あっちーですね!!
昨日札幌では35℃を記録しました。21年ぶりだそうで……。
太陽さんのパワーが強いと、日焼けも絶好調に進みます。紫外線と赤外線には相乗効果があるそうです。
毎日のUV対策に欠かせない日焼け止め、使っているといろいろと気になることも出てきます。今日は毎年多いお問合せ「日焼け止めあるある」についてまとめてみたいと思います。
<日焼け止めあるある1>
洗顔しても落ちていない気がする
洗顔後も膜が張ったようになって玉状に水を弾いているのなら、それは落ちていないサイン。
密着度の高い日焼け止めを落とすときは、クレンジング剤をたっぷり手に取り、指の腹でクレンジング剤のうえを円を描くようにクルクルと動かし、日焼け止めが浮いてくるのを待ちます。このときの時間の目安は顔全体で40秒くらい。この40秒という時間はいつもよりも「長め」であることが多いようです。
それでも落ちないようなら、クレンジング剤の洗浄力を上げることを考えてみてください。
参考
クレンジングの形状から洗浄力と肌への負担を推察する(過去記事)
<日焼け止めあるある2>
日焼け止めを塗っていたのに焼けた
考えられる原因は3つ
①ぬっている量が少ない
②汗や雨、皮脂などで落ちてしまった
③汗をぬぐったときや頬杖をついたときなどの摩擦で落ちてしまった
①②③全部、ということもありますが、対応すると改善しやすいのは「ぬっている量」です。
日焼け止めに表記のSPF値は、1平方センチメートルあたり2mgという規定量でテストされた効果で、これは実は相当な厚塗り。塗っているのに焼けるという場合は、いつも使っている量の倍くらいのイメージで重ねぬりしてみてください。厚塗りに抵抗があるときは、少なくとも頬骨周辺や鼻など紫外線がよく当たる場所には必ず重ね付けを。女性が日常的に使っている日焼け止めの量は、テスト時の規定量の1/4程度とも言われています。
ジェルやスプレー、ローションなど肌にたっぷり乗せにくい形状の日焼け止めをお使いなら、クリームタイプに変えるとしっかり肌にのせられます。汗っかきさんや皮脂が多い人、プールや海水浴などのレジャーの際は撥水剤がしっかり含まれているウォータープルーフタイプを選んでみてください。
<日焼け止めあるある3>
ごしごしすると皮がめくれてくる。かぶれたの?
恐らく、皮ではなく日焼け止めに含まれる「紫外線散乱剤」が浮いてきていると思われます。ノンケミカルタイプの日焼け止めの、主なサンスクリーン成分である紫外線散乱剤は粉状で、それを油性原料などと混ぜて皮膚のうえに伸ばしています。例えるならば、水で練った小麦粉を肌のうえに乗せている感じ。
なので、シャワーやお風呂のときに肌をこすると、垢のようにボロボロと出てくることがあります。その場合はゴシゴシこすって落とすと肌を大変傷めますので、クレンジング剤で乳化させて(浮かせて)流しましょう。
<日焼け止めあるある4>
日焼け止めを使っていると肌の調子が悪くなる
ケミカルタイプ(紫外線吸収剤使用)の日焼け止めを使っている場合は、SPF30前後のノンケミカルタイプの日焼け止めに変えてみる。ノンケミカルタイプの日焼け止めを使っている場合は、クレンジング・洗顔後の保湿ケアをもっと手厚くするなどの対応を。
ケミカルタイプの日焼け止めは、肌のうえで化学変化を起こすため負担となり、デリケートな方だと荒れたりすることがあるようです。ノンケミカルタイプはその点では肌にやさしいのですが、紫外線散乱剤は粉状のため皮脂を吸着し、乾燥することがあります。
とはいえ、気温が高く、紫外線が強い夏場は肌には負担が多い時期なので、日焼け止めが肌不調の直接の原因ではない可能性もあると思います。
以上、日焼け止めについてよくあるご質問、「日焼け止めあるある」でした。
紫外線は空から地上へまっすぐに降り注いでいるだけでなく、建物や植物などさまざまなものに反射しています。そのため、日傘や帽子での対策はUV対策としては不十分です。
美容の観点からは、少なくともお顔にはUV防止成分を含む日焼け止めや化粧下地、BBクリーム、ファンデーション(ファンデーションは基本的にはSPF表示がなくても紫外線カット効果があります)などを必ず塗り、日傘や帽子は熱中症対策にご活用ください。
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1500円以下のいい日焼け止めをお探しなら
冒頭部分、日焼け止めの詳しい選び方については こちら で読めます。ムリョーです。
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