<化粧水>透明白肌 ホワイトローション

透明白肌 ホワイトローション 400ml
透明白肌 ホワイトローション 400ml
1,296円(2018年8月amazonでの価格)

全成分:
水、グリセリン、DPG、3-O-エチルアスコルビン酸、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン、豆乳発酵液、クズ根エキス、クロレラエキス、アロエベラ葉エキス、ボタンエキス、ダイズ種子エキス、アルニカ花エキス、アルテア根エキス、フユボダイジュ花エキス、スクワラン、グリチルリチン酸2K、BG、プロパンジオール、ジグリセリン、ペンチレングリコール、グリセリルグルコシド、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10、キサンタンガム、水添レシチン、PCA、トコフェロール、フェノキシエタノール


先日思い立って、「皮膚科学を基に考える、amazonで買う10代から20代前半のスキンケア用品一式」をまとめましたが、その際に候補として成分を見て購入したもののボツった製品です。


10代から20代前半向けのスキンケア用品を選ぶときの考え方、必要なものは下記にまとめました。


参考記事:10代から20代前半の若い人におすすめするスキンケア

VC誘導体が含まれていて、なおかつバランス良く保湿剤も入っている、1,500円以下の化粧水ということでこちらを候補に考えました。


成分を見ていきます。


VC誘導体は、3-O-エチルアスコルビン酸、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルと2種類入っています。


「3-O-エチルアスコルビン酸」は水溶性のVC誘導体で、即効性と安定性に優れます。紫外線A波によるサンタン(炎症を起こさずに黒くなる日焼け)に高い有効性を示すことが分かっています。


「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル」は本来水溶性のVCを油溶性にすることで、非常に高い安定性を持つ成分です。油溶性なので皮脂などにもよく溶け、浸透性が高いのが特徴。美白剤でもありますが、浸透しやすいので過酸化抑制やコラーゲンの産生促進など抗老化作用期待できる成分です。


保湿剤は定番のグリセリン、DPG、BG、プロパンジオール、ジグリセリン、ペンチレングリコールの他、高い保水力を持つヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲンなどが入り、他に植物エキス類も入っていてバランスが良い感じです。

こんな風に成分を見ていって、実際に試用するために購入し、手にとってみたのですが、手のひらに出して手の甲になじませてみた瞬間……


ん? んんん?


と思いました。


そこに、予期せぬ油様感があったのです。


すぐさま成分を見直してみると……


__ 人人人人__
>  スクワラン  <
 ̄  ̄Y^Y^Y ̄  ̄

スクワラン……


うん。


ふつうに、油、入っていたね…… スクワラン自体は良質の油分だけどさ……


単純に見落としただけでした。


化粧水に油や油様成分が入っている製品は、こちらに限らずけっこうあります。


それらが入っていると、ペタペタしたり、しっとりした質感になるので好き・嫌いはもちろんあると思いますが、スキンケアの有効性という観点からはどうでしょうか。


あまり詳しく書くと主旨がおかしくなるので別の機会にしたいと思いますが、今回に関していえば完全にアウトです。


それは、目的が「10代から20代前半の若い人向けのスキンケア用品」として適した化粧水を探すことだったからです。


詳しくは、「10代から20代前半の若い人におすすめするスキンケア」に書きましたが、この年代はにきびと過剰な皮脂に悩まされがちな年代です。


そして、なおかつ肌の水分量もまだまだ十分。


皮脂腺の少ない目元、口元を中心に季節や肌の状況に合わせて油分を補う必要はありますが、化粧水は洗顔後の肌を整えるために用い、基本的には顔全体に塗り広げるものです。


そこに油や油様成分が入っているとなると、使い分けや調整がしにくく、べたつきやテカリの原因になりかねません。


というわけで、見落としという初歩的なミスですが、ボツとなりました。


大人が使う場合も、そうですね…。


油分や油様成分が入った化粧水を採用するべき肌の状態や、状況(予算など)が思い当たらないのが正直なところです。


大人のスキンケアは基本的には「化粧水」「美容液」「クリーム」で考えますが、美容訴求成分の濃度が高くなりやすい美容液やクリームに比べると化粧水は安価なので、もしかすると予算の関係で化粧水しか使えないという場合もあるかもしれません。


たとえば、こちらの化粧水は1,296円です。


今回考えた、若い人向けのスキンケアプランに採用したクリームは、実は同じぐらいの価格です。保湿成分しか入っていないクリームなんですけれどね。


予算が限られている場合、大人が何よりも優先すべきなのは「保湿」です。


保湿ケアがいちばん質感も見た目にも影響があります。即効性もあります。


美白成分や抗老化成分は使い続けてはじめて、予防的な意味で効果※を得られますのでね。変化は感じにくいものが多いです。一部、最先端の化け物級の化粧品は事情が違いますけれど。


1,500円の予算で考えなければならないのなら、すっぱり美白と抗老化は諦めて、保湿に特化した方が結果的には満足度も高いし、ケア効果も得られやすいです。


という風に考えると、同じ予算で化粧水ではなく、クリームを購入した方が良いと思うのですよね。化粧水はほとんど水ですからね。


……ここまで書いていて、はたと気づいたのですが、


恐らく油分や油様成分を含む化粧水の存在意義は、消費者の「好き」に応えるということではないでしょうか。
スキンケア用品には化粧水、美容液、クリーム、乳液、ジェル、オールインワンなどさまざまな形状のものがありますが、化粧水は特別に人気の形状だと思うのですよね。さっぱりしていて質感が好まれるのでしょうし、「化粧水をたっぷりつける」美容法などが流行ったせいもあるのかもしれません。


いろいろなところで、たびたび書いていますが、皆がみんな、スキンケアに効果を求めているわけではないでしょうし、それでいいのです。


スキンケアという朝晩のわずかな時間が、楽しむためのものや、リラックスするためのひとときだっていい。
その場合、使って気持ちいい化粧水の形状で、ちょっぴり油分が入っていて、なんだかしっとりする感じがする……それもいいですよね。


油分や油様成分を含む化粧水は、効果うんぬんとかではなくて、スキンケアを楽しむために存在していそうな気がします。


スキンケアに効果や結果を求める人には、あまり活躍する場面が少ない性質のアイテムだと思います。


ちなみに、採用となった化粧水は油分は入っておらず、単体で見た場合は、大人の使用も十分有り得るというものでした。


クリームは本当に選択肢が少なくて苦心したのですが、化粧水は衝撃でしたね。この値段で、このクラスの化粧水が存在しているのかと。


10代から20代前半の若い人向けに成分を見て選び、その選んだものを実際に洗浄力や保湿力などをテストして、クレンジング、洗顔、化粧水、クリーム、日焼け止めの計5点のおすすめスキンケアセットを考えたのですが――
もしこれを大人が使った場合はどうなるのか、男性が使う場合がどうか、ということも合わせて書きました。


ボリューム出すぎちゃって、有料(100円)にしてしまったのですが、ご興味の向きはぜひに。


ここから飛べます↓


皮膚科学を基にして考える、amazonで買う10代から20代前半のスキンケア用品一式|せんたくびよりK|note(ノート)
https://note.mu/simple_skincare/n/n67b83fb8d415


飛んだらいきなり課金画面が出るとかいうことではなく、冒頭1700字くらい無料スペースがあります。


※化粧品は効果を謳ってはいけないので、ここでいう効果はあくまでも慣用句的表現の効果です


<本日の所要時間2時間>


時間を食った割にまとまりのないことを書いてしまってショボン。


ふだん店で大人(30代から50代)の肌の状況と予算に合わせて個人個人に合ったスキンケアプラン(化粧水、美容液、クリームなどの組み合わせ)を考えているのですが、大人は目的も肌の状態も予算も全く違うので、本当に難しいのです。


今回、ネットでamazonで買えるもので、10代から20代前半の若い人向けのスキンケアセットを作ってみようと思ったのは、この年齢だといろんな意味で幅が狭いのでやりやすかったからなんですよね。肌の状況も、予算も大人ほど個人差がないと思うのです。


これ、同じものの大人バージョンをやろうと思ったら、たぶん禿げると思います。いろんな意味で。


まず30代と40代と50代と60代以降で分けないといけないし、主目的「美白」「抗老化」「月予算5千円以内」「3千円以内」とか、かなり細分化しないと現実的じゃないですもんねぇ。


でもいつかやってみたい、なぁ……


あと今気づいたんですけれど、うっかりまた1日更新目標から遅れてました。

【完成しました・8/24追記有】皮膚科学を基にして考える、amazonで買う10代から20代前半のスキンケア用品一式・続報

今月頭からずっとガタガタ言っている、amazonで買う10代から20代前半のスキンケア用品一式についてです。
なんとなく木曜更新を目標にしているので、今日UPしたかったのですが、間に合っていません。
仕事終わってから、事務所で今まで書いていたんですけれど、まだまとまりきらないです。
今の時点で、製品と成分を調べるのに10時間くらい、製品テストに10日、結論を文章にまとめるのに6時間くらいかかっているんですけれど、いったい何をやっているのか……
成分や製品を調べるにしても、実際の製品で遊んでいるにしても、文章書く段階に入っても、やっているあいだは非常に楽しいんですけれど、はっと我に返ると「ヤバイな」と思います。
最終的に1万字くらいの内容になりそうで、下手すると、読むのにすら20分くらいかかるものになってしまいそうです。
こんな内容のものを出すと、今後書く記事のハードルも上がってしまいそうで、本当に大丈夫なのだろうか、と不安になってきています。
後先考えずに手を出して、完成までは突っ走るけれど、その後に「コレ、どうしよう」となるのは、いつもの悪い癖です。
好奇心に極振りして生きてきた結果がコレですよ…… どうしてこうなった……
とりあいず、形にするところまではいかないと、何にもならないので、明日の朝までに仕上げます。
8/24追記:
出来上がったのですが、アレコレいろいろ考えた結果「有料記事」として、noteというところでスペースを借りてUPしました。
やっぱり、ちょっとやりすぎ感が否めないなと……。
思った以上にお金も時間もかかってしまったのと、化粧品の選び方というのは、本来エステティシャンである自分の核みたいなもんだよなぁと気づいて。
これで12年、ごはんを食わせていただいてきたわけですからね。
その分内容は、何に憚ることもなく、とっても濃いものになっています(1万3千字=推定読了時間20分)
お値段は100円です。
↓ここから飛べます
皮膚科学を基にして考える、amazonで買う10代から20代前半のスキンケア用品一式|せんたくびよりK|note(ノート)
https://note.mu/simple_skincare/n/n67b83fb8d415
クレジット決済の他、携帯会社決済もご利用いただけるそうです。
100円という価格は、この記事に100円の価値があるというよりは、読んでくださる方の私への支援……という意味で考えました。
ちなみに、高校や大学などの学生さんでお金は払えんがどうしても読みたい、という人がいれば、何らかの方法で無料で読めるようにいたします。10代から20代の若い方向けのスキンケアについてまとめておいて、学生さんにお金をせびるのは本意ではないのでね。
次回は、裏切りの有料公開のお詫びを兼ねて、成分を見て購入したものの、ボツった製品をひとつ紹介したいと思います!

amazon販売商品で選ぶ、10代から20代前半の方向けスキンケアプラン

只今、amazonで販売されている化粧品で組む、10代から20代前半の方向けのスキンケアプランを試作中です。
前回更新「10代から20代前半の若い人におすすめするスキンケア」で、若い方のスキンケアの考え方、必要性、具体的にどんなアイテムが必要かをまとめました。ただ、実際に難しいのは、星の数ほどある化粧品のなかから、それに則って適した製品を選ぶことだと思います。
今回は手に入れやすさということで、Amazonで購入できる製品であること、
10代から20代前半の若い方向けということで、クレンジング、洗顔、化粧水、クリーム(必要があれば)、日焼け止め、各アイテムは1500円以内を条件にして考えました。
具体的には、下記のような検索をかけ…
ビューティ→0-1500円 “化粧水”→価格の安い順 検索結果144
ビューティ→0-1500円 “日焼け止め”→価格の安い順 検索結果125
ビューティー →スキンケア・ボディケア : スキンケア・基礎化粧品 : 保湿乳液・クリーム : 乳液・クリーム : 0-1500円 検索結果42
ビューティー→スキンケア・ボディケア : スキンケア・基礎化粧品 : クレンジング・メイク落とし : クレンジングミルク : 0-1500円 : 検索結果73
“クレンジング”
ビューティー : 0-1500円 :”AHA” 検索結果66
総数450点の成分をまず見ました。
amazonのページに記載されていないものは、公式の製品情報やネットに落ちている情報で賄いました。
ここまででだいたい所要時間が10時間ぐらい。
その後、今回は顔につけるものなので、やはり実際のテクスチャーや美容訴求成分が実際にどのくらい含まれているのか、対象の日焼け止めを落とすのにクレンジングの洗浄力が適度か、ラインで使ったときに保湿力が不足しないかどうかなど、確かめなければいけないと思い、良さげな製品はすべて取り寄せました。
ama20188.png
▲amazonの注文画面
だいたい1アイテムにつき、2~3種類購入しました。
そして、現在その届いた製品を使っていろいろとテストしています。
kopaafter.png
▲日焼け止めの撥水性や、どの程度の洗浄力のもので落ちるかテスト中
この一週間は、自分の顔を使って試しています。
10代から20代前半の若い方向けのスキンケアラインを、皮脂量が非常に少ないアラフォーが試しているので、どえらいことになるのではないかと戦々恐々としていましたが、いまのところ、案外それほどヒドイ感じにはなっていません。
最近のプチ・プライス化粧品は良くできていますね。
まあ、成分見てから取り寄せているので、最低限のボーダーを越えたものしか試していないという事情はありますけれど。
今週中に試用の結果をまとめられればと思っています。

10代から20代前半の若い人におすすめするスキンケア

先日、長くご利用いただいているお客様のお嬢さんのスキンケアプランを考える機会をいただきました。
改めて10代から20代前半の若い方のスキンケアについて、調べ、考えたので今日はそれについてまとめたいと思います。

10代から20代前半の肌をとりまく事情

しわやたるみ、しみのない、うるおったみずみずしい肌にスキンケアなど不要だとお思いでしょうか。


確かに、10代から20代前半の肌は、まだまだ十分なポテンシャルがあり、そのものが美しい状態です。


しかし一方で、授業や課外活動、レジャーなどによって大人に比べて紫外線を浴びやすい生活環境があったり、ホルモンバランスの変化に伴って特別ににきびができやすい期間でもあります。


一説によると、一生のうちに浴びる紫外線の8割を10代のうちに浴びているのだとか…


10代から20代前半の若く、かわいいお嬢さんたちのスキンケアにおけるポイントは下記ふたつです


・紫外線予防とケア
・にきび予防とケア

10代から20代前半の人のスキンケア基本アイテムは5つ


・角質ケア(ピーリング)効果を持つ洗顔料
・VC誘導体を含む化粧水
・季節や部位の乾燥ケアのためのクリーム
・日焼け止め
・日焼け止めを落とすためのクレンジング剤


ひとつひとつ解説していきます

◆角質ケア(ピーリング)効果を持つ洗顔料


にきびは、このような順番でできます。


①角質が厚くなり、毛穴をふさぐ


②その下で、常在菌であるアクネ菌が皮脂などを餌にして過剰繁殖する


そのため、ニキビ用化粧品というものは、このアクネ菌を殺菌するための成分が入っているか、皮脂を抑え、乾燥させるようなものか、化粧品そのものに油分を含めず、餌を極力少なくするようなつくりになっています。


しかし、アクネ菌は常在菌ですし、皮脂は肌には必要なもので常に分泌されるものです。


すでにできてしまったニキビを治すには、皮膚科で診てもらうことが大事ですが、ニキビができないように予防するための第一歩は「角質を厚くしないこと」です。角質肥厚の原因はまだよく分かっていないことが多いそうで、ホルモンバランスの変化も関係しているのではないかと言われています。


ピーリングを取り入れ、角質を厚くしすぎないことはニキビ予防につながります。


具体的な成分名は酵素や、グリコール酸、フルーツ酸、乳酸などです。


AHAの場合、濃度が明記されている製品もありますが、3%以下なら毎日の洗顔料として、5%なら週1~2回からはじめて、様子を見ながら回数を増やし、10%超のものは刺激が強く、扱いにくいのでおすすめしません。


酵素は製品によって差が大きいので、洗いあがりの肌の状態を見て回数を増減するのが良いかと。

◆VC誘導体を含む化粧水

ビタミンC誘導体は厚生労働省認可の美白剤です。


美白剤には他に、エラグ酸、コウジ酸、トラネキサム酸、アルブチンなどがありますが、10代から20代前半のお嬢さんにはVC誘導体がおすすめです。VCは美白剤でもありますが、コラーゲンの合成に欠かせないものであり、過酸化脂質抑制(老化予防)のほか、皮脂をコントロールする作用などさまざまな美容効果をもっています。


特に、年齢的に皮脂過剰になりがちな若い女性にはVCはその点でも心強い味方になってくれます。ピーリングとともにニキビ跡を早く薄くする効果も期待できます。また、成分的に安価なので化粧品のコストを抑えられるのも魅力です。


具体的な成分名は、アスコルビン酸グルコシド、アスコルビン酸セチルエーテル、アスコルビン酸Na、アスコルビン酸Mgなど。これらは水溶性のVC誘導体ですが、最近では油溶性で安定性の高いテトラヘキシルデカン酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビルなどもあります。


アスコルビン酸のままでは安定性が悪く、分解しやすいため、普段のスキンケア用化粧品として使うのなら誘導体の形になったものを使うべきです。


アスコルビン酸の化粧水や美容液は、イオン導入に適しています。


◆季節や部位の乾燥ケアのためのクリーム


水分量も皮脂量もそのままで十分な若いお嬢さんには、特別な保湿ケアは必要ありませんが、ピーリングや日焼け止めを落とすためのクレンジグによって少し肌のつっぱり感が気になるときや、冬の空気の乾燥が強いときなどは、化粧水だけでなくクリームを追加します。化粧水よりもクリームの方が美容訴求成分が多く含まれる傾向があります。


また、肌の調子が悪いときは化粧水を休み、肌あたりのやわらかいクリームだけを使って肌の回復を促すというレスキュー的なケアもできるので、肌荒れをしやすいお嬢さんは保険がてら用意しておいても良いでしょう。


植物エキスははたらきが穏やかなものが多いので、ヒアルロン酸やコラーゲン、天然保湿因子(アミノ酸など)をバランスよく含むクリームがおすすめ。特に肌荒れしやすく、粉を吹くくらい乾燥してしまうのなら、少々お値段は張りますが、大人同様にセラミドか類似成分配合のものを。


紫外線ケアにいっそう力を入れるのなら、先にあげた油溶性のVC誘導体を含むクリームも良いと思います。

◆日焼け止め


肌に負担の少ないノンケミカルのものがおすすめです。


ノンケミカルは顔料(酸化亜鉛、酸化鉄などファンデーションやフェイスパウダーにも使われる粉)によって紫外線を反射させ、紫外線をカットします。紫外線を「粉」によって反射させるので、ローション、ジェル、スプレー状のものは存在せず、粉を均一に伸ばすために油性原料と混ぜてクリーム状にすることで、肌への密着度を高めてあります。


撥水剤が入っているウォータープルーフタイプは使用後はクレンジングが必須ですが、汗やこすれ、ふきとりなどの物理的刺激にもある程度耐えてくれ、薄塗でも持ちこたえてくれやすいのでウォータープルーフタイプがおすすめ。汗をかくことが大人よりもずっと多いでしょうし、動きも活発でしょうからね。

日焼け止めというと、肌へ高負担のイメージもあるかと思いますが、10年超のエステティシャンの経験では、日焼け止めによって肌のコンディションが悪くなってしまう方の大半はケミカルタイプ(紫外線吸収剤)をお使いです。


世に出回っている日焼け止めの多くがケミカルタイプなので、分母が圧倒的多数ですから、紫外線吸収剤が悪いとは言い切れない部分はあります。ただし、紫外線吸収剤の多くは配合上限が設けられている古い成分であり(日進月歩の世界にも関わらず1960年代から使われているものもある)、厚生労働省の「紫外線対策マニュアル」でも、「稀にアレルギーを起こすことがある」というマイルドな表現で注意喚起されています。


なんでもない人はなんでもないですが、若いお嬢さんはお肌のコンディションが安定しにくいので、負担となりうるものは極力減らしてあげて方が良いのではないかと。

◆日焼け止めを落とすためのクレンジング剤


ウォータープルーフタイプではない(撥水剤が入っていない)日焼け止めを使う場合は、クレンジングは不要ですが、10代から20代の若く活発なお嬢さん方には日焼けを恐れず、アクティブにいて欲しいのでウォータープルーフの日焼け止めがおすすめです。


その際は、面倒ですがクレンジングが必須です。


クレンジングはクリームタイプをまず試してみてください。


クレンジングの形状と洗浄力については、過去にまとめたものがあります。

非常に密着度の高い、ウォータープルーフタイプの日焼け止めを使用した場合、クリーム形状のクレンジングでは落としきれないときがありますが、乾いた手で充分な量のクレンジング剤を、乾いた顔(体に塗ったときは腕、足など)に乗せ、30秒ほどくるくると力を入れずになじませてみましょう。それでも落ちないようであれば、クレンジングの洗浄力をあげることを検討します。

まとめ



うるおいが十分で、衰えのはじまっていない10代から20代前半の若い方のスキンケアは、予防的ケアが主となります。


それが20代後半、30代、40代、50代……と時を重ねたときの肌の礎になります。


時代とともに女性性や女性の有り方というのは変わってきています。


近頃は、「女性だけがなぜ化粧をしなければならないのか」という訴えをSNSで目にしたこともあり、賛否両論ありました。


個人的には大きなシミや深いしわがあっても、それを含め肯定的に自分の人生を捉えられるのならその人は美しいと思います。


以前何かで目にした女性厩務員の方は、化粧っけがなく、とても日に焼けていました。けれど、その方は生き生きとされていて、大変美しい女性でした。


自分がどのような道を歩むかは、若いお嬢さん方にとっては想像がつきにくいことで、思っている道と全く違う方向に行くこともあるかと思います。一般的には、まだまだ女性は美しい肌をしていた方が社会的に得をすることが多いし、なにより、自分を肯定的に捉えやすくなると思います。


将来が決まっていないからこそ、若いうちからのスキンケアを自己投資としておすすめしたく思います。


<本日の所要時間2時間>


ちなみに、「若いお嬢さん」におすすめのスキンケアと書きましたが、ニキビに悩む青少年にもおすすめのスキンケアでもあります。


青少年はお嬢さんたちと比べるとさらに皮脂量が多いので、クリームは不要かと。


日焼け止めについては、ちょっと最近の青少年の感性が分からないので、何ともいえないんですけど、できれば使わない方がいいのかな、と思います。撥水剤は油性原料なので毛穴をふさぐリスクがちょっとあがるのでね。男性がクレンジングを購入するのも勇気がいるような気がするし。あ、amazonで買うなら関係ないのか…。


どうなんだろう。


最近の若い男性たちは日には焼けたくないんだろうか。それとも、どうでもいいのだろうか。


人によるのかな?


***


毎週木曜の更新を秘かに目標としていながら、さらっと2週間も空けたあげく、1日遅刻しました。


次回は今回まとめたものを使って、実際の若いお嬢さんのスキンケアプランをamazonさんの取り扱い商品で組んでみたいと思うんですけれど、もんのすごい時間がかかりそうなのと、そこまでやるのなら、机上の空論ではなく実際に製品のテクスチャーなど確かめてからやりたいような気がして。


シャンプーやボディウォッシュではなくて、顔につけるものですからね。エステティシャンの矜持が許さない……
だとすると、労力とコスト両方がかかるし、そこまでやっていいのかな? というような気もします。


ちょっと悩み中です。

【2018年版】ドラッグストアで手に入る、千円以下のボディウォッシュ三選

この度、ようやくボディウォッシュ難民から脱したので、今日は市販のボディウォッシュで「これは…!」と思った製品を三種類取り上げてみたいと思います。

1.ラメランス ボディウォッシュ

ラメランス ボディウォッシュ (ホワイト) 480mL
ラメランス ボディウォッシュ (ホワイト) 480mL

ラメランス ボディウォッシュ(ホワイト)
480ml 602円(2018年7月現在amazonでの価格)


全成分:
水、ラウリルグルコシド、ラウロイルアスパラギン酸Na、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンMg、グリセリン、ジステアリン酸グリコール、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドMEA、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、セラミド2、セラミド5、ミリスチン酸、クエン酸、PEG-4、エタノール、ポリクオタニウム-7、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム-67、PEG-7M、炭酸Na、ピロ亜硫酸Na、カラメル、BG、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、コレステロール、EDTA-2Na、安息香酸Na、香料


せっけん系ではありません。


洗浄剤(界面活性剤)は、ラウリルグルコシド、ラウロイルアスパラギン酸Na、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンMg、ウロイルメチルアラニンNa。アミノ酸系洗浄剤と、その他も低刺激性の界面活性剤、洗浄助剤でまとまっています。この価格でこの界面活性剤はスゴイ。


保湿剤も良いです。

ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、セラミド2、セラミド5と「ラメランス」の名前を表す成分です。これらは角質細胞間脂質やその類似成分と呼ばれるもので、水分をラメラ構造(サンドウィッチ状みたいな)に保持するため、非常にすぐれた保湿成分です。特にセラミド2がそのなかでも王様です。まあ、洗うものに含まれていると界面活性剤で流されてしまって、ほとんど肌には残らないとは言われていますし、このお値段なのでほんのちょっとしか入っていないとは思うんですけれど。マイルドな洗いあがりは間違いないでしょう。

この価格帯でこの内容は本当にすごい。ちょっと目を疑うレベル。


香り違いで、「ローズ」があるようですが、どちらも「スキンタイプ:ノーマル」という表示で成分表示に変わりがないので恐らく香料のみが違うのかと。
ラメランス ボディウォッシュ (ローズ) 480mL
ラメランス ボディウォッシュ (ローズ) 480mL
皮膜形成剤みたいのも入っていないので、背中や胸元ににきびができやすい人も良いかと。成分を見るかぎりはすべての女性と、肌が荒れがちな男性、肌のバリア機能が未熟なお子さんにもおすすめです。

2.メルサボン アニュ ボディウォッシュ

メルサボン アニュ ボディウォッシュ スムースモイスチャー ディスペンサーセット (340mL)
メルサボン アニュ ボディウォッシュ スムースモイスチャー ディスペンサーセット (340mL)

メルサボン アニュ ボディウォッシュ スムースモイスチャー ディスペンサーセット
340mL 935円
(2018年7月現在amazonでの価格)


全成分:
水、ラウリン酸、ミリスチン酸、水酸化K、グリセリン、コメヌカ油、テトラオレイン酸ソルベス-40、オレイン酸、(カプリリル/カプリル)グルコシド、パルミチン酸、ジステアリン酸グリコール、香料、ジグリセリン、アルガニアスピノサ核油、オリーブ果実油、ニオイテンジクアオイ油、リンゴタンニン、チャカテキン、サボンソウ葉エキス、シロキクラゲ多糖体、クインスシードエキス、アルゲエキス、アスコルビルリン酸Na、トコフェロール、水添レチノール、PG、EDTA-2Na、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ラウリルベタイン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、クエン酸、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ポリクオタニウム-39、ポリクオタニウム-7、ラウロイルアルギニン、セバコイルビスラウラミドリシン2Na、アラントイン、エタノール、BG、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール


ラウリン酸、ミリスチン酸、水酸化Kでカリ石ケン素地なので、こちらは石けん系です。


良い、というか発想が大変面白く、興味深いです。


グリセリンも入っているし、シロキクラゲ多糖体やアルゲエキスなんかも入っていますが、保湿剤の主は恐らく「油分」なんですよね。


香料の後方表示のものもあるので、含有量は微妙ですけれど、コメヌカ油、アルガニアスピノサ核油、オリーブ果実油、ニオイテンジクアオイ油あたり。


保湿剤の主役に油分を据えたと思えるのは、その形状。抗酸化成分であるトコフェロールも入っていますが、空気が入りにくく、酸化しにくいパッケージを用いています。


製品に大きな文字で「抗酸化革命」、それより少し小さな文字で「鮮度で”からだを洗う”が進化する」とあります。


「抗酸化」というと、最近「酸化」が美容や健康に良くないというイメージが浸透しつつあるかと思いますが、この場合の抗酸化はからだや肌の酸化を防ぐ、という意味合いではなく、製品の酸化を防ぐ、という意味です。油分はミネラルオイルでないかぎり、基本的に酸化しますのでね。酸化したものは肌に非常に刺激となります。


他の美容訴求成分同様、コメヌカ油、アルガニアスピノサ核油などの油分は洗顔やクレンジング、シャンプーなど「洗う」性質のアイテムに含まれていると、当然多くは洗い流されます。顔や頭皮に関しては皮脂腺が多いため事情が異なりますが、皮脂腺の少ないからだの保湿に油分は優先順位の高い成分です。こういう構成のものがどういう洗いあがりになるのか、大変興味深いです。(でも買わなかったんだな! これが)

3.ミュオ ボディソープ ポンプ

ミュオ ボディソープ ポンプ 480mL
ミュオ ボディソープ ポンプ 480mL

ミュオ ボディソープ ポンプ
480ml 580円
(2018年7月現在amazonでの価格)


全成分:
水、グリセリン、ラウロイルサルコシンTEA、DPG、プロパンジオール、ラウラミドプロピルベタイン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、酒粕エキス、コメヌカエキス、ラベンダー油、オレンジ油、ベルガモット果実油、コカミドメチルMEA、ラウリン酸、クエン酸、クエン酸Na、ポリクオタニウム-10、BG


石けん系ではありません。


主の界面活性剤はラウロイルサルコシンTEA、洗浄助剤(恐らく)でラウラミドプロピルベタイン。ラウロイルサルコシンTEAは皮膚刺激と脱脂力が温和なアミノ酸系界面活性剤です。


保湿剤はグリセリン、DPG、プロパンジオール、酒粕エキス、コメヌカエキス……と、ちょっと控えめ。グリセリンとプロパンジオールは相互作用があるそうですけれどね。防腐剤が見当たらないのは、このプロパンジオールによる抗菌性のためかと。非常にシンプルで、潔いかんじを受けます。


結論から言うと、今回わたしはこちらを購入しました。

皮脂が非常に少ない、アラフォー女なので成分的には1.のラメランスの方が合いそうだったのですが、ボディウォッシュは夫と一緒に使うので彼のことを考えるとこちらの方が良さそうだったのです。

実際に使ってみると、成分を見た印象よりもしっかり落とすものは落とすという洗浄力を感じました。大変良いです。万人に向いている基本的なボディウォッシュだと思います。


4.ボディウォッシュだけでからだのケアは難しい

再三書いていますが、クレンジング、洗顔、シャンプー、ボディウォッシュなどの水で洗い流す性質に含まれる美容訴求成分(保湿剤や美白剤、抗老化剤など)は一部の成分を除き、ほとんど肌に残らないと考えられています。それらは相対的に洗浄力をマイルドにするには役立ちますが、肌の保湿はそのあとにつける化粧品で行った方が確かです。


特に、からだは顔や頭皮とは違い、皮脂腺が少ないため油分すらも不足しがちです。顔はしわ、たるみ、しみを防ぐ、などの美容的目的で化粧品をつけることも多いと思いますが、からだは保湿のために年齢を問わず化粧品、特にクリームをつけることをおすすめします。ローションは化粧水と同様でほとんど水ですし、油分が含まれていなければからだのケアには適切ではありません。


シャワーの回数も増えるこの季節、適切な洗浄力のボディウォッシュと仕上げのクリームで楽しいバスタイムをどうぞ。


<本日の所要時間1時間>


外出嫌いなくせに今回は珍しくドラッグストアで品定めしました。シャンプーやボディウォッシュの棚を真剣に御覧になっている婦人を見かけると、ついぴったりの製品を探して差し上げたくなりますが、そんなことをするとただの不審者なのでぐっと自制します。


今回取り上げた「ラメランス」と「ミュオ」はどちらもあのクラシエさんの製品でした。


HIMAWARIといい、ココンシュペール(いずれもシャンプー)といい、クラシエさんの製品は科学的で誠意があるように見えて、素敵です。宣伝が大げさでなく、消費者に誤解させるような文言を使わないのも良いです。メーカーさんにはそれぞれ共通した傾向みたいのがあるので、もしお気に入りのシャンプーや化粧品があるのなら、別の何かを探そうと思ったときはそこのメーカーさんをまず見てみるのも良いかもしれません。


……どうでもいいんですけれど「ボディウォッシュ」と打って変換しようとすると、必ずといってよいほど「ボディウィッシュ」になります。


なんなの。無意識でDAIGOさんリスペクトなの?

石けんとボディソープについて

普段、シャワーやお風呂のときに何でからだを洗っているでしょうか。


私は愛用のボディソープがあります。


先日、化粧品をメーカーに発注する際に合わせて頼もうと思ったのに、忘れました。


カスッカスッと無惨な音を鳴らし、空を切るポンプ。申し訳ていどにしか出ないボディソープ……


そんなの、もう1回発注すれば良いですよね。


そうなんですけれど……


送料ががっつり上がって高いんですよ。


商品や消耗品と合わせてまとめて発注しないと、ボディソープだけでは送料の方が高くなるというね。


まあ、昨今の運送業界の事情をふまえると、仕方ないというか、これまでがおかしかったんですよね。


働いている方々が犠牲になっていての、あの価格だったわけだから。


だから思ったんです。


この機会にもう少し手に入れやすいボディソープを探せばいいじゃないかって。


久しぶり、というか、市販のボディウォッシュをちゃんと見たのははじめてかもしれないのですが、目を皿にしていつものケンコーコムさんやamazonのレビューを見て慄きました。


石けんの安全神話。


絶対的地位。


シャンプーではすっかり廃れた(と思う)その神話が、ボディ用洗浄剤の世界ではまことしやかに囁かれていたのです。


石けん以外の界面活性剤に同情した、というのもありますが、石けんが安全で低刺激だと信じていると思わぬ肌トラブルを招くこともあるので、今日はこのあたりをまとめてみようと思います。

1.石けんとは何か

陰イオン界面活性剤の一種です。嫌われ者のラウレス硫酸Na、人気者のココイルグリシンNa,ラウリルメチルタウリンNa(アミノ酸系界面活性剤)などと同じグループです。


パルミチン酸、ステアリン酸などの高級脂肪酸、またはパーム油、オリーブ油などの油脂に強アルカリ剤を反応させてつくる人工の界面活性剤。たまに石けんのことを「天然の界面活性剤」と表現しているものを見かけますが、天然ではありません。


反応させるアルカリ剤の種類によって、固形、液体と形状を変えます。

2.早速本題 せっけんは「やさしい」のだろうか

化粧品における「やさしさ」を何と定義するかにもよりますが…


安全性という点では、やさしいと言ってもよいかもしれません。何しろ、石けんは古来より存在する界面活性剤です。


ただし、その他の界面活性剤の多くが石けんよりも安全ではないかというと、そんなこともありません。


ラウレス硫酸Na(現在は化粧品にはあまり使われていない)など、旧表示指定成分の界面活性剤もありますが、そもそも旧表示指定成分の界面活性剤が危険であるという根拠もありません。旧表示指定成分は「アレルギーの報告があったもの」です。また、同じ陰イオン系界面活性剤には、皮膚刺激が非常に温和で石けん同様に優れた生分解性をもつものもあります。


一方、洗浄力という観点では、石けんは全くやさしくはありません。


アルカリ性という性質で、非常に高い洗浄力を持つからです。


固形せっけんには釜だき製法と中和法という製法がありますが、その過程で天然のうるおい成分がほどよく残る釜だき製法に比べ、大量生産に多い中和法は、別に保湿剤を添加しなければ洗浄力が強すぎてつっぱり感が出てしまうことが知られています。


このように、石けんは安全性という点ではやさしいと言ってもよいですが、洗浄力という点ではけっこう注意が必要な界面活性剤です。

3.適切かそうでないかの方がはるかに重要

「洗う」という段階で使うアイテムに重要なのは、汚れを落とすのに適切な洗浄力であることです。


この汚れには、メイク、整髪料など別に取り入れたもののほかに、皮脂も含みます。皮脂は健やかな肌を守るために大事なものですが、そのままにしておくと酸化し、においの元になったり、常在菌の餌となり、常在菌が過剰に増えてさまざまなトラブルを招きます。


特に体に関しては、顔や頭皮に比べ、皮脂腺の少ない部位が大半です。(胸元などは案外多い)


また、メイクや整髪料などを重ねることもなく、せいぜい重ねるのは日焼け止め、ボディクリーム、ローション程度で油性汚れは多くありません。そのため、意外と洗浄力は弱めのものが向いている人が多数です。


石けん(この場合のせっけんは、シンプルに保湿剤などがほとんど添加されていないせっけん)が向いているのは、皮脂量の多い20代から50代半ばぐらいまでの男性ではないでしょうか。男性でも20歳以降は肌の水分量は確実に低下していますから、洗浄後、水気と汗が落ち着いたのあとに強いつっぱり感やかゆみ、かさかさした感じを受けるようなら、クリームなどでしっかり保湿をしましょう。

それでも収まらない場合は、洗うものの洗浄力を落とすか、塗るものの保湿力を上げるか、はたまたその両方が必要です。


口コミや多すぎる情報、メーカーの販売戦略に惑わされず、ご自身の肌の状態を見て、感じて、冷静に選ぶことが大事だと思います。


4.実際にボディソープや石けんを見てみよう

無添加せっけん 泡のボディソープ

無添加せっけん 泡のボディソープ 5L
無添加せっけん 泡のボディソープ 5L


amazonさんで「ボディウオッシュ→レビューの評価順」でTOP表示です。(2018年7月現在)


全成分表示は水、カリ石ケン素地 のみ。


カリ石ケン素地とは、ジェル状、液状のせっけんの素地です。


商品紹介によると「この製品の主原料である『パーム核油』の原産地はインドネシアです」とあるので、パーム核油を主とした油脂にアルカリ剤である水酸化Kを反応させてできたものと思われます。(固形や粉状の石けんの素地である石ケン素地はアルカリ剤に水酸化Naを使用する)


保湿剤は全く入っていません。


商品の特徴には「うるおい・保湿 無添加・無香料」とあります。


水でかなり薄まっているとしたら、案外とマイルドな洗いあがりなのかもしれません。

Dove ダヴ ボディウォッシュ プレミアム モイスチャーケア ポンプ 500g


Dove ダヴ ボディウォッシュ プレミアム モイスチャーケア ポンプ 500g


Dove ダヴ ボディウォッシュ プレミアム モイスチャーケア ポンプ 500g


全成分表示:
水、ラウリン酸、ミリスチン酸、水酸化K、ラウレス硫酸Na、グリセリン、パルミチン酸、ジステアリン酸グリコール、ステアリン酸、香料、PG、コカミドプロピルベタイン、ココイルグリシンK、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ヤシ脂肪酸K、BHT、EDTA-4Na、エチドロン酸、メチルイソチアゾリノン


有名どころですね。


石けんと界面活性剤のラウレス硫酸Na両方入っています。


ラウリン酸、ミリスチン酸、水酸化Kでカリ石ケン素地です。パルミチン酸、ステアリン酸の高級脂肪酸も見られますが、質感調整ではないでしょうか。製品の質感を美しく見せるジステアリン酸グリコールも入っています。


コカミドプロピルベタイン、ココイルグリシンKと他の界面活性剤も見られますが、香料の後の表示なので微量かと。洗浄助剤、起泡剤かと。保湿剤はグリセリン。


液そのものはパールのような光沢をおびた、とろりとした美しい白色なのだと思います。ただ、それは保湿力には関係ありません。


こういう風になってくると、洗浄力や保湿力は実際に使ってみないとイメージしにくいです。

X(製品名伏せます)


600ml 2千円弱


全成分:
水、オレフィン(C14−16)スルホン酸Na、コカミドDEA、スルホコハク酸ラウレス2Na、ラウリルベタイン、ココイルグルタミン酸TEA、グリチルリチン酸2K、褐藻エキス、フムスエキス、ベタイン、カミツレ花エキス、カワラヨモギ花エキス、チョウジエキス、カプリル酸グリセリル、乳酸、PCA−Na、BG、ソルビトール、セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、リシン、アルギニ、◇トレオニン、プロリン、ペンチレングリコール、香料(オレンジ果皮油・グレープフルーツ果皮油・マンダリンオレンジ果皮油・ハッカ葉油を含む)、エチドロン酸、フェノキシエタノール、安息香酸Na、メチルパラベン、エチルパラベン



こちらが私がいつも使っていたボディウォッシュの中身です。


石けんは入っておらず、皮膚や眼に対して非常にやさしい洗浄剤であるオレフィン(C14−16)スルホン酸Naを主にした、界面活性剤系。オレフィン(C14−16)スルホン酸Naは生分解性にもすぐれています。

保湿剤にはアミノ酸などの他、植物エキス、海藻エキスが入っていました。(ほとんど吸収されないものの、相対的に洗浄力がマイルドになる)

600mlの大容量で税込でも2千円しないので、コストパフォーマンスもいい! 注文し忘れたのが心から悔やまれます。

5.まとめ

石けんが、他の界面活性剤に比べて成分的にやさしく、特に優れている、ということは言い難いです。


それぞれ、洗浄力、起泡力、コストなどの特徴があります。


価格を度外視すれば、石けんよりも優れている界面活性剤もあります。(何を以て優れている、と評するかは難しい問題ですけれど)


古来から存在する界面活性剤なのでそういう意味では信頼感はありますが、洗浄力はかなり高め。


皮脂量が少なく、メイクや整髪料などの油性汚れも少ないからだに利用する際は、自身の肌コンディションを見極めてからどうぞ。


<本日の所要時間3時間>


少しでも有用な記事をお届けしたい、とは思っているのですが、このタイプの記事を書くとあまりにも労力がかかりすぎて、疲弊し、さらにその仕上がりのクオリティの低さに絶望して嫌になり、たいていこのあとから更新が滞ります。


化粧品の世界は情報が多すぎるし、誇大広告もすごいのでなるべくシンプルに、事実に基づいて冷静な情報を発信したいという思いはあるのですが……一方で、ネットという大海でいち個人がこんなことしたってね……みたいなちょっと投げやりな気持ちもあります。


そのあたり、折り合いつけつつ、うまく続けていけたらいいんですけれどね。

<シャンプー>ボズレー プロフェッショナル シャンプー

ボズレー プロフェッショナル シャンプー 360ml
ボズレー プロフェッショナル シャンプー 360ml
2,268円
※2018年6月amazonでの価格
全成分:
水,ココイルメチルタウリンNa,コカミドプロピルベタイン,コカミドDEA,ラウラミドプロピルベタイン,ラウロイルメチルアラニンNa,ラウラミンオキシド,ラウリルスルホ酢酸Na,ラウロイルサルコシンNa,オリゴペプチド-41,アセチルテトラペプチド-3,リンゴ果実培養細胞エキス,アルガニアスピノサカルス培養エキス,ライラック葉培養細胞エキス,アルゲエキス,アカツメクサ花エキス,1,10デカンジオール,10-ヒドロキシデカン酸,セバシン酸,プエラリアミリフィカ根エキス,エクオール,パンテノール,ソウパルメット果実エキス,プランクトンエキス,レシチン,メントール,グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド,ポリクオタニウム-10,ポリクオタニウム-7,グリセリン,BG,テトラステアリン酸PEG-150ペンタエリスリチル,プロピオン酸Na,ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル,トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル,ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース,エチドロン酸,イソマルト,マルトデキストリン,キサンタンガム,デキストラン,クエン酸Na,フェノキシエタノール,香料
今(2018年6月)現在、一押しの低刺激性シャンプー!
荒れやすい人、年齢を重ねた頭皮にもってこい

非常に界面活性剤の質が高いです。その割に2千円台前半とお値ごろ感があります。
表示トップはココイルメチルタウリンNa。アミノ酸系の陰イオン界面活性剤でもちろん低刺激です。
コカミドプロピルベタイン,コカミドDEA,ラウラミドプロピルベタインあたりは千円前後のシャンプーにはよく入っていますが(洗浄助剤、起泡剤)感触が良いうえに非常に安全性も高いというラウロイルメチルアラニンNa、ほどよい脱脂力と殺菌力のあるラウロイルサルコシンNaも入っています。いずれもアミノ酸系界面活性剤です。
この時点で、きめ細かく柔らかい泡で、やさしく頭皮と毛髪の皮脂汚れやほこりなどを落としてくれるのではないかと予想。
美容訴求成分も良いです。
リンゴ果実培養細胞エキス,アルガニアスピノサカルス培養エキス,ライラック葉培養細胞エキス,アカツメクサ花エキス…などの植物エキスも相当数ありますが、その前にはオリゴペプチド-41(アミノ酸系保湿剤。比較的新しい成分)やアセチルテトラペプチド-3の高い機能性で注目されている成分名の表示があります。
アセチルテトラペプチド-3は皮膚の免疫機能に作用し、ターンオーバー(生まれ変わり)を整えると言われています。新しい抗老化剤、通称FGF様の成分です。
公式サイトを見ると、「頭皮のコラーゲン生成を促進し、美髪を育む環境へ整えます」とありますが、これはこのあたりの成分の効能を謳ったものかと。
植物エキス群は、ほぼほぼ保湿ですね。古来から髪に良いと言われているアルゲエキス(海藻エキス)が入っているのもいい。
洗浄剤は低刺激でマイルドな感じですが、エクオール、パンテノールなども入っているので、過剰な皮脂で荒れやすい頭皮も想定しているように思います。
水で流すものに含まれる美容訴求成分は、ほとんど吸収されないとは言われているんですけれど、このシャンプーは保湿剤の他に抗老化剤が入っているのが先鋭的です。シャンプーというより、化粧品の考え方に近いです。公式サイトなどでは他のシャンプー同様に消費者に好まれやすいワードの「植物性」などを謳っていますが、よく考えられた、かなり科学的な製品だと思います。(植物が悪いわけじゃないけど…)
こちらは実際に製品を購入し、使ってみました。
本当に、成分を見たままそのままの印象でした。
汚れは落としつつも、洗浄力は強すぎません。アミノ酸系界面活性剤が主体のシャンプーにありがちな、泡立ちが弱い、泡切れが悪いということもないので、どんなヘアスタイルの人でも扱いやすそうです。
あまりにも皮脂が多いうえ、整髪料を使っている人ではもしかすると洗浄力が足りないかもしれませんが、そうでない人には年齢・性別問わず非常にお勧めです。
あとはネックになりそうなのは、価格でしょうか。
今日日、360ml(標準使用で2か月分くらい)で2,268円のシャンプーを高いと思う人が多いのか安いと思う人が多いのか、ちょっと分かりませんが…数百円のシャンプーが存在している以上、安いと思う人はそう多くないかもしれません。
化粧品類は性能、効果(厳密には化粧品は効果を謳ってはいけない)と価格が必ずしも比例しません。
なぜならそこに、人件費や広告費などの経費が含まれているからです。
ただ、こちらのシャンプーは価格相応どころか、中に入っているものを見ると、お得感さえある良心的な価格設定だと思います。
ほんとうの意味でコストパフォーマンスに優れた逸品といってよいと思います。

詰め替え用があるのも嬉しい

<本日の所要時間90分>
公式さんにもamazonさんにも全成分表示がなく、手もとの製品を見て成分をひとつひとつ打ったせいで、えらい時間がかかりました。
慢性的な目の疲れに加え、老眼も怪しくなってきた年齢なのできつい…きついよ。

【シャンプー】モイスト・ダイアン ボタニカル シャンプー モイスト

モイスト・ダイアン ボタニカル シャンプー モイスト 480ml
モイスト・ダイアン ボタニカル シャンプー モイスト 480ml
997円
※2018年6月amazonでの価格
全成分:
水、スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na、ラウラミドDEA、コカミドプロピルベタイン、コカミドDEA、ココイルメチルタウリンNa、ココイルグルタミン酸TEA、ポリクオタニウム-10、DPG、アルガン油ポリグリセリル-6エステルズ、シア脂アミドプロピルベタイン、ココイルアラニンTEA、ローズマリー葉エキス、アルテア根エキス、カミツレ花エキス、セージ葉エキス、ラベンダー花エキス、タチジャコウソウ花/葉エキス、トウキンセンカ花エキス、ダマスクバラ花エキス、ニガヨモギエキス、サントリソウエキス、BG、プルーン種子エキス、シロバナルーピン種子油、テオブロマグランジフロルム種子脂、マンゴー種子油、バオバブ種子油、アルガニアスピノサ核油、カラパグアイアネンシス種子油、スクレロカリアビレア種子油、サガラメエキス、ゼイン、ハチミツ、加水分解エンドウタンパク、サトザクラ花エキス、ヨーロッパシラカバ樹皮エキス、スイゼンジノリ多糖体、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、塩化Na、ラウリン酸BG、ポリソルベート20、グリセリン、クエン酸、水酸化Na、リンゴ酸、トコフェロール、アスコルビン酸、EDTA-2Na、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料、カラメル
モイスト……だ、と?
人気のノンシリコンシャンプーですね。
当店のお客様でもお使いの方がちらほらいらっしゃいます。
界面活性剤はスルホコハク酸(C12-14)パレス-2Naというアルコール系(陰イオン系界面活性剤、皮膚刺激は少ない)がトップで、ココイルメチルタウリンNa、ココイルグルタミン酸TEAなどのアミノ酸系も入っています。この価格帯のノンシリコンシャンプーではよく見るというか、最早定番と言っても過言でない感じではないのかと。
美容訴求成分はたくさん入っています。
ボタニカルを冠するにふさわしく、ローズマリー葉エキス、アルテア根エキス、カミツレ花エキス、セージ葉エキス、ラベンダー花エキス、タチジャコウソウ花/葉エキス、トウキンセンカ花エキス、ダマスクバラ花エキス、ニガヨモギエキス、サントリソウエキスなどの植物エキス群がずらずらと。
ちなみにボタニカルとは、goo辞書によると「植物の。植物性の。植物学の。」という意味だそうです。
ダイアンというブランドはいち早く「オイルシャンプー」を打ち出していたかと思いますが、シロバナルーピン種子油、テオブロマグランジフロルム種子脂、マンゴー種子油、バオバブ種子油、アルガニアスピノサ核油、カラパグアイアネンシス種子油、スクレロカリアビレア種子油などの油性成分もずらずらと名を連ねています。
ただ、水にさらされても流れにくいような保湿成分は全く入っていません。
そもそも、クレンジングや洗顔、シャンプーなどに含まれる美容訴求成分は肌や髪にほとんど残らないと考えられています。残るのはヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムのようなカチオン化された成分です。見たことのあるシャンプーで入っているのはコレ。古いシャンプーなのですでにリニューアルされているかもしれません。
油分は水では流れないではないか、というご指摘もあるかと思うのですが、「洗う」性質のあるアイテムは当然界面活性剤が主となっています。皮脂やメイクなどの油性汚れを落とすためです。そのため、油性の美容訴求成分もほとんど一緒に落ちると考えられます。また、オイルはその中にビタミンEなどの注目すべき美容効果を持つ成分を含んでいますが、オイルそのものの美容効果は高くなく、特にもともと皮脂量の多い頭皮のような環境においては取り入れるべき優先順位も低いかと思います。
しかし、このシャンプーにおいては、性能うんぬん言うのは、やはりナンセンスなような気がします。
植物エキスとオイル……消費者が好みそうなワードが詰まっていて、それを体現するかのような鮮やかなグリーンのボトルで、きっと香りもなんかナチュラル系(勝手な想像)でいい感じなんじゃないでしょうか。
化粧品やシャンプーを選ぶとき、誰もが性能で選ぶわけではありません。使用感やブランドイメージで選んだって良いのです。
これは、そういうニーズを満たす製品なのではないかと思います。
真剣に頭皮環境や髪に対して、何らかの効果を求める方に向いたものではないかと思います。
***
以上で2017年分のアフィリエイト還元企画を終わります。
シャンプーとシートパックという全く違うアイテムですが、折しもその性質はよく似たものであったような気がします。性能うんぬんとかではなくて、使うこと自体を楽しむようなアイテムかと。
以前、1,000円以下の洗顔料を500点ほど見て記事を上げましたが、どのアイテムでも1,000円前後というのはあまり大差ない印象です。消費者側も真剣に性能などを考えて選ばない価格帯だとも思いますが……。
そんなこともあって、ここのところすっかりシャンプーを見るのに飽きてしまい、掲載のシャンプーがすっかり時代遅れになってしまいました。
偶然とっても良いシャンプーを見つけたので、次回はそれを紹介したいと思います。
<本日の所要時間40分>

【シートパック】KOSE コーセー クリアターン 超濃厚保湿 マスク EX・純国産米マスク EX

KOSE コーセー クリアターン 超濃厚 保湿 マスク EX 40枚 フェイスマスク
KOSE コーセー クリアターン 超濃厚 保湿 マスク EX 40枚 フェイスマスク
839円
※2018年6月amazonでの価格
全成分:
水、DPG、BG、グリセリン、エタノール、アルガニアスピノサ核油、セリン、トコフェロール、ヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム-51、メドウフォーム油、ユビキノン、水溶性コラーゲン、EDTA-2Na、PEG-20水添ヒマシ油、キサンタンガム、ジ(C12-15)パレス-8リン酸、セテアリルアルコール、テトラオレイン酸ソルベス-30、ポリソルベート80、ミネラルオイル、リン酸2Na、リン酸Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン
KOSE コーセー クリアターン 純国産米 マスク EX 40枚 フェイスマスク
KOSE コーセー クリアターン 純国産米 マスク EX 40枚 フェイスマスク
957円
※2018年6月amazonでの価格
全成分:
水・DPG・BG・グリセリン・エタノール・アルガニアスピノサ核油・コメヌカエキス・コメ発酵液・トコフェロール・メドウフォーム油・ユビキノン・加水分解コメエキス・加水分解コメヌカエキス・EDTA-2Na・PEG-20水添ヒマシ油・キサンタンガム・ジ(C12-15)パレス-8リン酸・セテアリルアルコール・テトラオレイン酸ソルベス-30・ポリソルベート80・ミネラルオイル・リン酸2Na・リン酸Na・エチルパラベン・フェノキシエタノール・メチルパラベン
誰がどういう目的で使うかによって評価が変わってくるアイテム
いつ、どんなときに「パック」をしようと思うでしょうか。
一般的には、普段のお手入れでは物足りない(肌の調子が良くない)ときや、特別な日のためにさらにコンディションを上げたいときに用いるものではないかと。
それをふまえ、40枚で千円以下というなんともお手頃価格のこちらの製品。
そもそも私の認識しているパックの利用目的と一致しているのかどうか、あやしいように思います。
毎日利用している人が多いのか…?
この二つの製品、成分そのものは良く似ています。
水(基材)に、DPG、BG、グリセリンなど基本的な保湿剤が入り、「超濃厚 保湿 マスク」タイプにはヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム-51、水溶性コラーゲン、などの美容訴求成分、「 純国産米 マスク」タイプには加水分解コメエキス・加水分解コメヌカエキスなどが入っています。
どちらにも入っているユビキノンはコエンザイムQ10のこと。医薬品成分名だとユビデカレノンです。活性酸素のうち数種類を除去する効果で老化予防(アンチエイジング)効果が期待されます。化粧品への配合上限は0.03%です。
そう。ユビキノンの配合上限は0.03%なんですよ。
成分表示を見るとわかりますが、その割にけっこう上位表示なんですよね。
つまりその下に表示されている成分は0.03%≧というわけです。
どちらにもアルガニアスピノサ核油、ミネラルオイルなどの油分と界面活性剤(水と油を混ぜるためのもの)が入っていますし、キサンタンガムという増粘剤も入っていますからシートに含んでいる液体そのものは、しっとり、濃厚な感じがあるかもしれませんが、その質感と保湿力は比例しません。
肌の保湿に油分という選択は2018年の現在ではかなり古い考え方です。
ヒアルロン酸Na、ポリクオタニウム-51、水溶性コラーゲン、このあたりは有意に肌の水分量を増やす成分ですが、いかんせん入っている量が少なすぎると思います。40枚=数百円というお値段では当然ではありますが…。
エタノールが入っていて、なおかつけっこうな量が入っているのも気になる点であります。
エタノールは溶剤であるとともに、抗菌、収れん、乾燥促進効果があります。さっぱりタイプの化粧品の使用感向上目的なんかのために使われることが多いです。
成分を見た印象では、お値段相応かな、という感じです。
100均の化粧品なんかでも有り得る表示かと。
冒頭に戻りますが、もしパックを基本的なケアに追加するもの、として考えた場合はこちらの製品をチョイスするのは適切でないと思います。
お使いになっている化粧品のグレードにもよりますし、化粧品の質と値段は必ずしも比例しませんが、一般的に考えて2千円以上の化粧水で普段のケアをスタートしている方だと、お使いの化粧水よりもこのパックに含まれる液体の方が質が悪い可能性が高くなるのではないかと。
逆にふだんスキンケアらしいものはしておらず、洗顔後はこのパックだけペロンと一枚乗せている、という場合は何もつけないよりも全然良いと思います。
40枚でこのお値段ということは、後者の使い方を想定しているような気がしないでもありません。
シートパックの存在意義、基本的な効果と選び方は以前まとめたのでそちらをご覧ください。

次回もまた1週間後に更新したいと思います。
<本日の所要時間50分>

アフィリ還元企画~2017年分~

はい。大分また間が空いてしまったんですけれど…(皆まで言うな)
死に体のワタクシのアフィですが、未だにじわじわとご協力いただいている方がいらっしゃり、慌ててこれは約束している還元企画は行わなければ、と思った次第でございます。

■目次

 1.amazonアフィリ還元企画とは?
 2.今回のお品書き
 

1.amazonアフィリ還元企画とは?

エステサロンの現場で培った生の知識や経験と、凝り性の性分を生かして独学で学んだ皮膚科学ベースの知識を基に、うちのamazonアフィリリンクを通してお求めいただいた化粧品、シャンプー、美容機器なんかを考察してみるよ! という企画。
このブログ、地味にamazonのアフィリエイトリンクが貼ってあるのですが、このリンクを通して何かをお求めいただくと私にスズメの涙程度の報酬が入っております。
お客様は損しませんし、個人を特定できるような情報はもちろん取得できないような仕組みになっていますが、そのお心意気に感謝してブログ開設当初から開催しています。

2.2017年1月1日から12月31日までにお求めいただいた対象製品

KOSE コーセー クリアターン 超濃厚保湿 マスク EX 40枚入
KOSE コーセー クリアターン 超濃厚保湿 マスク EX 40枚入
KOSE コーセー クリアターン 純国産米マスク EX 40枚入
KOSE コーセー クリアターン 純国産米マスク EX 40枚入
モイスト・ダイアン ボタニカル シャンプー モイスト 480ml
モイスト・ダイアン ボタニカル シャンプー モイスト 480ml
以上3点です。
このブログのアフィリが瀕死の状態だというのもあるんですけれど、他は掲載済みの製品をご購入いただいていることが多かったようです。
お求めの方が購入を後悔していないかどうかは気がかりなことではありますが、購入の決断にこのブログが一役買ったとしたら、それは光栄なことです。
期限を決めないとダラダラしてしまうので、次回更新は一週間後ということでここで勝手にお約束しておきたいと思います。
自分で自分のケツを叩くためだけにです。はい。
***
5月中旬、美容商材の展示会へ行って業界の動向と化粧品のトレンドをチェックしてきました~
こちらのブログ(本業ブログ)に覚書程度にしたためました
ご興味の向きはぜひに