【サロン用コスメの成分を考察】資生堂 アデノバイタルシャンプー

資生堂 アデノバイタル シャンプー 500ml(GPシャンプー) -
資生堂 アデノバイタル シャンプー 500ml(GPシャンプー) –
資生堂 アデノバイタル シャンプー 500ml
1,976円

※2017年6月amazonでの価格
※参考価格4,320円
頭皮がべたつきがちな男性向けシャンプー
成分見て行きます。

ラウレス硫酸Na
コカミドプロピルベタイン
PEG-2ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na
ソルビトール
ラウリン酸PEG-2
ココイルメチルタウリンNa
塩化Na
ポリクオタニウム-10
メントール
ベタイン
ポリクオタニウム-7
ポリクオタニウム-11
グリチルリチン酸2K
酢酸トコフェロール
メタケイ酸アルミン酸Mg
アルギニン
ポップエキス
サンショウエキス
チオタウリン
オノエスエキス
シソエキス
クエン酸
クエン酸Na
アデノシン
エタノール
メチルタウリン酸Na
EDTA-2Na
BG
安息香酸Na
フェノキシエタノール
香料
ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、PEG-2ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na、ココイルメチルタウリンNaということなので、「高級アルコール系」+「アミノ酸系」、さらに洗浄助剤によるはたらきで泡立ちよく、さっぱり洗いあがるのではないかと予想。
メントール(爽快感、血行促進)を含むので、爽快な洗い心地ではないでしょうか。
髪に作用するものは塩化Na、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-11などが主なので控えめ。「軋む」というほどではないかと思いますが、女性の髪には少々厳しそう。ちなみにノンシリコンシャンプーです。
資生堂 アデノバイタルスカルプエッセンスV で取り上げた養毛成分「アデノシン」も含まれていますが、水で流すものに含まれる場合、美容成分はほぼ吸収しないと考えて良いそうなので、気にしなくて良いかも。
皮脂が多くなりがちな20代-50代の男性に向く、すっきり爽快な洗い上がりのシャンプーではないかと思います。

ちなみに、ラウレス硫酸Naは『化粧品成分用語事典2012』によると、
「毒性が指摘されるラウリル硫酸Naと比較されるが、どちらも旧表示指定成分にもなっている強い洗浄力をもつ洗浄剤であるが、ラウリル硫酸Naよりは皮膚に対する作用が温和で刺激が少なく、シャンプーとして使用した場合、比較的しなやかな感触を髪に残す」
とあります。
近頃はラウレス硫酸Naを毛嫌いする風潮もやや落ち着いたように感じますが、少し前、巷でまことしやかに囁かれていたような「発がん性」や「毒性」は明確な根拠があるようには思えません。
配合上限も設けられているわけではないし…。
ただ、シャンプーに使われやすい界面活性剤のなかでは脱脂力、洗浄力は強い方なので、もちろん合う合わないはあるでしょう。
皮脂分泌の低下が顕著になる40代半ば以降の女性は、コンディションに合わせて見極めた方が良いかと思いますが、男性はまず心配ないのではないでしょうか。
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以上、恒例のアフィリ還元企画
うちのリンクを通して購入していただいたもので、好奇心旺盛なエステティシャンの専門領域にあるものはなんとなく成分を考察するよ!
2016年上半期版をお送りいたしました。
ちなみに…
2016年下半期はブログの更新をサボっていたのもあり、アフィリがほとんど稼動していなくて、ですね。
該当するものがありませんでした……
2017年上半期にご期待くださいませ。
ご協力ありがとうございました!