた化粧品の確認などもしてみたんですが、またなんかひと時代変わった気がします。

ニベアといえば、低価格のノンケミカルの日焼け止めが割りと良かったのですが、現在の商品ラインナップを見ると、その商品は廃番寸前か……? という風情で、わびしさを感じました。

当たり前っちゃ当たり前なんですけれど、化粧品は一般の方にはほとんど使用感で選ばれるので、科学的視点ではほんとうに肌に良かったり、すばらしいコストパフォーマンスの製品もどんどん無くなっていったりしてしまうんですよね。

日焼け止めはそれが露骨なカテゴリーで、肌のためには絶対ノンケミカルがお勧めなんですけれど、利便性やテクスチャー(質感の意味)の面でケミカルタイプに劣ることが多いうえ、価格も劣勢なのでどんどん無くなっていってしまいます。

一方で、10年超のエステティシャンの臨床経験からすると、日焼け止めの肌負担によるトラブルはほんとうに多くて、ですね。

何ともない人はそれ(ケミカルタイプ)でいいんですけれど、毎年夏から秋に肌荒れとか肌不調で悩んだり憂鬱になってしまう人には、「日焼け止めはノンケミカルにして!!!!」と、声を大にしてお伝えしたいのです。

あとね、それ以外の美容液でもクリームでも、スキンケアを楽しんでいる方には何を使ってもらってもいいんですけれど、肌に悩みがあって化粧品ジプシーを通り越して難民になっている方には、「俺のところに来いよ!」と両手を広げてお伝えしたいです。

ほんと、そんな高いお金出さなくっても良くなることって、いっぱいあるんすよ。

誠実に良い商品つくっている素晴らしいメーカーさんって、中小企業でいっぱいあるんすよーーーー(魂の叫び)

定価12万のクリームの成分を見てみた

ふだん、スキンケアの仕上げにクリームを使っていますか?

長らく軽めのテクスチャーのスキンケア化粧品が好まれていますから、お使いでない方も多いかもしれません。

ただ、美容効果の観点からいうと、クリームは最重要アイテムです。

どうしてかというと、美容成分は油溶性といって油分に溶ける性質のものの方が多いのです。また、化粧水の9割以上がただの水(正確には基材である精製水)であるのに対し、クリームは美容液とともに美容訴求成分の濃度が高くなりやすい傾向もあります。

化粧水や乳液に比べて美容液やクリームの値段が高めのものが多いのは、そういう側面もあるからかも。

クリームは、スキンケアに効果を求めるのなら欠かせないアイテムなのです。

そんなスキンケアの重要アイテム、クリームですが、市販のお値段の高いクリームって結局肌にいいものなのでしょうか?

いったい、どんな成分が入っているのでしょう?

そんなことが気になって、早速だいすきなamazonさんで検索をかけてみました。

乳液・クリーム→3万円以上→値段の高い順でソート!!!!

うほっ!(興奮) きたきた。

KANEBO(カネボウ) カネボウ ザ クリーム(医薬部外品) クリーム 40ml
価格: ¥132,000

贅沢なテクスチャー。濃厚な使い心地。満たされるような香り。 手にした瞬間から、見る人を圧倒する自信に満ちた美しき存在へ。 その人の佇まいまで美しく。 それは祈るように纏い、一つ上の高みに美しく引き上げる。 上質なうるおいと艶を湛えた透明感と、ハリのある肌に整えるエイジングケア*クリーム。

https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/products/2032435

すごい紹介文だ……!!

早速、成分見ていきましょう。

全成分(公式サイトより引用)

塩化レボカルニチン*、ニコチン酸dl-α-トコフェロール*、グリチルリチン酸ジカリウム*、水、シュガースクワラン、マルチトール液、ジグリセリン、ジリノール酸ジ(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、セテアリルアルコール、ワセリン、濃グリセリン、DPG、オリブ油、親油型ステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸水添ヒマシ油、ステアリン酸、ステアリン酸PEG、ステアロイルグルタミン酸Na、ホホバ油、マカデミアナッツ油、イソステアリン酸、ジメチコン、フェノキシエタノール、ミツロウ、自己乳化型モノステアリン酸グリセリル、N-メチル-L-セリン、キサンタンガム、チョウジ抽出液、水酸化K、クロルフェネシン、BG、エタノール、オランダカラシエキス、セイヨウナシ果汁発酵液、ゼニアオイエキス、ヒメフウロエキス、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、長鎖分岐脂肪酸コレステリル、エデト酸塩、水添大豆リン脂質、ゲットウ葉エキス、エチルグルコシド、香料 *は「有効成分」無表示は「その他の成分」

https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/products/2032435

フェノキシエタノールが防腐剤で配合上限1%なので、美容訴求成分として意味がありそうなのはその前後の表示まででしょうかね。

有効成分である塩化レボカルニチンは肌荒れの予防と改善効果、ニコチン酸dl-α-トコフェロールはビタミンE誘導体で、血行促進して新陳代謝を促すはたらき、グリチルリチン酸ジカリウムはご存じ、抗炎症作用による肌あれ防止。

グリチルリチン酸ジカリウムとニコチン酸dl-α-トコフェロールはポピュラーな有効成分ですけれど、塩化レボカルニチンは見ないですね。

……調べたところ、カネボウさんが開発した成分とのこと。肌に塗ると、角質細胞間脂質が増加するようで、それにより肌荒れを予防・改善するとのこと。

角質細胞間脂質(代表格はセラミドⅡ)は非常に重要な保湿成分ですが、そもそも大変高価な成分です。それを増やす成分が入っているなんて、いいですね~! 高級クリームっぽいです。

水、シュガースクワラン、セテアリルアルコール、ワセリン、オリブ油、親油型ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸、ステアリン酸PEG、ホホバ油、マカデミアナッツ油、イソステアリン酸……このあたりはすべて基材(クリームの土台)ですね。たくさん入っていて、テクスチャーがかなり精密に調整されている感じ。感触や肌あたりがかなり良さそうです。

その他の成分で、美容訴求成分のトップバッターはマルチトール、糖アルコールで保湿剤ですね。穏やかな作用。

あとは、ジグリセリン、ジリノール酸ジ(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、濃グリセリン、DPG……この辺は保湿成分ですね。あまり重要な成分ではなく、穏やかな、というか割りと古典的なタイプですね。

……ん、んんん?

フェノキシエタノールより前の表示だとこれで全てですな。

一応以降も見てみると、お! という成分はヒメフウロエキスくらいでしょうか

紫外線によるしわやしみを予防・改善する作用があります。

う~ん。

たぶん、この製品の最大の特徴はやはり塩化レボカルニチンですね。

ざっとデータベースとかも見てみたのですが、他に使われている製品が見当たらないです。特許取っているのかしら?? でも塩化レボカルニチンはまんま成分名なんですよね~。もしかすると、カネボウさん以外使えないのかなぁ。

ううん、手持ちの資料と情報じゃ分からんです。あまりここを突き詰めると本題からずれていくのでここらにしておきます。

このクリームは分類でいくと、保湿クリームでしょうね。美白成分や抗老化成分は防腐剤以降の植物エキスだけで、主となっていはいません。

保湿成分としても、すぐに効果(ほんとは効果って言っちゃいけないけど、慣用句的表現の”効果”)が感じられるような成分が入っていないので、どれだけ塩化レボカルニチンがすごいかでしょうね。

いずれにせよ、ある程度の期間……少なくとも、ターンオーバーが1回か2回、年齢にもよりますが2~3ヵ月くらいは使わないと、その変化は感じられないのではないかと思います。角質細胞間脂質が増えるといっても、ターンオーバーとともに、ゆっくり、という感じでしょうから。

40mlという容量もちょっと珍しい。クリームの容量で一般的なのは30gなので、たぶん、のびのよい軽めのテクスチャーなのだと思います。

朝晩しっかり使って1ヵ月分くらいかな。

……となると、132,000×2か3……

ひょえ~! 試用するには勇気のいる金額ですね!!!

『贅沢なテクスチャー。濃厚な使い心地。(中略)上質なうるおいと艶を湛えた透明感と、ハリのある肌に整える』

もしかすると、全く誇張のない宣伝文句かもしれません。

良いか悪いかで言うと、難しいですけれど、成分マニアンなエステティシャンも興味津々、手に取ってみたい製品です。

やっぱり高価格帯は面白い製品がありますねぇ。

***

暑くなってくると特にベタツキが嫌で、普段はスキンケアラインにクリームが入っているのに省いてしまったり、お休みしてしまったり、使う量が減ってしまうこともあると思います。

しかし、クリームはスキンケアにある程度の効果を求めるならば、美容訴求成分の濃度が高くなりやすく、油溶性の成分を含むため、欠かせない最重要アイテムです。

冬=乾燥のイメージはあると思いますが、実は夏場も冷房の影響だったり、汗のために乾燥に注意しなければなりません。特にコロナ禍ではマスクを外すことができないため、覆われている部分はいつも以上に乾燥しやすい状態になっています。(水は蒸発するときに周囲の水分を奪います)

涼しくなってきた秋に肌不調を感じることが多いのは、夏場の”隠れ乾燥”も一因だと言われています。

体温が上がるため冬場よりも皮脂分泌が盛んなため、一見乾燥などしていないように見える(感じる)のですよね。

お肌を健やかに美しく保ちたいと願うのなら、スキンケアにクリームを使っていない人はクリームを取り入れて欲しいと思います。また、何を使うかの以前に、十分な量を季節問わず使うことがまずは大切です。


無料オンラインレクチャー付(ご希望の方のみ)お家でエステキット販売再開いたしました。

成分マニアのエステティシャンが満を持してお送りする お家でエステキット

普段のスキンケアに1か月半から2ヵ月程度はお使いいただける、クレンジング、洗顔(角質ケア効果含)、美容液をセットにし、さらにお家でエステレベルのケアを楽しんでいただけるマスク、クリームをセットにした自信の1品です。

コスト、性能、多くの肌質に対応できるかどうかなどを追求した結果、4メーカー7レーベルの化粧品を採用し、組み合わせました。

気兼ねなくエステに行くことが難しい状況が続いていますので、本格派ケアをお家でご体感いただければと思います。

【よくあるご質問】皮膚科学発想のポピュラーな化粧品メーカーといえば?

すぐに思いつくのは、KOSE(コーセー)さんとクラシエさん。

あとはポピュラーとは言えないかもしれないけれど、富士フイルムさん。ハダラボのロート製薬さんも。

以上です。


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期せずして、今さら子育てさせてもらえる機会に恵まれ、毎日が戦場のようです。

仕事復帰のリハビリを兼ねて毎週木曜に更新したいなぁ、と思っているんですけれど、なかなか生活のペースをつかむのが難しいです。

そもそも、妊娠に至るまでも病気との戦いというか、兼ね合いがあって、ですね。


それがちょっと珍しい状態というか、あまり頻度の高くない病気で、きっとネットで情報を捜している方もいらっしゃると思うので、そのうちに個人ブログの方でまとめたいと思っているんですけれど。治療の副作用のこととかもリアルなところ、どうなのか知りたいと思うんですよね。

自分は子育てをすることについて、人生におけるプライオリティが高くなかったのでそうではなかったんですが、この病気は人によっては絶望に似た感情をいだくこともあると思います。


だから、とりあいずの結果としてわりと明るい方へ向かったケースをネットに置いておきたいな、と。


病気というのは、たとえ同じ病名が付いてもケースバイケースなのだと思いますが、絶望してしまうくらいなら、うまくいったケースがあることを慰めにしたっていいじゃないかと。

明るい方へ向かったのは、本当に良い方々に恵まれたからで、病気の発覚から治療、出産までを経て改めて医療に携わる方々に深い敬意を覚えました。

アホな質問にも真摯に向き合ってくださったし、中途半端なスタンスを隠さない私にもみなさん丁寧に寄り添ってくださいました。

治療から出産までざっと思い返してみても、8人の先生と11人の助産師さん、2人の看護師さんにお世話になりましたが、感謝と敬意しかないです。

あと、放射線技師さんもプロフェッショナルだった!

いつまとめられるか分からないけれど、とりあいず、今なんらかの理由で病院に通っている方にお伝えしたいのは、信頼と敬意を持ち、それを示せば良いコミュニケーションにつながって、納得のいく治療を受けられると思います。

治療の結果は自分では選べないけれど、その末の結論ならばきっとどんなものでも受け容れられると思うのです。私自身、まだまだ病気との付き合いは続きますが、そう思っています。





<日焼け止め>ANESSA(アネッサ) モイスチャーUV マイルドミルク a


ちょっと季節的には遅いですけれど、まだまだ紫外線自体は強いので有名どころの日焼け止めを取り上げて、もう少しUV化粧品について掘り下げたいと思います。


ANESSA(アネッサ) モイスチャーUV マイルドミルク a 60ml 2728円(2020年8月amazonでの価格)

全成分:
水,セバシン酸ジイソプロピル,シクロペンタシロキサン,BG,グリセリン,トリエチルヘキサノイン,カプリリルメチコン,酸化亜鉛,DPG,酸化チタン,テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル,シリカ,PEG-100水添ヒマシ油,ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン,イソステアリン酸,エチルヘキシルトリアゾン,(パルミチン酸/エチルヘキサン酸)デキストリン,ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル,PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル,グリチルリチン酸2K,アセチルヒアルロン酸Na,含水シリカ,ビスブチルジメチコンポリグリセリル-3,(アクリルアミド/アクリル酸DMAPA/メタクリル酸メトキシPEG)コポリマー,水酸化Al,ジメチコン,ハイドロゲンジメチコン,サクシノグリカン,(ジメチルアクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリンNa)クロスポリマー,クエン酸,ステアロキシヒドロキシプロピルメチルセルロース,ステアリン酸,パルミチン酸デキストリン,クエン酸Na,トコフェロール,フェノキシエタノール

ざっくり結論: 「敏感肌、赤ちゃんや子どもにも使える」の定義をあらためて考えたくなる製品

日焼け止めの代名詞のような製品で、ひと昔前は「日焼け止めは何を使っていますか?」とおうかがいすると、必ず名前が出てきた製品です。

成分見ていきましょう……の前に。

日焼け止めは、基材+撥水剤+紫外線防止剤+美容訴求成分+製品安定剤などが含まれるため全成分表示にボリュームがあるため分かりにくいように見えますが、化粧水や美容液、クリームなんかに比べるとあまりバリエーションがないので逆に分かりやすかったりします。

日焼け止めで大きな違いが出るところは、紫外線防止剤……つまり、どういう風に紫外線をカットするか、という部分です。

使われている紫外線防止剤が散乱剤のみのタイプをノンケミカルタイプといい、そのように表記されています。これは世の中に星の数ほどある日焼け止めのごく一部の製品で、それ以外の製品では紫外線防止剤に吸収剤が使われています。

それでは、アネッサ モイスチャーUV マイルドミルク aの紫外線防止剤を見てみましょう。

紫外線散乱剤の酸化亜鉛、酸化チタン と 紫外線吸収剤のビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、エチルヘキシルトリアゾン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルが見られます。

散乱剤と吸収剤が両方入っているため、ノンケミカルタイプではないです。ちなみに、肌への負担、リスクは紫外線吸収剤が入っている方が高くなります。



<参考>
美しい肌を守る日焼け止めの選び方① ~成分に着目する~

『赤ちゃん*や子どもにも使える低刺激設計』(公式サイトより)ということで、紫外線散乱剤の方が含有量が多く、低刺激「設計」であることは間違いないと思いますが、紫外線吸収剤自体が化粧品原料のなかではなかなか刺激が強いものですし、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンのような粘膜に使用する化粧品には配合が禁止されている成分が入っているところを見ると、低刺激の定義とはいったいなんなのか改めて考えてみたくなります。

日焼け止めに限らず、化粧品には「ベビー用」「低刺激」などと表記のあるものがありますが、明確に……たとえば、法律で定められているような決まりはありません。あくまでも「当社比」というのが現状で、なかには成分を見るかぎりではまったく低刺激と思えないようなもの、私なら子どもさんに使うのにはおすすめしないな、と思うような成分のものもあります。

こちらの日焼け止めも、低刺激設計であることは間違いないですが、私なら赤ちゃんや子どもさんには使わないし、おすすめもしないと思います。60ml 2,728円(メーカー価は3,300円)ですと、もっと肌へのリスクが低いノンケミカルタイプも使えるぐらいのコストですしね。

ついでに気になるのは『石けんでするりと落ちる』(公式サイトより)でしょうか。撥水剤が入っているようなんですけれどね。いや、撥水剤が入っていないと日焼け止めは日焼け止めの役割を果たせません。汗で落ちてしまうわけですから……。

こんな風に書いていると、紫外線吸収剤が入っている日焼け止めすべてが悪のようですが、そんなことはありません。肌へのリスク、負担、刺激という点ではやはり散乱剤に分があるんですけれど、質感、仕上がりという観点では吸収剤の方が優れています。

日焼け止めを塗って白くなるのが嫌だから、透明タイプがいい。そんな方はいらっしゃいませんか?

透明の日焼け止めはすべて紫外線吸収剤タイプです。散乱剤は酸化亜鉛や酸化チタンのような顔料……つまり、粉なので白色から肌色のクリームタイプにしかならず、必ず多少の色がつきます。吸収剤はローションやスプレーにもできますから塗ったときの感触を軽くできるのも特徴です。(ただし、散乱剤よりもしっかり量を肌のうえに乗せないと日焼け防止効果が得られないことはあります)

長くなっているのでそろそろまとめましょうか。

やっぱり、アネッサはアネッサというブランドらしく、がっつりの紫外線吸収剤が入ったレジャー向け日焼け止めでいて欲しいです。昨今人気のある低刺激タイプの日焼け止めは、他のレーベルかブランドにお任せして、中途半端に寄せない方がいいと思うの。

日常使いの日焼け止めはスキンケアの観点からはやはりノンケミカルタイプがおすすめですが、たまのレジャーなら紫外線吸収剤タイプの日焼け止めもいいと思います。その方が経済的には賢い選択ですし、たまに使うのならさほど肌への負担も気にしなくてよいと思いますのでね。


***

なんとなく★評価まとめをつけてみる
満点は5で

系統 古典的日焼け止め
成分 ★
性能 ★※
コストパフォーマンス ★※

※この製品は試用しておらず、性能とコストパパフォーマンスは成分を見た印象にすぎません

コロナ禍でのスキンケアポイント

全国的に大変な暑さですね。
わたくしの住まう札幌も暑いことは暑いですが、本州とはやっぱり比べものになりません。朝晩は涼しい日もありますし、湿度がそれほど高くない日も挟んだりしています。

しかし、マスクをしてのこの暑さは本当に過酷……

暑さと息苦しさは深刻ですが、美容の観点からは肌へのダメージも心配です。

マスク生活もかれこれ半年超と大分長くなってきていますし、この強い日差しのしたでマスクというのはこれまであまり経験したことがない人が多いと思います。

今日は、マスク着用時に気を付けたいスキンケアのポイントをまとめてみたいと思います。


■目次

 1.マスクしていても日焼けする?
 2.マスクで肌荒れ その対処法
 3.まだまだある マスクリスク
 4.まとめ

1.マスクしていても日焼けする?


結論からいうと、します。

特に不織布やガーゼはノーガードと同じと思ってもらっていいです。覆われている感で何となく守られている気がしますが、紫外線はガンガン通っています。

今はさまざまな素材のマスクがあるので、物によっては紫外線をカットできるものもありますが、一般的にはマスクをしていても日焼けはすると思ってもらった方がよいかと。

なので、マスクをしていないときと同じレベルの紫外線対策……つまり、日焼け止め+ファンデーションを重ねることをおすすめいたします。

紫外線対策なら日焼け止めだけでもよいのでは? とお考えの方もいらっしゃると思うのですが、製品に表示されているSPF値は1平方センチメートルあたり2mgもの量を塗布してテストされた値です。つまり、表記のパフォーマンスを得ようとすると、思っている以上のかなりの厚塗りが必要。

一説によると、世の女性が日常的に使用している日焼け止めの量は、適量の1/4程度に留まっているそうな。また、ある一定の期間、日焼け止めだけを使用してきた場合とファンデーションだけを使用してきた場合では、ファンデーションのみの場合のほうが紫外線による悪影響を防げていた、という研究もあるようです。

現実的にはファンデーションと重ねてあげた方が、高い紫外線カット効果を得られる可能性が高いです。

▼ 参考 意外と多い?! 日焼け止めの正しい使用量
https://skin-care.page/2016/06/14/438851591-html/

ファンデーションは、スキンケアの観点からはパウダーの方がよろしいです。リキッドやクリームは余分なものが多く入っているので肌に負担になりやすいし、洗浄力の強いクレンジング剤が必要になることも多いので。



2.マスクで肌荒れ その対処法


肌荒れの定義って意外と難しいのですが、ここでは――

・にきび・吹き出物
・ガサガサとざらつき(表面に凹凸)
・軽いかゆみや赤み

などを肌荒れとし、それがマスクで覆われている頬や口元、あご等に見られるときのの対策と原因などをまとめます。

にきびや吹き出物は、「皮脂」や「アクネ菌」が原因とされよく知られているのではないかと思いますが、それは直接的な原因ではなく、にきびや吹き出物ができる第一歩は角質が厚くなることです。(角質肥厚といいます)

厚くなった角質によって毛穴がふさがれ、その中で常在菌であるアクネ菌が皮脂などの油分を餌に過剰繁殖することによってできます。

常在菌であるアクネ菌や皮脂は、皮膚にとって必要なもので常に有る(分泌される)ものですから、いくら洗顔で落としたり殺菌剤の入った化粧品でケアをしても根本的な解決にはなりません。角質が厚くなりすぎないようにコントロールすることがもっとも大事です。

角質が厚くなる原因はまだ完全には分かっておらず、いくつも考えられていますが、その一つに肌の乾燥があります。

実は夏は、汗をかいたり、冷房や扇風機の風にあたったり、スキンケアがおろそかになりやすいなど、冬とは違った要因で肌の乾燥に注意が必要な季節です。

マスクのせいでスキンケアやメイクの優先度が下がり、今年は特に肌のコンディションがよくない人が多いようです。

まずはあごや口元の角質をピーリング効果のある洗顔料で洗いましょう。そうすることでざらつきやゴワゴワ感もケアでき、化粧水や美容液もよくなじみます。

夏は美白ケアに力を入れている方もいらっしゃるかと思いますが、美白成分の大半が保湿効果はもっていません。保湿効果と美白効果両方をもっているのは、メジャーなところだとプラセンタぐらいです。

美白化粧品を使用していると、保湿力が足らず、特に口元や頬など皮脂腺が少ない部分では乾燥がすすみます。粉を吹いたような感じや、洗顔後に赤みやかゆみを感じるようなら乾燥のサインです。

セラミドやその類似成分などを含む美容液とクリームでしっかり保湿を。



3.まだまだあるマスクリスク

ニキビや吹き出もの、ガサガサとざらつき、赤みやかゆみの他、長期的にマスクをつけていることで、紐や縁がこすれることで色素沈着(茶色くなってしみのようになる)やほうれい線が濃くなったり、フェイスラインがよりたるむということも起こります。

色素沈着やほうれい線、たるみのケアは通常の化粧品ではケアが難しく、ごく一部の最先端の成分を含む化粧品しか対応しません。肌はうるおっているとこすれなどの摩擦にも強くなるし、たるみやしわの第一歩は乾燥によっておきます。

まずは、スキンケアの基本である角質コントロールと保湿をしっかり行っていただくのがおすすめです。



4.まとめ


ただでさえスキンケアが億劫になる夏ですが、マスクのせいでどうせ見えないなら……と思えば、よりおサボリしたくなるのが人の心理というもの。人間らしくて個人的にはそれも好ましく思いますが、いつかマスクを外してふつうの生活をするようになったとき、急激に老いた口元が悩みの種になるのは悲しいです。

顔のした半分は年齢が出やすい部分で見た目に特に影響します。

この夏こそ、ピーリング剤を含む洗顔料+化粧水+美容液+クリームでしっかりしたスキンケアをぜひどうぞ。

どうしてもおサボリしたいときは、化粧水だけを塗るのではなく、クリームだけにしてください。

クリームは化粧水に比べ、美容訴求成分が濃く含まれている傾向が強いですし、油溶性と水溶性両方の成分を取り込むことができます。化粧水はほとんどが水なので気持ちよさはありますが、あまり美容効果がないのが残念なところ。

おサボリ時はクリームで。



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久々に書いたらなんだかまとまりのない話になっちゃった……

しかも引っ越し仕立てで使い方もよく分からず、過去記事などかなり見づらいかも。

少しずつ改善していきたいと思います。



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