コロナ禍でのスキンケアポイント

全国的に大変な暑さですね。
わたくしの住まう札幌も暑いことは暑いですが、本州とはやっぱり比べものになりません。朝晩は涼しい日もありますし、湿度がそれほど高くない日も挟んだりしています。

しかし、マスクをしてのこの暑さは本当に過酷……

暑さと息苦しさは深刻ですが、美容の観点からは肌へのダメージも心配です。

マスク生活もかれこれ半年超と大分長くなってきていますし、この強い日差しのしたでマスクというのはこれまであまり経験したことがない人が多いと思います。

今日は、マスク着用時に気を付けたいスキンケアのポイントをまとめてみたいと思います。


■目次

 1.マスクしていても日焼けする?
 2.マスクで肌荒れ その対処法
 3.まだまだある マスクリスク
 4.まとめ

1.マスクしていても日焼けする?


結論からいうと、します。

特に不織布やガーゼはノーガードと同じと思ってもらっていいです。覆われている感で何となく守られている気がしますが、紫外線はガンガン通っています。

今はさまざまな素材のマスクがあるので、物によっては紫外線をカットできるものもありますが、一般的にはマスクをしていても日焼けはすると思ってもらった方がよいかと。

なので、マスクをしていないときと同じレベルの紫外線対策……つまり、日焼け止め+ファンデーションを重ねることをおすすめいたします。

紫外線対策なら日焼け止めだけでもよいのでは? とお考えの方もいらっしゃると思うのですが、製品に表示されているSPF値は1平方センチメートルあたり2mgもの量を塗布してテストされた値です。つまり、表記のパフォーマンスを得ようとすると、思っている以上のかなりの厚塗りが必要。

一説によると、世の女性が日常的に使用している日焼け止めの量は、適量の1/4程度に留まっているそうな。また、ある一定の期間、日焼け止めだけを使用してきた場合とファンデーションだけを使用してきた場合では、ファンデーションのみの場合のほうが紫外線による悪影響を防げていた、という研究もあるようです。

現実的にはファンデーションと重ねてあげた方が、高い紫外線カット効果を得られる可能性が高いです。

▼ 参考 意外と多い?! 日焼け止めの正しい使用量
https://skin-care.page/2016/06/14/438851591-html/

ファンデーションは、スキンケアの観点からはパウダーの方がよろしいです。リキッドやクリームは余分なものが多く入っているので肌に負担になりやすいし、洗浄力の強いクレンジング剤が必要になることも多いので。



2.マスクで肌荒れ その対処法


肌荒れの定義って意外と難しいのですが、ここでは――

・にきび・吹き出物
・ガサガサとざらつき(表面に凹凸)
・軽いかゆみや赤み

などを肌荒れとし、それがマスクで覆われている頬や口元、あご等に見られるときのの対策と原因などをまとめます。

にきびや吹き出物は、「皮脂」や「アクネ菌」が原因とされよく知られているのではないかと思いますが、それは直接的な原因ではなく、にきびや吹き出物ができる第一歩は角質が厚くなることです。(角質肥厚といいます)

厚くなった角質によって毛穴がふさがれ、その中で常在菌であるアクネ菌が皮脂などの油分を餌に過剰繁殖することによってできます。

常在菌であるアクネ菌や皮脂は、皮膚にとって必要なもので常に有る(分泌される)ものですから、いくら洗顔で落としたり殺菌剤の入った化粧品でケアをしても根本的な解決にはなりません。角質が厚くなりすぎないようにコントロールすることがもっとも大事です。

角質が厚くなる原因はまだ完全には分かっておらず、いくつも考えられていますが、その一つに肌の乾燥があります。

実は夏は、汗をかいたり、冷房や扇風機の風にあたったり、スキンケアがおろそかになりやすいなど、冬とは違った要因で肌の乾燥に注意が必要な季節です。

マスクのせいでスキンケアやメイクの優先度が下がり、今年は特に肌のコンディションがよくない人が多いようです。

まずはあごや口元の角質をピーリング効果のある洗顔料で洗いましょう。そうすることでざらつきやゴワゴワ感もケアでき、化粧水や美容液もよくなじみます。

夏は美白ケアに力を入れている方もいらっしゃるかと思いますが、美白成分の大半が保湿効果はもっていません。保湿効果と美白効果両方をもっているのは、メジャーなところだとプラセンタぐらいです。

美白化粧品を使用していると、保湿力が足らず、特に口元や頬など皮脂腺が少ない部分では乾燥がすすみます。粉を吹いたような感じや、洗顔後に赤みやかゆみを感じるようなら乾燥のサインです。

セラミドやその類似成分などを含む美容液とクリームでしっかり保湿を。



3.まだまだあるマスクリスク

ニキビや吹き出もの、ガサガサとざらつき、赤みやかゆみの他、長期的にマスクをつけていることで、紐や縁がこすれることで色素沈着(茶色くなってしみのようになる)やほうれい線が濃くなったり、フェイスラインがよりたるむということも起こります。

色素沈着やほうれい線、たるみのケアは通常の化粧品ではケアが難しく、ごく一部の最先端の成分を含む化粧品しか対応しません。肌はうるおっているとこすれなどの摩擦にも強くなるし、たるみやしわの第一歩は乾燥によっておきます。

まずは、スキンケアの基本である角質コントロールと保湿をしっかり行っていただくのがおすすめです。



4.まとめ


ただでさえスキンケアが億劫になる夏ですが、マスクのせいでどうせ見えないなら……と思えば、よりおサボリしたくなるのが人の心理というもの。人間らしくて個人的にはそれも好ましく思いますが、いつかマスクを外してふつうの生活をするようになったとき、急激に老いた口元が悩みの種になるのは悲しいです。

顔のした半分は年齢が出やすい部分で見た目に特に影響します。

この夏こそ、ピーリング剤を含む洗顔料+化粧水+美容液+クリームでしっかりしたスキンケアをぜひどうぞ。

どうしてもおサボリしたいときは、化粧水だけを塗るのではなく、クリームだけにしてください。

クリームは化粧水に比べ、美容訴求成分が濃く含まれている傾向が強いですし、油溶性と水溶性両方の成分を取り込むことができます。化粧水はほとんどが水なので気持ちよさはありますが、あまり美容効果がないのが残念なところ。

おサボリ時はクリームで。



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久々に書いたらなんだかまとまりのない話になっちゃった……

しかも引っ越し仕立てで使い方もよく分からず、過去記事などかなり見づらいかも。

少しずつ改善していきたいと思います。



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