今月頭からずっとガタガタ言っている、amazonで買う10代から20代前半のスキンケア用品一式についてです。
なんとなく木曜更新を目標にしているので、今日UPしたかったのですが、間に合っていません。
仕事終わってから、事務所で今まで書いていたんですけれど、まだまとまりきらないです。
今の時点で、製品と成分を調べるのに10時間くらい、製品テストに10日、結論を文章にまとめるのに6時間くらいかかっているんですけれど、いったい何をやっているのか……
成分や製品を調べるにしても、実際の製品で遊んでいるにしても、文章書く段階に入っても、やっているあいだは非常に楽しいんですけれど、はっと我に返ると「ヤバイな」と思います。
最終的に1万字くらいの内容になりそうで、下手すると、読むのにすら20分くらいかかるものになってしまいそうです。
こんな内容のものを出すと、今後書く記事のハードルも上がってしまいそうで、本当に大丈夫なのだろうか、と不安になってきています。
後先考えずに手を出して、完成までは突っ走るけれど、その後に「コレ、どうしよう」となるのは、いつもの悪い癖です。
好奇心に極振りして生きてきた結果がコレですよ…… どうしてこうなった……
とりあいず、形にするところまではいかないと、何にもならないので、明日の朝までに仕上げます。
8/24追記:
出来上がったのですが、アレコレいろいろ考えた結果「有料記事」として、noteというところでスペースを借りてUPしました。
やっぱり、ちょっとやりすぎ感が否めないなと……。
思った以上にお金も時間もかかってしまったのと、化粧品の選び方というのは、本来エステティシャンである自分の核みたいなもんだよなぁと気づいて。
これで12年、ごはんを食わせていただいてきたわけですからね。
その分内容は、何に憚ることもなく、とっても濃いものになっています(1万3千字=推定読了時間20分)
お値段は100円です。
↓ここから飛べます
皮膚科学を基にして考える、amazonで買う10代から20代前半のスキンケア用品一式|せんたくびよりK|note(ノート)
https://note.mu/simple_skincare/n/n67b83fb8d415
クレジット決済の他、携帯会社決済もご利用いただけるそうです。
100円という価格は、この記事に100円の価値があるというよりは、読んでくださる方の私への支援……という意味で考えました。
ちなみに、高校や大学などの学生さんでお金は払えんがどうしても読みたい、という人がいれば、何らかの方法で無料で読めるようにいたします。10代から20代の若い方向けのスキンケアについてまとめておいて、学生さんにお金をせびるのは本意ではないのでね。
次回は、裏切りの有料公開のお詫びを兼ねて、成分を見て購入したものの、ボツった製品をひとつ紹介したいと思います!
カテゴリー: 市販の基礎化粧品考察
【2018年版】ドラッグストアで手に入る、千円以下のボディウォッシュ三選
この度、ようやくボディウォッシュ難民から脱したので、今日は市販のボディウォッシュで「これは…!」と思った製品を三種類取り上げてみたいと思います。
1.ラメランス ボディウォッシュ
ラメランス ボディウォッシュ(ホワイト)
480ml 602円(2018年7月現在amazonでの価格)
全成分:
水、ラウリルグルコシド、ラウロイルアスパラギン酸Na、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンMg、グリセリン、ジステアリン酸グリコール、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドMEA、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、セラミド2、セラミド5、ミリスチン酸、クエン酸、PEG-4、エタノール、ポリクオタニウム-7、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム-67、PEG-7M、炭酸Na、ピロ亜硫酸Na、カラメル、BG、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、コレステロール、EDTA-2Na、安息香酸Na、香料
せっけん系ではありません。
洗浄剤(界面活性剤)は、ラウリルグルコシド、ラウロイルアスパラギン酸Na、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンMg、ウロイルメチルアラニンNa。アミノ酸系洗浄剤と、その他も低刺激性の界面活性剤、洗浄助剤でまとまっています。この価格でこの界面活性剤はスゴイ。
保湿剤も良いです。
ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、セラミド2、セラミド5と「ラメランス」の名前を表す成分です。これらは角質細胞間脂質やその類似成分と呼ばれるもので、水分をラメラ構造(サンドウィッチ状みたいな)に保持するため、非常にすぐれた保湿成分です。特にセラミド2がそのなかでも王様です。まあ、洗うものに含まれていると界面活性剤で流されてしまって、ほとんど肌には残らないとは言われていますし、このお値段なのでほんのちょっとしか入っていないとは思うんですけれど。マイルドな洗いあがりは間違いないでしょう。
この価格帯でこの内容は本当にすごい。ちょっと目を疑うレベル。
香り違いで、「ローズ」があるようですが、どちらも「スキンタイプ:ノーマル」という表示で成分表示に変わりがないので恐らく香料のみが違うのかと。
ラメランス ボディウォッシュ (ローズ) 480mL
皮膜形成剤みたいのも入っていないので、背中や胸元ににきびができやすい人も良いかと。成分を見るかぎりはすべての女性と、肌が荒れがちな男性、肌のバリア機能が未熟なお子さんにもおすすめです。
2.メルサボン アニュ ボディウォッシュ

メルサボン アニュ ボディウォッシュ スムースモイスチャー ディスペンサーセット (340mL)
メルサボン アニュ ボディウォッシュ スムースモイスチャー ディスペンサーセット
340mL 935円(2018年7月現在amazonでの価格)
全成分:
水、ラウリン酸、ミリスチン酸、水酸化K、グリセリン、コメヌカ油、テトラオレイン酸ソルベス-40、オレイン酸、(カプリリル/カプリル)グルコシド、パルミチン酸、ジステアリン酸グリコール、香料、ジグリセリン、アルガニアスピノサ核油、オリーブ果実油、ニオイテンジクアオイ油、リンゴタンニン、チャカテキン、サボンソウ葉エキス、シロキクラゲ多糖体、クインスシードエキス、アルゲエキス、アスコルビルリン酸Na、トコフェロール、水添レチノール、PG、EDTA-2Na、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ラウリルベタイン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、クエン酸、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ポリクオタニウム-39、ポリクオタニウム-7、ラウロイルアルギニン、セバコイルビスラウラミドリシン2Na、アラントイン、エタノール、BG、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
ラウリン酸、ミリスチン酸、水酸化Kでカリ石ケン素地なので、こちらは石けん系です。
良い、というか発想が大変面白く、興味深いです。
グリセリンも入っているし、シロキクラゲ多糖体やアルゲエキスなんかも入っていますが、保湿剤の主は恐らく「油分」なんですよね。
香料の後方表示のものもあるので、含有量は微妙ですけれど、コメヌカ油、アルガニアスピノサ核油、オリーブ果実油、ニオイテンジクアオイ油あたり。
保湿剤の主役に油分を据えたと思えるのは、その形状。抗酸化成分であるトコフェロールも入っていますが、空気が入りにくく、酸化しにくいパッケージを用いています。
製品に大きな文字で「抗酸化革命」、それより少し小さな文字で「鮮度で”からだを洗う”が進化する」とあります。
「抗酸化」というと、最近「酸化」が美容や健康に良くないというイメージが浸透しつつあるかと思いますが、この場合の抗酸化はからだや肌の酸化を防ぐ、という意味合いではなく、製品の酸化を防ぐ、という意味です。油分はミネラルオイルでないかぎり、基本的に酸化しますのでね。酸化したものは肌に非常に刺激となります。
他の美容訴求成分同様、コメヌカ油、アルガニアスピノサ核油などの油分は洗顔やクレンジング、シャンプーなど「洗う」性質のアイテムに含まれていると、当然多くは洗い流されます。顔や頭皮に関しては皮脂腺が多いため事情が異なりますが、皮脂腺の少ないからだの保湿に油分は優先順位の高い成分です。こういう構成のものがどういう洗いあがりになるのか、大変興味深いです。(でも買わなかったんだな! これが)
3.ミュオ ボディソープ ポンプ
ミュオ ボディソープ ポンプ
480ml 580円(2018年7月現在amazonでの価格)
全成分:
水、グリセリン、ラウロイルサルコシンTEA、DPG、プロパンジオール、ラウラミドプロピルベタイン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、酒粕エキス、コメヌカエキス、ラベンダー油、オレンジ油、ベルガモット果実油、コカミドメチルMEA、ラウリン酸、クエン酸、クエン酸Na、ポリクオタニウム-10、BG
石けん系ではありません。
主の界面活性剤はラウロイルサルコシンTEA、洗浄助剤(恐らく)でラウラミドプロピルベタイン。ラウロイルサルコシンTEAは皮膚刺激と脱脂力が温和なアミノ酸系界面活性剤です。
保湿剤はグリセリン、DPG、プロパンジオール、酒粕エキス、コメヌカエキス……と、ちょっと控えめ。グリセリンとプロパンジオールは相互作用があるそうですけれどね。防腐剤が見当たらないのは、このプロパンジオールによる抗菌性のためかと。非常にシンプルで、潔いかんじを受けます。
結論から言うと、今回わたしはこちらを購入しました。
皮脂が非常に少ない、アラフォー女なので成分的には1.のラメランスの方が合いそうだったのですが、ボディウォッシュは夫と一緒に使うので彼のことを考えるとこちらの方が良さそうだったのです。
実際に使ってみると、成分を見た印象よりもしっかり落とすものは落とすという洗浄力を感じました。大変良いです。万人に向いている基本的なボディウォッシュだと思います。
4.ボディウォッシュだけでからだのケアは難しい
再三書いていますが、クレンジング、洗顔、シャンプー、ボディウォッシュなどの水で洗い流す性質に含まれる美容訴求成分(保湿剤や美白剤、抗老化剤など)は一部の成分を除き、ほとんど肌に残らないと考えられています。それらは相対的に洗浄力をマイルドにするには役立ちますが、肌の保湿はそのあとにつける化粧品で行った方が確かです。
特に、からだは顔や頭皮とは違い、皮脂腺が少ないため油分すらも不足しがちです。顔はしわ、たるみ、しみを防ぐ、などの美容的目的で化粧品をつけることも多いと思いますが、からだは保湿のために年齢を問わず化粧品、特にクリームをつけることをおすすめします。ローションは化粧水と同様でほとんど水ですし、油分が含まれていなければからだのケアには適切ではありません。
シャワーの回数も増えるこの季節、適切な洗浄力のボディウォッシュと仕上げのクリームで楽しいバスタイムをどうぞ。
<本日の所要時間1時間>
外出嫌いなくせに今回は珍しくドラッグストアで品定めしました。シャンプーやボディウォッシュの棚を真剣に御覧になっている婦人を見かけると、ついぴったりの製品を探して差し上げたくなりますが、そんなことをするとただの不審者なのでぐっと自制します。
今回取り上げた「ラメランス」と「ミュオ」はどちらもあのクラシエさんの製品でした。
HIMAWARIといい、ココンシュペール(いずれもシャンプー)といい、クラシエさんの製品は科学的で誠意があるように見えて、素敵です。宣伝が大げさでなく、消費者に誤解させるような文言を使わないのも良いです。メーカーさんにはそれぞれ共通した傾向みたいのがあるので、もしお気に入りのシャンプーや化粧品があるのなら、別の何かを探そうと思ったときはそこのメーカーさんをまず見てみるのも良いかもしれません。
……どうでもいいんですけれど「ボディウォッシュ」と打って変換しようとすると、必ずといってよいほど「ボディウィッシュ」になります。
なんなの。無意識でDAIGOさんリスペクトなの?
【シートパック】KOSE コーセー クリアターン 超濃厚保湿 マスク EX・純国産米マスク EX

KOSE コーセー クリアターン 超濃厚 保湿 マスク EX 40枚 フェイスマスク
839円
※2018年6月amazonでの価格
全成分:
水、DPG、BG、グリセリン、エタノール、アルガニアスピノサ核油、セリン、トコフェロール、ヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム-51、メドウフォーム油、ユビキノン、水溶性コラーゲン、EDTA-2Na、PEG-20水添ヒマシ油、キサンタンガム、ジ(C12-15)パレス-8リン酸、セテアリルアルコール、テトラオレイン酸ソルベス-30、ポリソルベート80、ミネラルオイル、リン酸2Na、リン酸Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン

KOSE コーセー クリアターン 純国産米 マスク EX 40枚 フェイスマスク
957円
※2018年6月amazonでの価格
全成分:
水・DPG・BG・グリセリン・エタノール・アルガニアスピノサ核油・コメヌカエキス・コメ発酵液・トコフェロール・メドウフォーム油・ユビキノン・加水分解コメエキス・加水分解コメヌカエキス・EDTA-2Na・PEG-20水添ヒマシ油・キサンタンガム・ジ(C12-15)パレス-8リン酸・セテアリルアルコール・テトラオレイン酸ソルベス-30・ポリソルベート80・ミネラルオイル・リン酸2Na・リン酸Na・エチルパラベン・フェノキシエタノール・メチルパラベン
誰がどういう目的で使うかによって評価が変わってくるアイテム
いつ、どんなときに「パック」をしようと思うでしょうか。
一般的には、普段のお手入れでは物足りない(肌の調子が良くない)ときや、特別な日のためにさらにコンディションを上げたいときに用いるものではないかと。
それをふまえ、40枚で千円以下というなんともお手頃価格のこちらの製品。
そもそも私の認識しているパックの利用目的と一致しているのかどうか、あやしいように思います。
毎日利用している人が多いのか…?
この二つの製品、成分そのものは良く似ています。
水(基材)に、DPG、BG、グリセリンなど基本的な保湿剤が入り、「超濃厚 保湿 マスク」タイプにはヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム-51、水溶性コラーゲン、などの美容訴求成分、「 純国産米 マスク」タイプには加水分解コメエキス・加水分解コメヌカエキスなどが入っています。
どちらにも入っているユビキノンはコエンザイムQ10のこと。医薬品成分名だとユビデカレノンです。活性酸素のうち数種類を除去する効果で老化予防(アンチエイジング)効果が期待されます。化粧品への配合上限は0.03%です。
そう。ユビキノンの配合上限は0.03%なんですよ。
成分表示を見るとわかりますが、その割にけっこう上位表示なんですよね。
つまりその下に表示されている成分は0.03%≧というわけです。
どちらにもアルガニアスピノサ核油、ミネラルオイルなどの油分と界面活性剤(水と油を混ぜるためのもの)が入っていますし、キサンタンガムという増粘剤も入っていますからシートに含んでいる液体そのものは、しっとり、濃厚な感じがあるかもしれませんが、その質感と保湿力は比例しません。
肌の保湿に油分という選択は2018年の現在ではかなり古い考え方です。
ヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム-51、水溶性コラーゲン、このあたりは有意に肌の水分量を増やす成分ですが、いかんせん入っている量が少なすぎると思います。40枚=数百円というお値段では当然ではありますが…。
エタノールが入っていて、なおかつけっこうな量が入っているのも気になる点であります。
エタノールは溶剤であるとともに、抗菌、収れん、乾燥促進効果があります。さっぱりタイプの化粧品の使用感向上目的なんかのために使われることが多いです。
成分を見た印象では、お値段相応かな、という感じです。
100均の化粧品なんかでも有り得る表示かと。
冒頭に戻りますが、もしパックを基本的なケアに追加するもの、として考えた場合はこちらの製品をチョイスするのは適切でないと思います。
お使いになっている化粧品のグレードにもよりますし、化粧品の質と値段は必ずしも比例しませんが、一般的に考えて2千円以上の化粧水で普段のケアをスタートしている方だと、お使いの化粧水よりもこのパックに含まれる液体の方が質が悪い可能性が高くなるのではないかと。
逆にふだんスキンケアらしいものはしておらず、洗顔後はこのパックだけペロンと一枚乗せている、という場合は何もつけないよりも全然良いと思います。
40枚でこのお値段ということは、後者の使い方を想定しているような気がしないでもありません。
シートパックの存在意義、基本的な効果と選び方は以前まとめたのでそちらをご覧ください。
次回もまた1週間後に更新したいと思います。
<本日の所要時間50分>
保湿系バイオセルロースマスク3選
先日、「予算千円ではじめる冬のお肌の乾燥対策~パックを取り入れる~」でパックの有効性と選び方を紹介しましたが、今日はシートマスクでもお勧めのバイオセルロースタイプのマスクを3つ取り上げてみたいと思います。
バイオセルロースタイプのフェイスマスクとは?
2018年2月8日写真を追加しました
■目次
1.ジャパンコスメ JC Bijou さくら
2.ビルル シンデレラ ラグジュアリー belulu Cinderella Luxury
3.バイオセルロース フェイスマスク MOIST(弾潤系)
4.シートマスクにしみ込んでいるのは化粧水
1.ジャパンコスメ JC Bijou さくら

ジャパンコスメ JC Bijou さくら 25ml モイスチャーケア –
ジャパンコスメ JC Bijou さくら
amazon 864円
全成分
水、BG、グリセリン、プロパンジオール、ヒアルロン酸Na、アロエベラ液汁、加水分解エラスチン、水溶性コラーゲン、PEG-60水添ヒマシ油、メチルグルセス-10、グリコシルトレハロース、ポリアクリレート-13、メチルパラベン、加水分解水添デンプン、ポリイソプテン、ベタイン、フェノキシエタノール、ハチミツ、PCA-Na、クエン酸Na、ポリソルベート20、ソルビトール、クエン酸、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、リシン、トレオニン、プロリン
分かりやすく保湿系バイオセルロースマスクです。
一般的な保湿剤である、BG、グリセリン、プロパンジオール、ヒアルロン酸、水溶性コラーゲンなどがバランスよく含まれています。乳化剤が入っているけど油分が見当たらない…。皮膜形成剤あたりとの兼ね合いなのか…。
表面を覆うような成分も入っているので、仕上がりは特にしっとりして感じるのではないかと思います。(それが本当の意味で保湿というかどうかはちょっと微妙ですが)1,000円以内でお手頃なので試してみてもよいと思います。
2.ビルル シンデレラ ラグジュアリー belulu Cinderella Luxury フェイシャルマスク
ビルル シンデレラ ラグジュアリー belulu Cinderella Luxury フェイシャルマスク
amazon 1,580円
全成分
水、プロパンジオール、グリセリン、PCA-Na、メチルグルセス-10、ヒト脂肪細胞順化培養液エキス、水溶性プロテオグリカン、加水分解シルク、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸Na、ソメイヨシノ葉エキス、チャ葉エキス、カミツレ花エキス、アラントイン、ヒアルロン酸アスコルビル、酢酸トコフェロール、カプリロイルジペプチド-17、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、クエン酸、クエン酸Na、水添レシチン、ポリソルベート80、カプリリルグリコール、タマリンドガム、キサンタンガム、BG、ペンチレングリコール、エタノール、PEG-20ソルビタンココエート、エチルヘキシルグリセリン、アニス酸Na、ローズマリー油
なぜか画像が表示されないのと、表記の名称が長すぎてどこまでが正式名称かよく分かりません。
↓このように表記されています
フェイスマスク 美ルル シンデレラ ラグジュアリー belulu Cinderella Luxury バイオセルロース 日本製 厚手 ヒト幹細胞エキス プロテオグリカン 無鉱物油 無着色 無添加 フェイシャルマスク (set1)
前置きはさておき。
こちらは保湿&抗老化剤が入った、年齢肌向けのバイオセルロースマスクです。
お値段が1,580円と「予算千円ではじめる冬の乾燥対策」という趣旨からは少し外れてしまうのですが、千円台なのでまあ、ありかなという勝手な判断と、入っているものの割にはお値段が手ごろで割安感があるので紹介します。
プロパンジオール、グリセリン、PCA-Na、メチルグルセス-10、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸Naとポピュラーな保湿剤がバランス良く含まれているうえに、ヒト脂肪細胞順化培養液エキス、水溶性プロテオグリカンと注目の抗老化剤が含まれています。
ヒト脂肪細胞順化培養液エキスは細胞増殖因子(EGF,IGFなど)とともに近年注目されている成分です。細かく言うとアレなんですけれど……細胞を賦活させることにより、年齢に伴うしわ、たるみ、シミなどをケアしていこう、というようなものです。
水溶性プロテオグリカンはサケの鼻軟骨由来のもので、コラーゲンを増やしたり、色素沈着やシワを改善するという成分です。
このあたりの成分は5,6年くらい前から見かけるようになり、ここ2,3年はこれらが配合された化粧品が、業務用メーカーや一部の一般向け先鋭的メーカーから発売され、爆発的に増えた印象です。恐らく今後は功老化系化粧品の主となっていくのではないでしょうか。けっこうエビデンスも出てきているようですしね。
ただし、まだまだとにかく値段が高い。
これらを含む製品は美容液で2万~6万程度(売価)、フェイシャルマスクでも高濃度に含むものは卸値でも1枚あたり2千円から3千円ほどします。エステサロンでこのクラスの化粧品を使うトリートメントを受けようと思うと、立地にもよりますが2万円前後のコースになっていることが多いようです。
こちらのマスクの場合、入っている量はほんのちょっとだと思うんですけれど、それでも最新鋭の機能性化粧品をお手頃価格で試してみるのも面白いと思いますよ。マスクだと継続してコストがかかるわけではないですしね。
3.バイオセルロース フェイスマスク MOIST(弾潤系)

日本製バイオセルロース フェイスマスク MOIST(弾潤系) 1枚 –
日本製バイオセルロース フェイスマスク MOIST(弾潤系) 1枚
amazon 648円
全成分
水、プロパンジオール、グリセリン、ラベンダー花水、PCA-Na、BG、アセチルヘキサペプチド-8、セラミドNP、セラミドAP、セラミドEOP、フィトスフィンゴシン、ポリクオタニウム-51、水添レシチン、ソルビトール、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、トコフェロール、加水分解コラーゲン、クエン酸、クエン酸Na、アラントイン、ヒアルロン酸Na、タマリンドガム、キサンタンガム、メチルグルセス-10、アニス酸Na、パンテノール、パルミチン酸レチノール、ピーナッツ油、スクワラン、コレステロール、ラウロイルラクチレートNa、カルボマー、メチルパラベン、フェノキシエタノール
保湿目的のマスクとしては、こちらがお勧めです。
仕組みの異なる保湿成分が複数入っているし、角質細胞間脂質も入っています。ちょっとだけVC誘導体(美白、抗老化成分)が入っているのも嬉しい。皮膚科学に基づいた成分構成だと思います。お値ごろ感もあります。
手触りを良くするような、悪い言い方をすると「おためごかし」的な成分は入っていません。特に刺激が強いようなものも入っていません。(かといって絶対に誰もトラブルが起きないという意味ではありません)
あとは、これらの成分がどのくらい入っているかなんですけれど、フェイスマスクの場合、化粧水と同様でどのみち90%超は水ですからまあ大した問題ではないかと。
あとはシートがそれなりの厚さがあれば言うことなし。バイオセルロースのマスクはけっこう厚さがそれぞれ違うのです。同じメーカーの同じ製品でもそのときそのときによって違いますしね。
ちょっと手に入りにくそうですが、こちらは成分見るかぎりはおすすめ。
4.シートマスクにしみ込んでいるのは化粧水
バイオセルロース、不織布に限らずシートマスクに含まれている化粧品は、一部、美容液に近いものもありますが、たいてい化粧水のようなものです。
そのため肌の乾燥がひどく、バリア機能が著しく損なわれている場合はマスクにしみこんでいる化粧品が肌にしみたり、使用後すぐに赤くなったりすることがあります。そのときは、なるべくこっくりしたクリームだけを洗顔後のスキンケアに使い、肌の回復を待ってからマスクを使ってみてください。
化粧品がしみたりするのは、化粧品が悪い可能性よりもどちらかというと、自身の肌のコンディションが悪すぎるために起こることが多いです。敏感肌はもともと敏感な肌、という意味よりは敏感な状態になってしまっている、というニュアンスの方が正しいかもしれません。
ただし、化粧品を使って翌日から二日後にかけて湿疹や腫れが出た場合、アレルギーの可能性があるのですぐに皮膚科を受診して判断を仰ぎましょう。
<本日の所要時間2時間>
※このページに表示されている価格は2018年2月9日現在のものです。また記載の製品は試用しておらず、成分表記を見ただけの印象です。ご使用の際はそのあたりにご留意ください。
このブログをどういう人に御覧いただいているのか、ちょっと分からないんですけれど…
もし実店舗にお越しいただいている方で、バイオセルロースマスクをお探しでしたら、ご来店の際にご相談くださいね。普段からご予算とお肌のコンディションに合わせ、カスタマイズして基礎化粧品のご提案も行っておりますが、マスクのようなスペシャルケア用のアイテムも、試用を重ねた末に探し出した秘蔵の品を用意しています。コスパも性能も折り紙付きですよ…!
よく見かける市販のクレンジングを考察する
1.モイスタージュ Wコールドクリーム 270g

モイスタージュ Wコールドクリーム 270g –
モイスタージュ Wコールドクリーム 270g
amazon 489円
ケンコーコム 734円
全成分
ミネラルオイル、水、ポリソルベート65、マイクロクリスタリンワックス、グリセリン、DPG、ステアリン酸グリセリル、ジメチコン、ステアロイルグルタミン酸Na、ステアリン酸、ポリソルベート80、ミツロウ、キサンタンガム、オリーブ油、スクワラン、ヒドロキシステアリン酸水添ヒマシ油、シルクエキス、エタノール、加水分解コラーゲン、セテアリルアルコール、EDTA-2Na、メチルパラベン、エチルパラベン、香料
手に取りやすい価格のクレンジングクリームですね。
そのためか、「クレンジングクリーム」ではamazonで11位。ケンコーコムでは1位です。
安価で酸化しにくく、溶剤として優れたミネラルオイルを主に、ステアリン酸、ポリソルベートなどの界面活性剤が入っています。まさにこれぞクレンジングクリーム、といったシンプルでよくある中身です。
メイクを落とす力は強すぎず、弱すぎず、というところではないでしょうか。
特別落としにくいメイクをしていなければ十分かと。
Simple is Bestを地でいくような製品だと思います。売れている理由が分かるな…。
ちなみに、「うるおい成分としてオリーブオイル配合」とのことですが、
オリーブオイルそのものは肌に柔軟な感触を与えるものです。
オリーブオイルに限らず、油脂類は肌の表面に膜を張って水分蒸発を防止すると考えられていましたが(近頃は別の物質もその役割を担っていることが分かってきました)、これの最たるものが「皮脂」です。
そもそも、クレンジングクリームには溶剤である油分を水で流せるように、界面活性剤が入っているのでそんなに油分も残らないんじゃないかと思います。
2.ラフラ バームオレンジ ホットクレンジング 100g
![ラフラ バームオレンジ ホットクレンジング 100g [ダブル洗顔不要・毛穴対策・角質除去] -](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41YsaH5x0qL.jpg)
ラフラ バームオレンジ ホットクレンジング 100g [ダブル洗顔不要・毛穴対策・角質除去] –
ラフラ バームオレンジ ホットクレンジング 100g
amazon 3,240円
全成分
グリセリン、オリーブ果実油、PEG-10ヒマワリグリセリズ、オレンジ油、(ベヘン酸/エイコサンニ酸)ポリグリセリル-10、ステアリン酸グリセリル(SE)、(ベヘン酸/エイコサンニ酸)グリセリル、ミツロウ、水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Na、ローヤルゼリー、ハチミツ、グルコシルルチン、グルコシルヘスペリジン、カラメル、水、トリ(ベヘン酸/イソステアリン酸/エイコサンニ酸)グリセリル
ものすごいネットに情報が落ちていますね。
それに評価も高い。
非常によく似たつくり、似たような内容のブログのようなものがたくさんあったので、宣伝がお上手なのかなぁ、と。
こちらは成分見る限り、「油性ジェル」タイプのクレンジングに近いのではないでしょうか。
成分表示の一番めはグリセリン(アルコール)なんですが、これは「ホットクレンジング」という言葉が示しているように、グリセリンが水と混ざるときに発熱する性質を利用して、熱感を与えるためです。
それに、オリーブ果実油、PEG-10ヒマワリグリセリズ(ヒマワリ種子油、α-体が多いため酸化しにくい)が続いており、このあたりが基材なのではないかと。
次のオレンジ油は通常は香料として用いられることが多いですが、定義が違うものもあり、コンディショニング剤として使われることもあるそうです。表示位置からすると後者でしょうか。その後は界面活性剤が見られます。
水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Na、ローヤルゼリーなどの美容訴求成分も含まれていますが、分量的には恐らくほんのわずか。
そもそも、クレンジングや洗顔など水で洗い流してしまう化粧品に含まれる美容訴求成分は、ほとんど肌に残らないと考えられています。例外は、近頃出てきたカチオン化されたヒアルロン酸など。
こちらの製品、成分をみるかぎりでは洗浄力は「けっこう強い」のではないかと。
上で取り上げたモイスタージュ Wコールドクリームよりはもちろん強いと思います。
一般的には40代半ば以降くらいの皮脂量が落ちてきている人、もともと皮脂が少なめの人、肌のバリア機能が壊れていて些細な刺激でも赤くなったり、かゆくなったりする人には向いていないかと。
バッチリメイクの人、年齢が若い人に向いた製品だと思います。
3.DEW クレンジングクリーム 125g

DEW クレンジングクリーム 125g(メイク落とし) –
DEW クレンジングクリーム 125g
amazon 2700円
全成分
ミネラルオイル、水、DPG、ステアリン酸PEG-6ソルビタン、ポリソルベート60、イソノナン酸イソノニル、トリエチルヘキサノイン、パルミチン酸セチル、ミツロウ、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル、ステアロイルグルタミン酸Na、ジメチコン、トリベヘニン、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、香料、BG、EDTA-2Na、アセチルグルコサミン、メチルセリン、アルゲエキス、ヒアルロン酸Na、フェノキシエタノール
amazonおすすめ上位表示。
評価も高いです。
モイスタージュ Wコールドクリーム 270gと同じ、クレンジングクリームでつくりもよく似ています。
お値段が5倍以上違うのが、化粧品のおもしろいところでもあり、選ぶのを難しくさせているところでもありますね。
成分は少し違いますが、基材の油性原料に水、界面活性剤とつくりは本当によく似ているんです。
違うのは、途中に保湿剤やエモリエント剤などが見られることでしょうか。
相対的に油性原料や界面活性剤の含まれる量が落ちるので、洗いあがりがややマイルドな感じというか、繊細な感じになるのではないかと。今回取り上げた製品のなかではもっとも洗浄力が穏やかそうです。
ただ、クリームクレンジングの場合、他のアイテムに比べて成分が似たりよったりになりやすいので、実際のところは使ってみないと分からないことも少なくありませんけれど。
どういう人がこういう製品を使ったらよいかというと、けっこう難しいですね。
よくあるクリームクレンジングよりも、ややテクスチャーが軽めだと思いますし、容器がタンクでなくチューブ状で使いやすいのがよいかも。忙しいけれどクリームクレンジングをしたい、そこそこメイクもちゃんとしている、という人に向いているかもしれません。
4.賢くクレンジングを選び、使うには
クレンジングはシンプルに「メイクを落とす」役割だけ担えばよいので、あまり高価な製品や美容訴求成分がたくさん入った製品を使う必要はありません。クレンジングに含まれる保湿剤や美白剤、抗老化剤などの成分は含有量が非常に低いうえ、水で流したときに一緒に流れてしまい、肌にほとんど残らないのです。
スキンケアの目的が、美しい肌や健やかな肌を育むためであるとしたら、その分の予算は以後の美容液やクリームに割り振った方が合理的です。
また、クレンジングでマッサージをする人もいますが、全くおすすめできません。
クレンジング剤とは多くが溶剤である油性原料や界面活性剤でできており、化粧品のなかでは特に肌に負担になりやすいアイテムです。
クレンジングはご自身のメイクに合った程度の洗浄力のものを用い、メイクを浮かせることだけのために使い、手早くその工程を終えることが大切です。
※このページに表示されている価格は2018年1月26日現在のものです
<化粧下地> レブロンフォトレディプライマー001
サロンのお客様がお使いの化粧下地です。
話題に上り、興味深かったので取り上げてみようと思うのですが、エステティシャンの専門領域である「スキンケア」の範疇にない製品です。
どちらかというと、メイクアップ製品なので、ちょと覚束ないところがあるのですがご容赦を。
全成分:
ジメチコン・イソドデカン・水・トリシロキサン・PEG/PPG-19/19ジメチコン・ネオペンタン酸イソデシル・(C13 -16)イソパラフィン・シリル化シリカ・(C10-13)イソパラフィン・ジメチコンクロスポリマー・(ジメチコン/ビスイソブチルPPG-20)クロスポリマー・シリカ・グリセリン・フェノキシエタノール・カプリリルグリコール・1,2-ヘキサンジオール・メチコン・トコフェロール・ホウケイ酸(Ca/Al)・メタクリル酸メチルクロスポリマー・トリエトキシカプリリルシラン(+/-)マイカ・酸化チタン・酸化鉄・グンジョウ
先日、「化粧下地の選び方、考え方」をまとめましたが、こちらは…
・肌色補正
・凹凸を補正する
・ファンデーションののりを良くする
・ファンデーションの崩れを防ぐ
このあたりの働きをまんべんなく持つ化粧下地かと思います。
さまざまな製品に含まれるジメチコンは代表的なシリコーン油で、撥水性があるので汗による化粧崩れを起こしにくくし、ネオペンタン酸イソデシル、ジメチコンクロスポリマーはなめらかな感触をつくります。
白色顔料を含んでいるので、くすみをカバーして見せるかも。
実物見てないのでアレなんですけれど、リキッドファンデーションの下地向けかなと思います。
エモリエント剤や油分様成分が多く、それでいて皮脂と馴染みのよいタイプの成分が少ないのでパウダーの下地にすると、ムラになりそうな気がしないでも……
ファンデーションのような下地という印象です。
実際にお使いのお客様が、「塗った瞬間、スパッとなくなる感じがする」とおっしゃっていたのですが、イソドデカン、トリシロキサンあたりの揮発性の高い成分が含まれているせいなのかな、と。
べたつきを抑えるための処方でしょうか。
ちなみに、肌の水分量を増やす(維持する)ような成分などはほぼ入っていません。
もともと下地やファンデーションの類は、そういうものが含まれていてもごく微量ですが、こちらは防腐剤のあとにちょろっとある程度なので、ほんとに、入っていないと考えてよいかと。
シリコーン油でなく、シリコーン(毛穴をふさぐことがあるよ)も含むのでにきびができやすい人は避けた方が無難です。
どんな人が何のために使ったら良い製品かと考えてみると、けっこう難しいですね。
商品を注意深く見ると、同名で「001」と「002」という2パターン展開。
成分は変わらずなので顔料の量で、色を変えているのだと思います。ということは、やはり「肌色の補正」を主の目的に据えているのかと。
角質コントロールによってざらつきやくすみがなく、美白成分によってしみ・そばかすが予防できており、各種保湿成分を組み合わせて水分量、油分量のバランスがとれた保湿ケアができている……と、しっかりとしたスキンケアで土台がきちんと出来ている方は、あまり必要ないタイプの下地かもしれません。
あんまりスキンケアとかお化粧が好きじゃないの。
という女性には、ぱぱっと見た目を整えられて、良いかもですよ。
お使いの際はこの下に日焼け止めを塗ることをお忘れなく!
002のほうが、赤味やくすみへの対応が広そうだ。
余談ですけれども────
私はエステティシャンですが、そういう(スキンケアやメイクが好きじゃない、あまり興味ない)女性がいても良いと思うのです。
逆に、もんのすごいそういうことが好きな女性がいてもいい。
一口に女性といっても、価値観や生き方は多様化しているので、何に価値を置くかは人それぞれですし、そこに優劣も良し悪しもありません。
メイクアップ製品やスキンケア製品が星の数ほどあるのは、さまざまな女性のライフスタイルや価値観を支え、対応するためなのだと思います。
ご自身の「美容観」を持って、適切な商品やサービスを選んでいただきたいな、と思います。
【プチプライスで美肌を目指す】500点から選んだ千円以下の秀逸な市販洗顔料
さて、アフィリ還元企画も無事終えまして、何を書いたら良いか分からなくなりました(真顔)
ささっと出来て、喜ばれるものを書きたいな、などとぼんやり思っていたらですね、先日、サロンのお客様と洗顔料の話をしたことを思い出したのです。
そこで今日は市販品限定、しかも1,000円以下の制約をつけて、秀逸な洗顔料をご紹介したいと思います。
結果、ささっとなどいう生ぬるいことではなくなりました。
やるとなったら、なんでも徹底的にやりたいのですよね。
ということで、変態エステティシャンが目を血走らせ、500点の全成分を見た中からガチで選んだ洗顔料3点を取り上げます。
刮目せよ!!
■目次
●洗顔料の形状から洗浄力を推察する
●500点を見て分かった1,000円以下の洗顔料の特徴
●マックス 気になる洗顔石けん 酵素 80g
●muo(ミュオ) 泡洗顔料 200ml
●カインド マイルドクリアソープ コラーゲン石鹸 100g
■洗顔料の基礎知識
この世にはゴマンと化粧品が存在します。もちろん、洗顔料も例外ではありません。試しにケンコーコムさんで絞込み検索かけてみましたら、「洗顔・クレンジング」カテゴリで1857点、amazonさんスキンケアカテゴリ「洗顔」ではなんと14,347点ありました。美容業界で生きている私も若干ひきました。これほどの数があるもののなかから、地道にレビューを見て逸品を見つけようなんていうのは、正気の沙汰ではありませんですよ……
しかし、洗顔料の特性を覚えていくとあるていど、類型に分けることができます。分けることができれば、自分の目的や肌質によっては、まるっと無視してよいグループが生まれるわけで、これだけでもかなり絞り込むことができるのです。
ちなみに、洗顔料を用いる意義は「汚れを落とすこと」基本的にはこれだけで良いです。
保湿成分や美白成分、アンチエイジング成分など美容(訴求)成分が含まれていることも多々ありますが、洗い流すときに使用される化粧品の美容成分は、ほとんど肌に残らないことが分かっています。
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムのように、水にさらされても流れにくい性質を持つ成分もありますが、本当にごく一部。大半の成分はその成分が持つ美容効果を発揮するわけではなく、「マイルドな洗い上がりになる」程度にしか洗顔料では機能を果たせないのです。
■洗顔料の形状から洗浄力を推察する
洗顔料は大まかに分けると、5種類の形状があります。
固形
パウダー
フォーム(クリーム状でチューブなどの容器に入っているものと、液体でポンプ容器に入っているもの)
ジェル/リキッド
クリーム
これらは以下の順で洗浄力が強い傾向があります。
固形・ジェル/リキッド>フォーム≧パウダー>クリーム
固形せっけんの中でも、不透明なものはより洗浄力が強く、透明なものは優しい。
フォームは製品によって触れはばが大きい…などの事情もあり、一概にそうとは言えないのですが、ざっくり分類するためにはこのイメージで良いと思います。
女性の場合、皮脂分泌量の最大は諸説ありますが、20代~30代。
男性は40代と言われています。
つまり、20代~30代の女性でべたつきがちな女性は
固形、ジェル/リキッド、フォーム
30代の乾燥傾向の女性、40代以降の女性は
フォーム、パウダー、クリーム
に照準を絞って探すと、目当ての製品に当りやすいということになります。
男性は、コスト面からいっても固形石けん一択で。
アルカリ性である石けんで、過剰すぎる皮脂をズバッと落としてやればいいのです。
現実的にはその後に使用するスキンケアアイテム(化粧水、美容液、クリームなど)の内容によっては適さない形状のものがありますが、話がややこしくなってしまって、結局ケースバイケースじゃないか! ということになるので割愛。いつか機会があれば、そのときに。
■500点を見て気付いた1,000円以下の洗顔料の特徴
あの……こう言っては身も蓋もないんですが、意を決して言うと、正直、似たり寄ったりでした。
以前、100均の化粧品を見たときの印象に近かったです。
普段見ない価格帯の商品なので、私も新たな発見でこれには大変興奮したんですけれども。
マ ジ で 大 差 な か っ た。
固形の場合は、カリ含有石ケン素地になんかちょっと入っている程度。そのなんかも似たりよったり。
フォームは似たような界面活性剤(洗浄剤)に起泡剤が入っていて、油性のものを主に保湿成分がちょろっと。
1,000円以下だとミルクとリキッド(ジェル)形状のものは見なかったですね。
この価格帯内でお探しになるのなら、これから取り上げる商品以外はそれほど特徴らしい特徴はないと思ってもらっても良いかもしれません。
まー、500点をたった500点、と考えるか、500点もと考えるかで違いますけれど。
■マックス 気になる洗顔石けん 酵素 80g

マックス 気になる洗顔石けん 酵素 80g –
マックス 気になる洗顔石けん 酵素 80g
389円(2017年6月時点amazonでの価格)
全成分:
カリ含有石ケン素地、パーム脂肪酸、パーム核脂肪酸、グリセリン、コカミドプロピルベタイン、トレハロース、モロッコ溶岩クレイ、アルガニアスピノサ核油、アーチチョーク葉エキス、プロテアーゼ、パパイン、ダイズ種子エキス、ヒアルロン酸Na、ソルビトール、ヤシ脂肪酸、ベントナイト、水、PEG-150、リン酸、リン酸Na、ペンチレングリコール、デキストリン、オリーブ油PEG-7カルボン酸Na、リン脂質、スフィンゴ脂質、フェノキシエタノール、ソルビン酸K、BG、エチドロン酸4Na、EDTA-4Na、香料
千円以下のどんぐりの背比べな固形石けん群のなかで、異彩を放っていた商品です。
カリ含有石ケン素地がトップで、画像を見る限り不透明感が強いので洗浄力はやや強めかと思います。ただ、グリセリン、トレハロース、ヒアルロン酸Na、ペンチレングリコール、スフィンゴ脂質などの保水に関する保湿成分が複数含まれているのと、アルガニアスピノサ核油(良質な油分)も含んでいるので、洗い上がりはこの価格帯の石けんにしてはかなりマイルドなんではないかと。
しかし、最大のお勧めポイントはプロテアーゼとパパインを含んでいることです。
プロテアーゼはたんぱく質分解酵素、パパインもたんぱく質を分解してアミノ酸に変えます。このふたつ、角質肥厚を防ぐピーリング効果を持つ成分です。
角質ケアは洗顔で是非とも取り入れるべき要素ですが、酵素の他にフルーツ酸、グリコール酸などの酸があります。現場でピーリング剤を扱っている体感としては、酸を使ったタイプの方が精密なつくりの物が多くてお勧めなんですけれど、お値段が高くないやすいのですよね。
この値段で、しかも二種類の角質ケア剤が入っているのは超魅力的。
80gなので標準的な使用で2か月分です。
使い方はよく泡立てて、ざらつきやくすみが気になる人、にきびができやすい人は30秒ほど泡パックにして置いてから水で洗いながします。
ただし、ピーリングを取り入れるときちんとしたスキンケアアイテムを使っていないと、その後乾燥するので、美容液、クリームなどの保湿力が脆弱な場合は注意が必要。
20代から30代までの皮脂がしっかりある方には、皆様におすすめですよ。
40代以降のお姉様はその後にお使いなるアイテムによく気を付けて、使ってくださいませ。
■muo(ミュオ) 泡洗顔料 200ml

ミュオ 泡の洗顔料 –
ミュオ 泡の洗顔料 200ml
589円(2017年6月時点amazonでの価格)
全成分:
水、グリセリン、DPG、ラウリルヒドロキシスルタイン、ラウリン酸PEG-80ソルビタン、ココイルメチルタウリンNa、酒粕エキス、コメヌカエキス、ラベンダー油、オレンジ油、ベルガモット果実油、クエン酸、クエン酸Na、ポリソルベート20、BG
似たり寄ったりすぎて、成分見るのに飽きはじめてしまっていたのですが、こちらを見つけたときはすぐさま手を止めて凝視しました。特徴的です。
端的に言うと、乾燥し弱っている肌に向いた洗顔料です。
この価格帯でこういう商品を見るとは思わなんだ。
洗浄剤であるラウリルヒドロキシスルタインは起泡力は弱く、洗浄力も穏やかですが皮膚に対する刺激が少ないのが特徴。ココイルメチルタウリンNaはアミノ酸系界面活性剤です。
保湿剤であるグリセリン、DPGもけっこうな量が入っているようなので、かなりしっとりした洗い上がりになるのではないかと予想。べたつきやてかりが気になる人が使うと撃沈します。(たぶん)
40代以降の方の洗顔料って、市販品で安価なものだとけっこう難しいのですが、角質ケアを考えず、洗うだけに特化するのならこれはイケそう。
20代から30代の脂女子は絶対使っちゃいけません。
余談なんですけれど、こんなメズラシイものどちらのメーカーさんが…? と思ったらクラシエさんなんですよねー
クラシエさん、ココンシュペールやHIMAWARIなどの素晴らしいシャンプーをお作りになっていて個人的に大変気になるし、好意を覚えているメーカーさんなんですが、やはり……
クラシエさんの化粧品、さらって見た方がいいなと真剣に思いました。
■カインド マイルドクリアソープ コラーゲン石鹸 100g

カインド マイルドクリアソープ コラーゲン石鹸 100g –
カインド マイルドクリアソープ コラーゲン石鹸 100g
554円(2017年6月時点amazonでの価格)
全成分:
カリ含有石ケン素地 水 スクロース グリセリン ソルビトール 加水分解コラーゲン オリーブ油 ポリクオタニウム-51 コエンザイムQ10 セラミド ヒアルロン酸Na ハチミツ ローヤルゼリーエキス 甘草エキス スクワラン ラベンダー油 エチドロン酸4Na BG
こちらですねー……ちょっと禁じ手っぽんですよ。
1,000円以下の制約付けたくせに、参考価格1,620円なんですもん。
amazonマジックかな? と思いきや、ケンコーコムさんでも同じようなお値段だったので、まあ、それならいいかなと。
そういう事情なので、成分見る限りでは当然、1,000円以下のお品に見えないです。
圧倒的に不透明タイプの石けんが多いなか、やはり透明タイプです。それだけ美容成分が含まれているんですよね。
コラーゲンは人間の真皮(お肌の土台部分)にも含まれますが、化粧品に含まれるコラーゲンは真皮まで浸透しませんし、同化しないので保湿成分です。分子が大きいので浸透しにくく、定着しにくいよう。冒頭で書いたとおり、洗顔料に含まれていても保湿するとは思いがたいのですが、石けんの過剰な洗浄力を抑えマイルドに洗うことに役立ちます。
ポリクオタニウム-51、セラミド、ヒアルロン酸Naと強い保湿成分も名を連ねているので、頼もしいかぎり。
いつまで在庫があって、いつまでこのお値段かは分からないですけれど、これははっきりいってお値打ち品。
あまりにも皮脂が多い人(男性とか)には向かないですが、割と広い肌質、年齢層をカバーしてくれる洗顔せっけんだと思います。
以上、ガチで臨んだ千円以下の秀逸洗顔料のご紹介でした。
あくまでも千円以下縛りで探した洗顔料なので、これらが最良というわけではありません。しかも、試用したわけではなくて成分を見た印象と、数多くの化粧品を試用したり扱ってきた経験で想像したものです。もしかすると実物は書いたようなものではない可能性も、もちろんあります。お使いになる際はその辺りご留意くださいませ。
平沢進さんをエンドレスで聞きながら、テンション上げて書き上げました。
思いつきから完了まで、所用時間5時間であります。
ちょっとたまに自分でもどうかしてるんじゃないかと思うときがあります。
他にやらなきゃいけない大事なこと、あっただろうに… 朝チュンだもの…… どうすんだよ……
そんなお前を応援してる!! というあなた。
amazonさんにお買い物の用があるときはぜひわたくしめのリンクを通って!
わずかなんですけれど、amazonさんから報酬いただけます。
ですが、それよりも読んでいる方がいて、応援していただいているのだなというその心意気が嬉しかったりするのです。
庭師KING最高でした。
【市販コスメ&シャンプーの成分を考察】シコリーブ 薬用スキンクリーム
アフィリにご協力いつもありがとうございまっす!
成分マニアなエステティシャン(10年戦士になったのでそろそろ中堅)が、なるべく科学的な視点と実務経験を活かしてリンクを通じてご購入いただいた化粧品やシャンプーをさらっと考察してみるよ!
な、アフィリ還元企画「2016年上半期版」です。
2016年上半期の二番手はこちら。

シコリーブ 薬用スキンクリーム 80g –
シコリーブ 薬用スキンクリーム 80g
1080円
※2016年10月amazonでの価格
レトロちっくなパッケージの印象そのまま やや懐かしい発想のクリーム
成分見て行きます。
水
グリセリン
ワセリン
ジメチコン
セタノール
オリーブ油
ミリスチン酸オクチルドデシル
ポリソルベート60
ベヘニルアルコール
シコンエキス
スクワラン
シコニン
トウキエキス
酢酸トコフェロール
ジパルミチン酸ピリドキシン
ヒアルロン酸ナトリウム
セリン
ステアリン酸PEG-6
ステアリン酸PEG-36
ポリステアリン酸スクロース
ステアリン酸ソルビタン
カルボマー
水酸化ナトリウム
BG
メチルパラベン
プロピルパラベン
BHT
基材(化粧品の土台となるもの)に、申し訳程度に美容成分を入れたクリームと考えて良いのではないかと思います。
化粧品が化粧品として成立するために必要な成分以外の、いわゆる美容成分と言ってよいものは…
・シコンエキス(新陳代謝促進、殺菌・消炎作用、肌荒れ、ニキビの予防
・シコニン(抗菌、抗炎症作用
・トウキエキス(抗炎症、殺菌、鎮痛作用
・ジパルミチン酸ピリドキシン(肌荒れ、ニキビ緩和作用
・ヒアルロン酸ナトリウム(保湿
・セリン(保湿
このあたりでしょうか。
ただし、「酢酸トコフェロール」の表示位置や、お値段から察するに、美容成分はかなり薄そう。
冒頭でも書きましたが、まさに「申し訳程度」に含有量ではないかと。
先に挙げた美容成分の効果を期待して、こちらのクリームを使うと肩透かしに合うかもしれません。
お値段相応のクリームといった印象です。
60代以降で、水分量と皮脂量がかなり低下しており、なおかつバリア機能が弱っているような方だと、何も塗らないよりは良いのではないかと思います。
40代中ほどまでの女性の多くはまだまだ皮脂が多いので、不向きかと。
* * *
amazonさんでコスメやシャンプーをお買物の際は、ぜひ私のリンクを通ってどうぞ♪
シャンプー、基礎化粧品、美容機器その他エステティシャンの専門領域にあるものであれば、ブログ未掲載商品について半期に一度、変態エステティシャンのまなざしで見つめ、なんとなく考察します。
ワタクシの基地は札幌市豊平区にあります。
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公式WEBはこちら
お近くの方は、ぜひサロンへも遊びに来てくださいまし^-^
【市販コスメ成分を考察】 アズマ商事の炭洗顔クリーム
今に追いつくべく、駆け足で進行中(またちょっと空いちゃったけど!)のamazonアフィリ還元企画。
ようやく2015年下半期に突入でございます。

アズマ商事の 炭洗顔クリーム –
※2016年7月amazonでの価格
洗顔料というアイテムの特性も相まって、コメントしづらい……かな?
成分見て行きます。
水
グリセリン
パルミチン酸
ミリスチン酸
ステアリン酸
水酸化K
ソルビトール
ラウリン酸
PEG-6
PEG-75
ステアリン酸グリセリル
ココイルメチルタウリンNa
炭
ミツロウ
スイカズラ花エキス
ゴボウ根エキス
オタネニンジンエキス
アンズ種子エキス
カンゾウ根エキス
センキュウエキス
キハダ樹皮エキス
水添パーム油
オリーブ油
BG
エタノール
ラウレス-7
塩化Na
EDTA-2Na
メチルパラベン
コメントしづらいと書いたひとつの理由は、ざっと見た感じ、「これだ!」と目を引くような個性が見当たらないのです。
非常によくある感じではないかと。
パルミチン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸はいわゆる、「石けん原料」。
保湿剤は吸湿性により保湿する「グリセリン」、保湿力は弱いものの、高濃度でも毒性・刺激性がないため洗口液などにもよく使われる「ソルビトール」。
他に保湿成分、整肌成分などとしてPEG-6、PEG-75、炭、ミツロウ、スイカズラ花エキス、ゴボウ根エキス等の各種植物エキスが入っていますが、PEGも非常によく使われる成分ですし、もともと植物エキス群は働きが穏やかなので……。
コメントしづらい二つ目の理由は、クレンジングや洗顔など、洗い流す工程に使う化粧品に含まれる美容成分は、ほとんど吸収しないことが分かっています。
水に流れちまうんですね。
こう言っちゃうと身も蓋もないんですけど──
そんなわけで、クレンジングや洗顔の場合「良い製品」の条件は、化粧水や美容液、クリームなんかに比べるとずっとシンプルだったりします。化粧水や美容液は人それぞれのスキンケアの目的や、ライフスタイルが濃く関わってきますからね~
こちらの製品、「毛穴の奥まで洗える」というのが特徴のようなのですが、相対的に見て特別に毛穴の奥まで洗える、という要素はそれほどないかな、と思います。
あくまでも成分見ただけの印象で、いち化粧品マニアンなエステティシャンの偏見ですけれどね。
化粧品は成分だけでは分からないことはたっくさんあります。
まあ──
温泉に行って、
「コレ、使ってみようかしら? あら、いいわぁ~♪」
お家で使うたびに、旅の楽しい思い出が蘇る……
それもいいじゃないか!
化粧品の存在意義は、なにも美容効果だけじゃないと思います。
* * *
なんと! 2015年下半期に、私めのリンクを通ってご購入いただきました対象製品は、この1点のみでした~
ブログに掲載しているシャンプーをご購入いただいているケースが多いのと、2015年はブログの引越しを目論み、そして惨敗した経緯がありましたので、ご購入件数そのものも大幅に縮小してしまったという悲しい事情も……
そんななか、愛も変わらず(あえて誤字)ご協力くださっている方には大感謝であります。
もちろん、長年サロン利用で支えてくださっているお客様に最上の感謝を。
次回からいよいよ本題の2016年上半期に入りたいと思います。
リストアップしていないので、もしかしたらまた全然件数が少ないかもしれないけどっ!
amazonさんでコスメやシャンプーをお買物の際は、ぜひ私のリンクを通ってどうぞ♪
シャンプー、基礎化粧品、美容機器その他エステティシャンの専門領域にあるものであれば、ブログ未掲載商品について半期に一度、変態エステティシャンのまなざしで見つめ、なんとなく考察します。
【市販コスメの成分を考察】 薬用ユースキンS ローション 150ml
大分遅れておりますが、
2015年上半期amazonアフィリ還元企画
「買っていただいた化粧品やシャンプーを、変態エステティシャンが考察なんぞしてみるよ!」
ラストでございます。

薬用ユースキンS ローション 150ml (敏感肌用 保湿ローション) 【医薬部外品】 –
薬用ユースキンS ローション 150ml
752円
※2016年7月amazonでの価格
使用感で化粧品を選ぶことが多い、まさに一般の方向けの製品!
成分見て行きます。
医薬部外品なので有効成分とその他の成分が分かれております。
有効成分
グリチルレチン酸ステアリル
酢酸トコフェロール
その他の成分
トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル
イソノナン酸イソノニル
バチルアルコール
イソステアリルグリセリルエーテル
ベヘニルアルコール
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)
メチルポリシロキサン
d-δ-トコフェロール
L-アルギニン
水素添加大豆リン脂質
ホホバ油
油溶性カモミラエキス
トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル
濃グリセリン
1,3-ブチレングリコール
シソエキス(2)
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット
パラベン
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体
精製水
これは面白い! こういう製品ははじめて見たかもしれません。
業務用の化粧品では絶対にない発想だと思います。
まず、有効成分のグリチルレチン酸ステアリル強い抗炎症作用と、抗アレルギー作用などを持つ成分。
酢酸トコフェロールは合成ビタミンEで、血行促進作用を持ちます。
お手ごろ価格の薬用化粧品は、多くがこのあたりの成分が有効成分なので、これ自体はそんなに珍しいわけではないと思います。
驚いたのは……
ローション(化粧水)なんですが、基材が水じゃなくて油性成分なんですよね。
こりゃ、たまげた。
肌の水分量を増やすような成分はN-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)、L-アルギニン、水素添加大豆リン脂質、濃グリセリン、1,3-ブチレングリコールなどが入っていて、
N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)、水素添加大豆リン脂質なんかは、保湿剤の類のなかでも特にスグレモノといって良いタイプと思いますが、乳化剤の表示位置などから、相当入っている量は少なそう。
水分量を増やすというよりは、油性原料でごっつり肌を覆って、守る、油分でフタをして保湿という、やや古めの保湿の発想が主かと思います。
いずれもさらっとして、軽いテクスチャーの油性原料が使われているようなので、使った直後はべたつかず、しっとりしたような感触になるのではないかと予想。
実物を手にとってないので、あくまでも成分を見たイメージですが、
利用に適した方は、
・女性
・50~60代以降(皮脂の分泌がかなり落ちている方)
・あまり美容に興味はなく、肌がかゆくなったりしなければいい
・化粧品のアイテム数はなるべく抑えたい
かな、と思います。
皮脂量の十分な年代(10代~30代、40代は個人差が大きい)では、表面はヌラヌラなんだけど、なんだか肌がしんなりして、乾燥している気がする──という風になりやすいと思いますし、この後に美容液やクリームを重ねるとなると、その意義から考える必要があると思います。
美容液やクリームは肌を健やかに保つため、というよりは、シミを防ぎたい(薄くしたい)しわやたるみをケアしたいなど、美容的効果を期待して使うことが多いと思うので。
シンプルかつ、古典的な発想で、最低限のスキンケアを施したい方にはちょうどよいアイテムかもしれません。
使ってないけど!!!
————————-
以上、駆け足で2015年上半期分をお送りしました。
アフィリでいただいた報酬で市販のシャンプーや化粧品のテストをしています。
いつもご協力ありがとうございます。
amazonさんでコスメやシャンプーをお買物の際は、ぜひ私のリンクを通ってどうぞ♪
お求めいただいたものは分かりますが、個人を特定(想像)できるような情報は、一切私には伝わりませんよ。
大容量の食料品を割りとコンスタントにお求め下さっている方がいらして、ありがたいなぁ……(食料品は紹介料が割高なので)
と、思うとともに、
飲食業の方なのかしら…
などと思いを馳せております。
うかがえる範囲内だったら、お邪魔したいのになぁ。


