<化粧下地> レブロンフォトレディプライマー001

レブロンフォトレディプライマー001 -
レブロンフォトレディプライマー001 –

サロンのお客様がお使いの化粧下地です。


話題に上り、興味深かったので取り上げてみようと思うのですが、エステティシャンの専門領域である「スキンケア」の範疇にない製品です。


どちらかというと、メイクアップ製品なので、ちょと覚束ないところがあるのですがご容赦を。


全成分:
ジメチコン・イソドデカン・水・トリシロキサン・PEG/PPG-19/19ジメチコン・ネオペンタン酸イソデシル・(C13 -16)イソパラフィン・シリル化シリカ・(C10-13)イソパラフィン・ジメチコンクロスポリマー・(ジメチコン/ビスイソブチルPPG-20)クロスポリマー・シリカ・グリセリン・フェノキシエタノール・カプリリルグリコール・1,2-ヘキサンジオール・メチコン・トコフェロール・ホウケイ酸(Ca/Al)・メタクリル酸メチルクロスポリマー・トリエトキシカプリリルシラン(+/-)マイカ・酸化チタン・酸化鉄・グンジョウ


先日、「化粧下地の選び方、考え方」をまとめましたが、こちらは…


・肌色補正
・凹凸を補正する
・ファンデーションののりを良くする
・ファンデーションの崩れを防ぐ


このあたりの働きをまんべんなく持つ化粧下地かと思います。


さまざまな製品に含まれるジメチコンは代表的なシリコーン油で、撥水性があるので汗による化粧崩れを起こしにくくし、ネオペンタン酸イソデシル、ジメチコンクロスポリマーはなめらかな感触をつくります。


白色顔料を含んでいるので、くすみをカバーして見せるかも。


実物見てないのでアレなんですけれど、リキッドファンデーションの下地向けかなと思います。


エモリエント剤や油分様成分が多く、それでいて皮脂と馴染みのよいタイプの成分が少ないのでパウダーの下地にすると、ムラになりそうな気がしないでも……


ファンデーションのような下地という印象です。


実際にお使いのお客様が、「塗った瞬間、スパッとなくなる感じがする」とおっしゃっていたのですが、イソドデカン、トリシロキサンあたりの揮発性の高い成分が含まれているせいなのかな、と。


べたつきを抑えるための処方でしょうか。


ちなみに、肌の水分量を増やす(維持する)ような成分などはほぼ入っていません。


もともと下地やファンデーションの類は、そういうものが含まれていてもごく微量ですが、こちらは防腐剤のあとにちょろっとある程度なので、ほんとに、入っていないと考えてよいかと。


シリコーン油でなく、シリコーン(毛穴をふさぐことがあるよ)も含むのでにきびができやすい人は避けた方が無難です。


どんな人が何のために使ったら良い製品かと考えてみると、けっこう難しいですね。


商品を注意深く見ると、同名で「001」と「002」という2パターン展開。


成分は変わらずなので顔料の量で、色を変えているのだと思います。ということは、やはり「肌色の補正」を主の目的に据えているのかと。


角質コントロールによってざらつきやくすみがなく、美白成分によってしみ・そばかすが予防できており、各種保湿成分を組み合わせて水分量、油分量のバランスがとれた保湿ケアができている……と、しっかりとしたスキンケアで土台がきちんと出来ている方は、あまり必要ないタイプの下地かもしれません。


あんまりスキンケアとかお化粧が好きじゃないの。


という女性には、ぱぱっと見た目を整えられて、良いかもですよ。


お使いの際はこの下に日焼け止めを塗ることをお忘れなく!


002のほうが、赤味やくすみへの対応が広そうだ。

余談ですけれども────


私はエステティシャンですが、そういう(スキンケアやメイクが好きじゃない、あまり興味ない)女性がいても良いと思うのです。


逆に、もんのすごいそういうことが好きな女性がいてもいい。


一口に女性といっても、価値観や生き方は多様化しているので、何に価値を置くかは人それぞれですし、そこに優劣も良し悪しもありません。


メイクアップ製品やスキンケア製品が星の数ほどあるのは、さまざまな女性のライフスタイルや価値観を支え、対応するためなのだと思います。


ご自身の「美容観」を持って、適切な商品やサービスを選んでいただきたいな、と思います。